Researchers Database
Miyake Takeshi
|  | ||
Last Updated :2025/04/24
Researcher Information
J-Global ID
Research Interests
Research Areas
Academic & Professional Experience
- 2021/04 - Today 香川大学教育学部, 教授
- 2012 - Today 香川県立保健医療大学, 非常勤講師
- 2010/10 - 2021/03 香川大学教育学部, 准教授
- 2013 - 2016 National Institute of Technology, Kagawa College
- 2009 - 2010 京都大学文学研究科, 非常勤講師
- 2009 - 2010 京都大学文学研究科, 特別研究員
- 2008 - 2010 Kyoto University of Foreign Studies
- 2006 - 2010 Kansai University
- 2006 - 2010 京都市立紫野高等学校, 非常勤講師
- 2005 - 2010 Kyoto Municipal Junior College of Nursing
- 2010 洛和会京都看護学校, 非常勤講師
- 2010 京都大学文学研究科, 教務補佐員
- 2007 - 2009 京都コンピュータ学院, 非常勤講師
- 2004 - 2005 Kyoto UniversityGraduate School of Letters
- 2002 - 2004 Kyoto UniversityGraduate School of Letters
Education
- 2001/04 - 2004/03 Kyoto University 文学研究科 思想文化学専攻 博士課程 研究指導認定退学
- 1999/04 - 2001/03 Kyoto University 文学研究科 思想文化学専攻 修士課程
- - 1998/03 Kyoto University Faculty of Letters 哲学科
Association Memberships
Published Papers
- ベルクソン哲学と当時の社会科学の関係に関する文献的・実証的研究三宅岳史科学研究費補助金研究成果報告書 1 - 99 2023/03
- 「実証的形而上学と拡張ベルクソン主義」三宅岳史『アルケー』 (21) 17 - 29 2021/06 [Refereed][Invited]
- 「教養としての科学観――大学教養教育の現状と課題をふまえて」三宅岳史『日本の科学者』 (55) 27 - 33 2020/05 [Refereed][Invited]
- 生物学・心理学がベルクソン哲学に与えた影響に関する文献的・実証的研究三宅岳史科学研究費補助金研究成果報告書 1-103 2016/03
- 「リーマンと心理学、そして哲学」三宅岳史『現代思想』臨時増刊号 総特集：リーマン 44-6 161 - 175 2016/03 [Refereed]
- Le concept de finalit? chez Bergson et Driesch三宅岳史Revue de Philosophie Fran?aise (20) 168 - 179 1343-1773 2015/09 [Refereed]
- 「カオス研究前史と決定論をめぐる論争」三宅岳史『VOL』 以文社 (5号) 100 - 113 2011
- 「『創造的進化』における生物の機能と形態の問題」三宅岳史『哲学論叢』 京都大学哲学論叢刊行会 (36) 44 - 55 0914-143X 2009 [Refereed]
- 「ベルクソニスムと偶然性の問題」三宅岳史『哲学研究』 京都哲学会 (585号) 86 - 108 0386-9563 2008 [Refereed]
- 「ベルクソン哲学と規約主義における仮説選択の働き」三宅岳史『フランス哲学・思想研究』 (12) 49 - 62 2007 [Refereed][Invited]
- 「ベルクソン哲学の生成における実証科学の役割」三宅岳史学位論文 1 - 132 2007 [Refereed]
- 「ベルクソンにおける二つの多数性とその起源」三宅岳史『アルケー』 関西哲学会 (12) 100 - 110 0919-7281 2004 [Refereed]
- 「ベルクソン哲学における物質と観測」三宅岳史『フランス哲学・思想研究』 (9) 103 - 114 2004 [Refereed]
- 「ベルクソン『試論』における力の概念」三宅岳史『哲学論叢』 (31) 52 - 64 2004 [Refereed]
- 「ベルクソン哲学における言語の消極性と積極性」三宅岳史『哲学論叢』 京都大学哲学論叢刊行会 (29号) 27 - 39 0914-143X 2002 [Refereed]
Books etc
- Bergson's Scientific MetaphysicsBarry Dainton; Joel Dolbeaul; Elie During; Hisashi Fujita; Masato Goda; Yukio-Pegio Gunji; Tatsuya Higaki; Yaushi Hirai; Takahiro Isashiki; Tetsuya Kono; Paul-Antoine Miquel; Sebastien Miravete; Takeshi Miyake; Ryusuke Okajima; Stephen E. Robbins (Joint work2. Bergson and the Rise of 'the Sciences of Memory' pp. 25-42)Bloomsbury 2023/09 9781350341975
