利益概念の変容が資産・負債の評価方法に与える影響に関する総合研究
日本学術振興会:科学研究費助成事業
研究期間 : 2010年 -2012年
代表者 : 長吉 眞一; 伊藤 龍峰; 森田 佳宏; 岸 牧人; 井上 善弘; 進 美喜子; 異島 須賀子; 潮崎 智美; 片岡 洋人
東証一部上場会社に対してIFRSが全面適用された場合の資産・負債の評価に関する考え方や評価態勢等についてアンケートを実施した。アンケートの結果は企業会計第63巻第7-9号に掲載した。そして,これとメンバーが個別に研究した関連論文5篇を小冊子に取りまとめた。この他,IFRSの全面適用に関連して,会計目的と利益概念の変容,会計制度,監査証拠,会計上の見積り,配当計算の変化,原価計算制度等について検討し,学会で報告したり論文を発表したりして,成果を公表した。