研究者データベース

鈴木辰吾 (スズキ シンゴ)

        
    医学部 医学科 
  • 准教授
Last Updated :2026/04/17

研究者情報

学位

  • 博士(理学)(大阪大学大学院理学研究科)

J-Global ID

プロフィール

  • 中枢神経細胞に対する脳由来神経栄養因子の作用を分子レベルで解明することが研究の目標です。また、合成生物学的研究も行っております。

研究キーワード

  • 包括脳ネットワーク   麻酔学   マイクロドメイン   作用機序   揮発性麻酔薬   

研究分野

  • ライフサイエンス / 神経科学一般

経歴

  • 2009年  東京医科歯科大学 難治疾患研究所Medical Research Institute特任講師

学歴

  •         -   大阪大学大学院理学研究科博士後期課程

所属学協会

  • 日本解剖学会   日本神経化学会   

研究活動情報

論文

講演・口頭発表等

  • 光照射によるインスリン遺伝子の発現誘導システム
    山本晴香; 鈴木辰吾; 三浦隆一郎; 太田健一; 大給日香里; 三木崇範
    APPW2025 第130回日本解剖学会・第102回日本生理学会・第98回日本薬理学会 合同大会 2025年03月 ポスター発表
  • BDNFおよびNT3により変化するトランスクリプト―ムの時系列的変化
    秋川咲希; 鈴木辰吾; Nazurah Abdul Aziz Amal; 川合杏奈; 太田健一; 大給日香里; 三木崇範
    APPW2025 第130回日本解剖学会・第102回日本生理学会・第98回日本薬理学会 合同大会 2025年03月 ポスター発表
  • 系統解剖実習における自然位での腹部内臓観察に適した固定方法の検討  [通常講演]
    粂井 大輝; 太田 健一; 福永 りょう; 天野 未悠; 鈴木 辰吾; 大給 日香里; 三木 崇範
    第129回日本解剖学会総会・全国学術集会 2024年03月 ポスター発表 沖縄県那覇市 高山千利 (琉球大学)
  • 幼少期の母子分離ストレスが引き起こす児の脳内炎症  [通常講演]
    石井 麟太郎; 太田 健一; 粂井 大輝; 鈴木 辰吾; 大給 日香里; 三木 崇範
    第129回日本解剖学会総会・全国学術集会 2024年03月 ポスター発表 沖縄県那覇市 高山千利 (琉球大学)
  • 母子分離がもたらす社会性の異常は発達期TrkBシグナルの減弱に起因するのか  [通常講演]
    浅本 慶千; 太田 健一; 氏原 英敏; 粂井 大輝; 鈴木 辰吾; 大給 日香里; 三木 崇範
    第129回日本解剖学会総会・全国学術集会 2024年03月 ポスター発表 沖縄県那覇市 高山千利 (琉球大学)
  • 幼少期の育児放棄が児の攻撃性に与える影響とその機序:母子分離モデルによる知見  [通常講演]
    太田健一;荒木千尋;氏原英敏;鈴木辰吾;大給日香里;粂井大輝;三木崇範
    第12回日本情動学会 2023年11月 口頭発表(一般) 佛教大学紫野キャンパス 松村京子(佛教大学)
  • 系統解剖実習の質向上に向けた解剖体固定法の検討  [通常講演]
    太田健一; 粂井大輝; 鈴木辰吾; 大給日香里; 三木崇範
    日本解剖学会第77回中国・四国支部学術集会 2023年10月 口頭発表(一般) 鳥取大学医学部 鳥取大学 [海藤俊行]
  • DmTF型人工転写因子を用いた新しい光誘導型遺伝子発現調節系の開発  [通常講演]
    三浦隆一郎; 鈴木辰吾; 太田健一; 川合杏奈; 大給日香里; 三木崇範
    第128回日本解剖学会総会・全国学術集会 2023年03月 ポスター発表 東北大学 大和田祐二(東北大学)
  • 脳発達期一過性のBDNF-TrkBシグナル低下が内側前頭前皮質の発達に及ぼす影響  [通常講演]
    浅本慶千; 氏原英敏; 太田健一; 鈴木辰吾; 大給日香里; 粂井大輝; 三木崇範
    第128回日本解剖学会総会・全国学術集会 2023年03月 ポスター発表 宮城県仙台市 大和田祐二(東北大学)
  • 新型人工転写因子による光誘導型遺伝子発現系の開発  [通常講演]
    三浦隆一郎; 鈴木辰吾; 太田健一; 川合杏奈; 大給日香里; 三木崇範
    日本解剖学会第76回中国・四国支部学術集会 2022年10月 口頭発表(一般) 香川大学 香川大学医学部
  • 乳幼児期の不遇な養育環境による児の攻撃性増大とその原因となる脳領域  [通常講演]
    太田 健一; 荒木智尋; 氏原英敏; 井関恵三; 鈴木辰吾; 大給日香里; 粂井大輝; 中村伸嗣; 日下隆; 三木崇範
    第9回DOHaD学会 2022年10月 口頭発表(一般) 宮城県仙台市 菅原準一(東北大学)
  • バイオ医薬品の生産用 哺乳類細胞で利用できる新しい人工転 写因子群  [通常講演]
    鈴木辰吾; 中島芳浩; 川合杏奈; 三浦隆一郎; 香月康宏; 押村光雄; 大給日暮里; 太田健一; 三木崇範
    第35回 日本動物細胞工学会2022年度大会 (JAACT2022) 2022年07月 ポスター発表 東京都 大政健史(大阪大学)
  • 幼少期ストレス経験による攻撃性の制御機構の破綻  [通常講演]
    太田 健一; 荒木智尋; 氏原英敏; 井関恵三; 鈴木辰吾; 大給日香里; 粂井大輝; 中村伸嗣; 日下隆; 三木崇範
    第62回日本先天異常学会 2022年07月 ポスター発表 石川県金沢市 八田稔久
  • 母子分離による内側前頭前皮質における parvalbumin 陽性抑制性ニューロンの減少  [通常講演]
    本田航大; 太田健一; 入江加奈子; 氏原英敏; 鈴木辰吾; 三木崇範
    第127回日本解剖学会総会・全国学術集会 2022年03月 口頭発表(一般) Web開催 佐藤真(大阪大学)
  • 低濃度ホルマリン固定の系統解剖実習における有用性と問題点の検討  [通常講演]
    越川幸弥; 太田健一; 天野未悠; 森瑛莉子; 氏原英敏; 鈴木辰吾; 三木崇範
    第127回日本解剖学会総会・全国学術集会 2022年03月 口頭発表(一般) Web開催 佐藤真(大阪大学)
  • 神経細胞における光誘導型遺伝子発現調節系の開発  [通常講演]
    三浦隆一郎; 鈴木辰吾; 川合杏奈; 太田健一; 三木崇範
    第127回日本解剖学会総会・全国学術集会 2022年03月 口頭発表(一般) Web開催 佐藤真(大阪大学)
  • BDNF が神経細胞のトランスクリプトームに与える影響  [通常講演]
    川合杏奈; 鈴木辰吾; 三浦隆一郎; 太田健一; 三木崇範
    第127回日本解剖学会総会・全国学術集会 2022年03月 口頭発表(一般) WEB開催 佐藤真(大阪大学)
  • 生後早期の母子分離ストレスが、脂肪組織エネルギー代謝関連因子に及ぼす影響  [通常講演]
    第119回日本解剖学会総会・全国学術集会 2014年 ポスター発表
  • Transsynapic transport of WGA conjugated Amyloid-β in the nucleus of solitary tract of the rat  [通常講演]
    第118回日本解剖学会総会・全国学術集会 2013年 ポスター発表
  • 幼若期の不遇な養育環境が引き起こす脳発達臨界期AMPA受容体動態の異常  [通常講演]
    第53回日本先天異常学会学術集会 2013年 ポスター発表
  • The role of WGA for decreasing the accumulation of Aβ:A new approach to promote transsynaptic transport of Aβ in the rat  [通常講演]
    日本解剖学会第68回中国・四国支部学術集会 2013年
  • Alterations of synaptic transcytosis induced by ethanol exposure: apocrine-like structure in the rat  [通常講演]
    第117回日本解剖学会総会・全国学術集会 2012年 ポスター発表
  • BDNF-regulared cholesterol metabolism for synapse development  [通常講演]
    Asia Pacific Society for Neurochemistry 11th 2012年 ポスター発表
  • 下垂体後葉における透出および離出様分泌  [通常講演]
    Neuroscience 2011/第34回日本神経科学大会 2011年 ポスター発表
  • BDNF regulated Cholesterol homeostasis in CNS neurons  [通常講演]
    NGF 2010 meeting 2010年 ポスター発表

