- 入院中の双胎妊婦へのケアに関する助産師の認識, 赤垣 衣美, 佐々木 睦子, 石上 悦子, 母性衛生, 60, (3), 264 - 264, 2019年09月
- パートナーからの情緒的サポートに対する産後1ヵ月の初産婦の思い, 岡 未奈, 佐々木 睦子, 石上 悦子, 母性衛生, 60, (3), 303 - 303, 2019年09月
- パートナーからの情緒的サポートに対する産後1ヵ月の初産婦の思い, 岡 未奈, 佐々木 睦子, 石上 悦子, 香川大学看護学雑誌, 23, (1), 1 - 10, 2019年03月, [査読有り]
目的 パートナーからの情緒的サポートに対する産後1ヵ月の初産婦の思いを明らかにすることである。方法 A大学医学部附属病院で産後1ヵ月健診を受けた初産婦9名を対象に、半構造化面接を行い、質的帰納的に内容の分析を行った。香川大学医学部倫理委員会の承認後に実施した。結果 対象者の平均年齢は30.3歳。分析結果より7カテゴリーが抽出された。産後1ヵ月の初産婦は、妊娠中に期待するほど夫が私に関心を持ってくれなかったことや、産後に気持ちのずれを感じて、【もっと私に関心をもってほしい】の思いや【家事と育児の両立の大変さをわかってほしい】を求めていた。しかし、子ども中心の生活が始まると、【夫のさりげない思いやりが嬉しい】など、頑張りを認めて、寄り添う情緒的サポートに喜びも感じていた。産後1ヵ月の初産婦は、パートナーからの情緒的サポートに喜び感謝する思いと、期待して求める思いが揺れ動きながら、【妊娠出産を通した夫の支えで、一層信頼できる】ようになっていった。そして、全てを受け入れてくれる夫は、【私を一番理解してくれるので安心する】存在であり、【夫と一緒ならこの先も頑張れる】の思いに繋がっていた。考察 産後1ヵ月の初産婦は、パートナーの情緒的サポートによって、喜び感謝する思いと期待して求める思いが揺れ動いていた。また、パートナーからの家事・育児の手段的サポートと、あらゆる言葉と行動の中に込められた気遣いや思いやりを情緒的サポートとして捉えていると考える。結論 産後1ヵ月の初産婦は、パートナーからの情緒的サポートを受けて、パートナーへの信頼と安心感を深め、これから先も夫婦一緒であれば頑張れるという自信に繋がっていた。(著者抄録)
- 入院中の双胎妊婦へのケアに関する助産師の認識, 赤垣 衣美, 佐々木 睦子, 石上 悦子, 香川大学看護学雑誌, 23, (1), 11 - 21, 2019年03月, [査読有り]
[目的]入院中の双胎妊婦へのケアについて助産師がどのように認識しているかを明らかにすることを目的とした。[方法]総合周産期母子医療センター2施設で勤務する、助産師習熟段階レベルIIIを認証された助産師9名を対象に半構造化面接を行い、質的帰納的に内容の分析をした。香川大学医学部倫理委員会の承認後に実施した。[結果]対象者9名の平均年齢は39.0歳、平均助産師経験年数は12.4年。分析結果より9カテゴリーが抽出された。助産師は【双胎妊婦は急変リスクが高いことを念頭におく】を意識し、【双胎妊婦とまず信頼関係を築く】ことを重要と考えていた。そして、助産師は【二児の児心音を短時間で正確に聴取することを最優先する】、【双胎妊婦は不快症状が強く現れやすいため意識して安楽な生活を工夫する】等、安楽に過ごす入院生活の重要性を認識していた。また、【双胎妊婦が分娩経過を受け止めることが大事】であると考え、個別的に分娩経過を説明していた。更に、【双胎児への愛着を促すことを常に意識している】、【双子の育児をイメージ出来ることを大切にする】の思いがあり、妊娠中から産後の育児を見据えて双胎妊婦と家族に働きかけていた。更に、助産師はこれらのケアに【十分介入出来ていないので満点をつけることはない】が、【双胎妊娠の思いを受け止め、頑張りを認めて全力で寄り添いたい】を合わせて認識していた。[考察]助産師は双胎妊婦特有の急変リスクに伴う身体的・精神的負担を考慮して、安全・安楽な入院生活の重要性、および双胎の分娩経過と双子育児がイメージできる重要性を認識していた。そして、助産師は自己のケアに対して十分関われていないが、全力で寄り添いたいという目標を掲げていた。[結論]助産師は双胎妊婦へのケアに対して十分関われていないが、全力で寄り添いたいと認識していた。(著者抄録)
- 妊産婦のSTSに対する隠された思いへの助産師の支援, 加藤 智子, 石上 悦子, 母性衛生, 57, (3), 191 - 191, 2016年09月, [査読有り]
