転移性肝癌に対するGalectin-9の抗腫瘍効果とそのmicroRNA基盤
日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
研究期間 : 2019年04月 -2022年03月
代表者 : 正木 勉; 小原 英幹; 岩間 久和; 坂本 鉄平; 仁木 敏朗; 藤田 浩二; 田所 智子; 森下 朝洋; 野村 貴子; 米山 弘人; 大浦 杏子
本研究において、我々が見出した新しい生理活性物質ガレクチン-9(Gal-9)が、種々の消化器癌に対して、抗腫瘍効果があることを示し、その機構としてGal-9が腫瘍細胞内・組織内のmicroRNAを変化させることにより、抗癌作用を有することを証明してきた。本研究の目的は、Gal-9の転移性肝癌に対する抗腫瘍効果の証明と、腫瘍内のmicroRNAだけではなく、癌細胞からの放出されたエクソソーム(細胞外分泌小胞器官)内のmicroRNAにも変化を及ぼし、そのmicroRNA分子もまた、抗腫瘍活性を持つ可能性について検討をする。つまり、Gal-9が新たな癌抑制機構のエクソソームを標的とした治療戦略に成り得る可能性についての基礎研究を行うことである。