変貌するリーガル・マーケットとドイツ弁護士職業法-我が国弁護士職業法の未来図-
日本学術振興会:科学研究費助成事業
研究期間 : 2015年04月 -2019年03月
代表者 : 森 勇; ヘンスラー マーティン; プリュッティング ハンス; キリアン マティアス; 坂本 恵三; 應本 昌樹; 春日川 路子
本研究は、リーガルマーケットからのデマンドが変化・多様化し、弁護士を取り巻く環境がl量的にも質的にも変化する中、弁護士を「法的紛争処理機構の独立の一機関」と規定するドイツの弁護士職業法が、職業ないしはその実践の自由という基本権のもとで、弁護士の基本的義務、わけても[弁護士の独立性」、「守秘義務」そして利益相反禁止につき、現在どのような状況にあり、そしてまたどのような課題あるいはその解決を模索しているかを明らかにしたものである。