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安井敏晃 (ヤスイ トシアキ)

        
    経済学部 経済学科 創発科学研究科 創発科学専攻 
  • 教授
Last Updated :2025/04/24

研究者情報

学位

  • 商学修士(早稲田大学大学院商学研究科)

J-Global ID

研究キーワード

  • 保険論   Risk Management   Insurance Science   

研究分野

  • 人文・社会 / 商学

経歴

  • 2007年  - 香川大学経済学部, 教授
  • 1996年 - 2006年  香川大学経済学部, 助教授Faculty of Economics
  • 1995年 - 1996年  香川大学経済学部, 専任講師Faculty of Economics

学歴

  •         - 1995年   早稲田大学大学院   商学研究科博士後期課程   保険学
  •         - 1992年   早稲田大学大学院   商学研究科修士課程
  •         - 1990年   早稲田大学   商学部

所属学協会

  • 日本リスク研究学会   日本保険学会   Japanese society of Insurance Science   

研究活動情報

論文

  • 健康増進型保険が保険事業に与える影響について
    保険学雑誌 649 197 - 216 2020年06月
  • ビッグデータと自動車保険
    安井敏晃
    賠償科学 43号 31-39頁  2015年06月
  • 「保険概念における不可欠な条件について」
    安井敏晃
    『保険学雑誌』 609 2010年
  • 「自由化と私的医療保険」
    安井敏晃
    『保険学雑誌』 611 2010年
  • 「ハザード概念について-保険論におけるモラル・ハザード及びモラール・ハザードを中心として-」
    安井敏晃
    『保険学雑誌』 603 2008年
  • 「メリット料率制度に関する一考察-ノンフリート等級別料率制度を中心に-」
    安井 敏晃
    『香川大学経済論叢』 78 3 pp.91-110. - 484 香川大学 2005年12月

書籍

  • 分担執筆「就労不能リスクに対する保障手段について」石田重森・江頭憲治郎・落合誠一編『保険学保険法学の課題と展望 大谷孝一博士古稀記念』
    成文堂 2011年
  • 分担執筆,第六章「損害保険業の新潮流」,田村祐一郎・高尾厚・岡田太志編著『保険制度の新潮流』
    千倉書房 2008年
  • 分担執筆,第4章「キーパーソンのための生命保険」,安井信夫他著『よくわかる生命保険』
    保険社 2008年
  • 分担執筆「わが国の労働災害リスクとその補償について」,『変化の時代のリスクと保険』
    文真堂 2000年

講演・口頭発表等

  • 人保険におけるモラルハザード-不正請求へのアプローチ-
    安井 敏晃
    日本保険学会令和4年度大会 2022年11月
  • 生命保険におけるモラルハザードとしての自殺
    2021年度日本保険学会九州部会 2021年12月 口頭発表(一般)
  • 保険論におけるモラルハザードとモラールハザード  [招待講演]
    安井 敏晃
    生命保険文化センター主催「令和2年度 1月保険学セミナー」 2021年01月
  • 健康増進型保険が保険事業に与える影響について  [通常講演]
    安井 敏晃
    日本保険学会令和元年度大会 2019年10月 シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
  • 保険におけるモラルハザードについて  [通常講演]
    香川大学危機管理機構教員交流セミナー 2017年
  • モラルハザードについてーいわゆる感傷的価値を中心にー  [通常講演]
    保険学セミナー 2011年
  • 「保険概念における不可欠な条件について」  [通常講演]
    日本保険学会大会 2009年

MISC

  • 生命保険におけるモラルハザードとしての自殺
    安井 敏晃 香川大学経済研究所ワーキングペーパー (250) 2022年03月
  • 『ビッグデータと賠償科学』シンポジウム討論
    安井敏晃 賠償科学 (43) 40-44 2015年06月
  • 「第三者が主体となるモラル・ハザードについて」
    安井 敏晃 『香川大学経済論叢』 79 (1) pp.63-83. -83 2006年06月
  • 「私的介護保険に対するリスク観の影響について」
    安井敏晃 『生命保険論集』 (157) pp.193-214. 2006年
  • 「環境変化と日本人のリスク観」
    安井 敏晃; YASUI Toshiaki 『生命保険論集』 (151(別冊)) pp.173-210. 2005年06月
  • 「ヒューマン・エラーについての一考察」
    安井敏晃 『保険学雑誌』 (585) pp.25-43. 2004年
  • 「exposure概念について」
    安井 敏晃; YASUI Toshiaki 『香川大学経済論叢』 74 (4) pp.183-200. 2002年03月
  • リスク・マネジメントの対象リスクについて (鈴木勝美教授記念号)
    安井 敏晃 香川大学經濟論叢 70 (2) 149 -167 1997年09月
  • わが国船舶保険普通保険約款における保険事故発生の通知義務の再検討
    安井 敏晃 香川大学經濟論叢 68 (4) 151 -167 1996年03月

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 人的損失に関わるイクスポジュアの研究
    日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2002年 -2003年 
    代表者 : 安井 敏晃
     
    本研究は,「人的損失」と捉えられてきた人間の死亡,傷害等に関わるイクスポジュアについて検討を行うことを目的としている。イクスポジュアとは損害保険論における被保険利益概念と同様に,損害につながる諸関係と捉えることができる。すなわち,ハザードの作用の結果,何らかのペリルがイクスポジュア・ユニットに生ずることによりロスに至るという一連の関係がイクスポジュアとして把握される。 そのため昨年度は,まずキーパーソン生命保険およびキーパーソン健康保険を通じて検討した。その際,同保険が発達している米国の事例を中心に研究し,論文にまとめることができた。本年度はその成果を踏まえ,引き続きキーパーソンの喪失を通じて,人的損失に関わるイクスポジュアの研究を行った。 その結果,キーパーソンの喪失はもとより,人的損失に関わるイクスポジュアの解明には,人的損失をもたらすハザードのより精緻な検討の必要性が明らかとなった。また,ハザードのなかでも,特にヒューマン・エラーが無視しえない位置を占めることが判明した。しかしながら,このヒューマン・エラーは従来,リスク・マネジメント論においては決して明確には把握されていなかった。研究を進めていく上で,このヒューマン・エラー概念は人的なハザードの一部とも捉えられるものの,人的なハザードとして通常行われるモラル・ハザードおよびモラール・ハザードの区分ではその性格を捉えることが困難であることがわかった。モラル・ハザード,モラール・ハザードのように,あくまでも人間の内面を重視したハザードとは異なり,より具体性の強い概念なのである。それゆえ,従来のハザードとは区分原理を異にした新たな区分原理がヒューマン・エラー概念の把握には必要となることが判明した。 今後は,この研究成果を踏まえ,ヒューマン・エラー概念を通じて,人的損失に関わるイクスポジュアの研究をさらに続けていきたい。
  • リスクに関する研究
  • 保険の研究
  • Study on Insurance Science

委員歴

  • 2018年04月   - 日本保険学会, 日本保険学会 編集委員
  • 2017年04月   - 日本保険学会, 保険学雑誌編集委員
  • 2014年01月 - 2014年10月   日本保険学会大会, 日本保険学会大会, 大会委員長
  • 2013年10月 - 2014年10月   日本保険学会, 日本保険学会, 保険学会大会企画委員会委員
  • 2014年10月   - 日本保険学会, 学会運営, 保険学雑誌編集委員
  • 2009年   日本保険学会   関西部会幹事   日本保険学会
  • 2008年   日本保険学会   評議員   日本保険学会

その他のリンク

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