- 『哲学的エッセイ集――石川徹先生退職記念誌』石川徹; 伊勢俊彦; 入江祐加; 齊藤和也; 佐藤慶太; 重永哲也; 中谷博幸; 松田毅; 三宅岳史; 村瀬裕也 (Joint editor「迷信の源泉と行方――静的宗教と人類学の交錯」120-132頁)美巧社 2022/03
- 『地域・学校の協働が醸成する「まちづくりマインド」 : 多様化する現代社会における「ソフトのまちづくり」の展望』時岡 晴美; 大久保 智生; 岡田 涼; 加藤 弘通; 川田 学; 志村 結美; 寺尾 徹; 平井 美佳; 三宅 岳史; 室井 研二 (Joint work192-195頁)福村出版 2022/03 9784571410710 206p
- 『フランス語で読む哲学22選 : モンテーニュからデリダまで』武田裕紀; 三宅岳史; 村松正隆 (Joint editor2頁～5頁、10頁～11頁、32頁～35頁)朝日出版社 2020/07 9784255353210 70p
- 『現代フランス哲学入門』川口茂雄; 越門勝彦; 三宅岳史; ほか; 名ほど (Joint editor1～3頁、85～86頁、130～137頁、217～221頁)ミネルヴァ書房 2020/07 9784623084982
- 『世界哲学史７――近代II 自由と歴史的発展』伊藤邦武; 中川明才; 竹内綱史; 佐々木隆治; 神崎宣次; 原田雅樹; 小川仁志; 三宅岳史; 冨澤かな; 苅部直 (Joint work第8章 スピリチュアリスムの変遷 201-223頁)筑摩書房 2020/07 9784480072979
- 『〈現在〉という謎』森田邦久; 谷村省吾; 筒井泉; 細谷暁夫; 青山拓央; 平井靖史; 三宅岳史; 佐々木一憲 (Joint work第7章「非可逆的な時間は実在するのか？」)勁草書房 2019/09 9784326102778 310 225-242
- 『科学の本質と多様性』ジル=ガストン・グランジェ (Joint translation)白水社 文庫クセジュ 2017/11 9784560510162 161
- 『スクリブナー思想史大事典』(Joint translation)丸善 2016
- 『ベルクソン『物質と記憶』を解剖する――現代知覚理論・時間論・心の哲学との接続』Paul-Antoine MIQUEL; 三宅岳史; Jöel DOBEAULT; 合田正人; Stephen E. ROBBINS; 河野哲也; 檜垣立哉; Sébastien MIRAVÈTE; 平井靖史; Barry DAINTON; 岡嶋隆佑; 伊佐敷隆弘; Elie DURING; 郡司ペギオ幸夫 (Joint work「ベルクソンと「記憶の科学」の台頭」)書肆心水 2016 9784906917600 64-83
- 『未来の大学教員を育てる』――京大文学部・プレFDの挑戦出口康夫; 松下佳代; 田口真奈; 田中毎実; 苧阪直行; 田林千尋; 赤嶺宏介; 溝上宏美; 杉山卓史; 三宅岳史; 半澤礼之; 小城拓理; 永井和; 大塚雄作 (Joint work)勁草書房 2012 9784326250882
- 『合理性の考古学』金森修; 武田裕紀; 隠岐さや香; 田中祐理子; 三宅岳史; 永野拓也; 重田園江 (Joint work第5章「階層と実在」)東京大学出版会 2012 9784130101233 525 279-348
- 『ベルクソン哲学と科学との対話』三宅岳史 (Single work)京都大学学術出版会 2012 9784876982325 218
- 『カンギレム――生を問う哲学者の全貌』ドミニック・ルクール (Joint translation)白水社 文庫クセジュ 2011 9784560509609 135
- 『今日の宗教の諸相』チャールズ・テイラー (Joint translation)岩波書店 2009 133
- 『エピステモロジーの現在』金森修編; 三宅岳史ほ (Joint work第4章「神経学とベルクソン哲学」)慶応義塾大学出版会 2008 pp. 151-184
- 『科学哲学』ドミニック・ルクール (Joint translation)白水社 文庫クセジュ 2005 4560508917 164
Conference Activities & Talks
- ジーナ・ロンブローゾの産業技術論――『道徳と宗教の二源泉』への影響 [Not invited]三宅岳史ベルクソン哲学研究会 2023/03
- The controversy on the concept of intensity and its contexts ― H.Bergson and J.Tannery [Invited]MIYAKE takeshiProject Bergson in Japan 2022 Symposium 2022/11
- 迷信の起源と行方――静的宗教と人類学 [Not invited]三宅岳史京都哲学史研究会 2022/01
- ジュール・タンヌリ『科学と哲学』を分析する――ベルクソン『試論』の背景を探る [Not invited]三宅岳史科学研究費「ベルクソン『時間と自由』の総合的研究」エピステモロジー研究班分科会 2021/03