- 乳がんの早期発見に向け助産師ができること, 石上 悦子, 臨床助産ケア: スキルの強化, 7, (3), 72 - 76, 2015年05月, [査読有り]
- 高知大学医学部看護学科看護学生の「看護職に必要なコミュニケーション力・表現力・協働実践力」到達度, 山脇 京子, 岡田 久子, 小松 輝子, 齋藤 美和, 坂本 雅代, 石上 悦子, 吉村 澄佳, 高橋 永子, 高知大学看護学会誌, 8, (1), 39 - 46, 2014年11月, [査読有り]
本学科では、看護職に必要な「コミュニケーション力・表現力・協働実践力」の育成に取り組んでいる。今回、これら3つの能力の到達状況を明らかにし教育への基礎資料を得ることを目的に、1年生から4年生を対象として、学生の自己評価に関する調査を実施した。その結果、概ね3つの力の基本となる項目は到達されていた。今後の課題は、基礎的な能力を基盤とした応用力を身に付けさせることである。(著者抄録)
- 看護学生が実習をとおして学んだ「子どもの権利を守る看護」 "説明と同意"に焦点を当てて, 吉村 澄佳, 尾原 喜美子, 村上 歩, 濱田 佳代子, 小松 輝子, 石上 悦子, 池内 和代, 高知大学看護学会誌, 8, (1), 55 - 63, 2014年11月, [査読有り]
本研究は、子どもの権利"説明と同意"がどのように守られているかについて、看護学生の実習を通した学びのレポートを分析したものである。学生は"説明と同意"が行われている場面では、[子どもの個別性に応じた看護]、[親の意思決定を支援する]、["説明と同意"の有無による子どもへの影響]の3つの状況があることを学んでいた。この結果から、学生間の学びの共有と、学生の学びを深める教員の関わりが必要であることが明らかとなった。(著者抄録)
- 助産師の助産師志望理由と助産師の達成動機, 大林 真由実, 石上 悦子, 母性衛生, 55, (3), 213 - 213, 2014年08月, [査読有り]
- 助産師の乳がんに対する関心と知識 妊娠・授乳期の乳がんの発見と対処行動, 石上 悦子, 小松 輝子, 濱田 佳代子, 吉村 澄佳, 村上 歩, 池内 和代, 母性衛生, 55, (3), 260 - 260, 2014年08月, [査読有り]
- 【大学発アロマテラピーの今】(第2部)大学におけるアロマテラピーの取り組みとその現状 高知大学, 石上 悦子, 沢村 正義, aromatopia, 23, (2), 36 - 37, 2014年03月, [査読有り]
- アロマテラピーの取り組みとその現状―教育および研究の現場から―高知大学, 石上悦子, 沢村正義, 2014年
- 青年期にある未婚女性の骨盤とライフスタイルとの関連(第2報) 骨盤外計測を用いて, 小松 輝子, 村上 歩, 吉村 澄佳, 浜田 佳代子, 石上 悦子, 池内 和代, 尾原 喜美子, 母性衛生, 54, (3), 240 - 240, 2013年10月, [査読有り]
- 助産師が抱く乳がんに対する知識・関心・看護実践の調査, 石上 悦子, 尾原 喜美子, 母性衛生, 54, (3), 262 - 262, 2013年10月, [査読有り]
- 青年期にある未婚女性の骨盤とライフスタイルの関連 骨盤外計測を用いて, 小松 輝子, 尾原 喜美子, 池内 和代, 石上 悦子, 浜田 佳代子, 村上 歩, 母性衛生, 53, (3), 153 - 153, 2012年10月, [査読有り]
- 未管理妊娠・飛び込み分娩の養育問題と育児支援 府立母子医療センターの事例分析より, 山下 典子, 酒井 昌子, 藤江 のどか, 石上 悦子, 浅野 浩子, 植田 紀美子, 日本未熟児新生児学会雑誌, 22, (3), 544 - 544, 2010年10月, [査読有り]
- 当院における鏡視下手術への取り組み マニュアル化によるスタッフの知識と技術の向上を目指して, 石上 悦子, 阪口 和子, 清水 弥生, 井戸 佳子, 日本小児外科学会雑誌, 37, (2), 350 - 350, 2001年04月, [査読有り]
- 早期早産褥婦における搾母乳量の検討 運搬搾母乳量に関与する因子について, 宮川 祐三子, 西守 由加里, 石上 悦子, 大阪府立母子保健総合医療センター雑誌, 6, (2), 37 - 41, 1991年03月, [査読有り]