- 実証的形而上学と拡張ベルクソン主義 [Invited]三宅岳史関西哲学会 2020/11
- 持続と計測――ジュール・タンヌリによる論争の背景 [Not invited]三宅岳史科学研究費「ベルクソン『時間と自由』の総合的研究」エピステモロジー研究班分科会 2020/03
- ベルクソンと社会有機体説 [Not invited]三宅岳史京都哲学史研究会 2020/02
- 拡張ベルクソン主義と実証的形而上学 [Invited]三宅岳史日仏哲学会 提案型ワークショップ 2018
- 多様体の哲学史的系譜 [Invited]三宅岳史数理哲学史研究会 2017/09
- シンポジウム「軍事研究と学術体制」（コーディネータ） [Not invited]日本科学史学会 2017
- 時間の非可逆性は実在するか [Not invited]三宅岳史「現在」という謎～時間の空間化とその批判～ 2016/12 立正大学
- Bergson and the Rise of the “Sciences of Memory” [Not invited]Takeshi MIYAKE7th International Workshop of Project Bergson in Japan 2015 2015 法政大学
- ベルクソンとドリーシュの目的性概念 [Not invited]三宅岳史日仏哲学会 2014/03 京都大学
- 中学校教育における探求型授業の開発研究 [Not invited]三宅岳史第14回学部・附属学校園教員合同研究集会 2014
- 豊島の自然・社会・文化を対象とした学生フィールドワークの可能性 [Not invited]三宅岳史第2回ジオコミュニケーション・シンポジウム 2014
- Historical Investigation of the concept "Multiplicité (Mannigfaltigkeit)"― Riemann, Bergson, Deleuze — [Not invited]The Second International Deleuze Studies in Asia Conference 2014
- 「哲学と教養教育」（WG：応用哲学会コモンズ――構想と意見聴取） [Not invited]応用哲学会 2011
- 「プレＦＤの現場から」 [Not invited]大学教育研究フォーラム 2010
- 「企業の社会的責任と雇用問題」 [Not invited]三宅岳史応用哲学会 2010 北海道大学
- « Y a-t-il un temps des philosophes ? » [Not invited]ワークショップ「時間と生命：エリー・デューリングを囲んで」 2009
- 「ベルクソン哲学における非可逆性と偶然性の受容」 [Not invited]日仏哲学会 2007
- 「計算不能なエネルギーと非決定性の座としての神経系」 [Not invited]京都大学文学研究科COEプログラム「グローバル化時代の多元的人文学の拠点形成」 2006
- 「ベルクソン哲学とエネルギー概念」 [Not invited]日本哲学会 2004
- 「ベルクソン哲学における物質の二義性と観測の問題」 [Not invited]日仏哲学会 2003
- 「ベルクソンにおける二つの多数性とその起源」 [Not invited]関西哲学会 2003
MISC
- DRI教育拡充に向けた教員の教授能力の向上松本 洋明; 三宅 岳史; 西本 佳代; 小坂 有資 『香川大学教育研究』 (20) 169 -173 2023/03
- 新カリキュラムの始動へ向けた取り組み寺尾 徹; 葛城 浩一; 佐藤 慶太; 西本 佳代; 岡田 徹太郎; 三宅 岳史; 徳田 雅明; 高水 徹; 髙橋 明郎; 宮﨑 英一; 野村 美加 『香川大学教育研究』 (19) 19 -22 2022/03
- コラム「うどん県の歩き方」三宅岳史 『大学的香川ガイド』 404 -408 2022/03 [Invited]
- 「全学共通教育におけるデザイン思考――主題科目Bとデザイン思考教育の照合」三宅岳史 『香川大学教育研究』 (17) 5 -13 2020/03
- コラム「拡張ベルクソン主義とエンジニアリング」三宅 岳史 『「物質と記憶」を再起動する』 175 -188 2018/12 [Invited]
- コラム「エーデルマンとフロイト、そしてベルクソン」三宅岳史 『「物質と記憶」を診断する』 296 -302 2017/10 [Refereed][Invited]
- コラム「ベイズ推論と逆ベイズ推論」三宅 岳史 『ベルクソン『物質と記憶』を解剖する』 332 -336 2016/11 [Invited]
- コラム「持続と時間」三宅 岳史 『ベルクソン『物質と記憶』を解剖する』 306 -310 2016/11 [Invited]
- 書評：金森修編『エピステモロジー 20世紀の科学思想史』慶応義塾大学出版会三宅岳史 『フランス哲学・思想研究』 (19) 246-251 2014/09 [Invited]
- 「大学入門ゼミ」実施2年目を終えて佐藤慶太; 小方朋子; 三宅岳史; 辻上佳輝; 井上貴照; 宮下信泉; 垂水浩幸; 末吉紀行 『香川大学教育研究』 (11) 63-82 2014/03
- Practical study of support the human networks for fostering of children and youth in community (2)竹森 元彦; 三宅 岳史; 山下 直子; 寺尾 徹 Memoirs of the faculty of education Kagawa University Part I (141) 79-99 -99 2014/03
- 書評：近藤和敬『数学的経験の哲学』（2013年）青土社三宅岳史 図書新聞 (3121) 5 2013/08
- 「大学入門ゼミ」本格実施をむかえて佐藤慶太; 小方朋子; 三宅岳史; 小澤久仁男; 古川尚幸; 宮下信泉; 長谷川修一; 末吉紀行 『香川大学教育研究』 (10) 101-119 2013/03
- 「香川大学版「21世紀型市民」に関する運用面の課題」三宅岳史 『香川大学教育研究』 (10) 77-90 2013/03 [Refereed]
- 書評：永野拓也『ベルクソンにおける知性的認識と実在性』（北樹出版、2011年）三宅岳史 『フランス哲学・思想研究』 (17) 204 -208 2012/09 [Invited]
- 書評：Masaki HARADA, La physique au carrefour de l’intuitif et du symbolique ―Une étude épistémologique des concepts quantiques à la lumière de la phénoménologie herméneutiuqe, vrin, 2006, xxi 479p.三宅岳史 『フランス哲学・思想研究』 (13) 153 -157 2008
- ロベール・マッジョーリ『哲学者たちの動物園』國分俊宏訳の脚注三宅岳史; 沢崎壮宏; 竹中利彦 『哲学者たちの動物園』 2007
- 文献紹介：Keithe Ansell Pearson, Philosophy and The Adventure of The Virtual ― Bergson and the time of life―, Routledge, New York, 2002, ix 246p.三宅岳史 『哲学論叢』 (13) 153-157頁 2005/08
- 「ベルクソン哲学の方法と実証科学」三宅岳史 『人文知の新たな総合に向けて』、第三回報告書 下巻- 119 -144 2005
- 「宗教の多元性におけるジェイムズとテイラーの比較」三宅岳史 『人文知の新たな総合に向けて』、第二回報告 第II巻 哲学篇- 161 -176 2004
- 文献紹介：Douglas Walton ;Informal Logic, Cambridge University Press, 1989, 292 p.三宅岳史 『PROSPECTUS』 (5) 63-64 -64 2002/12
- 文献紹介：Figueiredo, Vinicius de: Le souci de la réalité dans la politique kantienne, in Les Études Philosophique 1 (2001), pp.19-29.三宅岳史 『哲学論叢』 (28) 71 2001
Research Grants & Projects
- Extending French Epistemology: As a Social Philosophy of the History of Science and TechnologyJapan Society for the Promotion of Science：Grants-in-Aid for Scientific ResearchDate (from‐to) : 2024/04 -2029/03Author : 近藤 和敬; 原田 雅樹; 三宅 岳史; 中村 大介; 坂本 尚志; 西依 康; 久保 明教; 高橋 厚
- Multifaceted Exploration of Bergson's Philosophy of TimeJapan Society for the Promotion of Science：Grants-in-Aid for Scientific ResearchDate (from‐to) : 2024/04 -2027/03Author : 平井 靖史; 三宅 岳史; 杉村 靖彦; 檜垣 立哉; 藤田 尚志; 米田 翼
- ベルクソン哲学の概念生成と自然科学・芸術の関係―『思考と動き』などを対象にして日本学術振興会：科学研究費助成事業 基盤研究(C)Date (from‐to) : 2022/04 -2026/03Author : 三宅 岳史
- ベルクソン哲学と当時の社会科学の関係に関する文献的・実証的研究日本学術振興会：科学研究費助成事業Date (from‐to) : 2015/04 -2023/03Author : 三宅岳史
- ベルクソン『時間と自由』の総合的研究―国際協働を型とする西洋哲学研究の深化日本学術振興会：科学研究費助成事業 基盤研究(B)Date (from‐to) : 2019/04 -2022/03Author : 平井 靖史; 三宅 岳史; 杉村 靖彦; 村山 達也; 合田 正人; 安孫子 信; 檜垣 立哉; 藤田 尚志; 近藤 和敬2019年度は、各分科会での活動に加え、大きな成果として、国内外で開催した国際的なワークショップによって、新しい国際協働体制を構築しつつ 具体的個別論点を深めることができた。 具体的には東京にてフランス人研究者二名を招いた「ベルクソンにおける持続とその数学的射程」（9/29、東京大学）、数理生物学や分析哲学などを含む新しい学際的なベルクソン研究を謳った「Physical Time, Biological Time: Bergsonism Today」（10/24-25、トゥールーズ大学）、記憶の分析哲学とベルクソンの記憶理論の専門的なレベルでのコラボレーションとなった「Remembering: Analytic and Bergsonian Approaches」(10/28-29、グルノーブル大学)、国際ベルクソン協会主催の新講義録刊行記念ワークショップ（11/29、パリ、コレージュ・ド・フランス）など、学際的な広がりを持つ海外の研究者たちとの交流が一段深いレベルに達したと言える。 その証として、2019年11月に発足したグローバル・ベルクソン・プロジェクト(GBP)による全世界規模研究網の増強に中心的な役割を果たすことになった点や、グルノーブル記憶の哲学センター(CPM)のメンバーと 、今後の研究協力として第二弾のワークショップの開催にむけてフランス国内の競争的資金への共同申請を行うなど、これまでにない国際協力関係を築くに至ったことが特筆できる。 他方で、年度末に予定していた日仏哲学会におけるワークショップ「ベルクソン『試論』の思想史的ポテンシャルを探る」、またロンドンにて 開催を準備してきた二日間のワークショップ「Time, Freedom, and Creativity」については、新型コロナウイルスの影響により開催を断念せざるを得なかったのが悔やまれる点である。
- A Comprehensive Study of Bergson's Matter and MemoryJapan Society for the Promotion of Science：Grants-in-Aid for Scientific ResearchDate (from‐to) : 2015/04 -2018/03Author : Yasushi Hirai; MIYAKE Takeshi; ISASHIKI Takahiro; GUNJI Yukio; KANEMOTO Kosuke; OHTA Hiroyuki; MURAYAMA Tatsuya; NAGANO Takuya; MASUDA Yasushiko; MURAKAMI Yasushiko; TANI Jun; MURAMATSU Masataka; MIYAKE Yoichiro; ITO Toshihiko; TANIGUCHI Kaoru; MIYAHARA Katsunori; SHIMIZU Shogo; ISHIWATARI Takahumi; OTSUKA Jun; NAGASAKA Masami; OKAJIMA Ryusuke; KIYOZUKA Akio; KIYAMA Hiroto; YAMANE Shusuke; YONEDA Tsubasa; AMANO Emiri; HARA Ken-ichi; TAMURA Yasutaka; SAITO Shunta; MOCHIJI Hideki; YAMAUCHI ShotaThe core idea of Bergson's major work “Matter and Memory”, approaching the philosophical problems of mind from a perspective of time, has long remained obscure and enigmatic. Thanks to the recent development in the sciences of consciousness as well as in the analytic metaphysics, its theoretical potentialities and advantages were ready to be revealed in many productive aspects. By setting a clear focus onto the relation of consciousness and time, which is peculiar to “Matter and Memory”, our multidisciplinary research network, including not only philosophers, but also neuroscientists, pathologists, researchers of artificial intelligence, aesthetics, psychology, ethics, etc., have achieved remarkable results as efficiently as possible. The two first international symposia have already published as two proceedings and the third will also be published in 2018.
- 生物学・心理学がベルクソン哲学に与えた影響に関する文献的・実証的研究日本学術会議：科学研究費助成事業Date (from‐to) : 2011/04 -2015/03Author : 三宅岳史