MISC

  • 哺乳類細胞によるタンパク質高生産に適した人工転写因子の開発
    鈴木辰吾 バイオサイエンスとインダストリー 81 (1) 2023年
  • 精巣捻転症ラットモデルによる精巣虚血再灌流障害に関する研究 病理組織学的分析と遺伝子プロファイリング
    形見 祐人; 藤井 喬之; 田中 彩; 上野 正樹; 鈴木 辰吾; 三木 崇範; 下野 隆一 日本外科学会定期学術集会抄録集 122回 SF -1 2022年04月
  • 幼少期ストレス経験による攻撃制御機構の破綻
    太田健一; 荒木智尋; 氏原英敏; 井関恵三; 鈴木辰吾; 大給日香里; 粂井大輝; 中村伸嗣; 日下隆; 三木崇範 日本先天異常学会学術集会プログラム・抄録集 62nd (CD-ROM) 2022年
  • 乳幼児期の不遇な養育環境による児の攻撃性増大とその原因となる脳領域
    太田健一; 荒木智尋; 氏原英敏; 井関恵三; 鈴木辰吾; 大給日香里; 粂井大輝; 中村伸嗣; 日下隆; 三木崇範 DOHad研究(Web) 10 (2) 2022年
  • 哺乳類細胞で利用できる新しい人工転写因子群
    鈴木辰吾; 鈴木辰吾; 中島芳浩; 川合杏奈; 三浦隆一郎; 香月康宏; 押村光雄; 大給日香里; 太田健一; 三木崇範 Program & Abstracts. Annual and International Meeting of the Japanese Association for Animal Cell Technology 35th (CD-ROM) 2022年
  • よくわかるBDNF-基礎から臨床まで-第2回 BDNF発生発達期の機能と発達障害との関係
    鈴木辰吾 和光純薬時報 89 (4) 2021年
  • 脳由来神経栄養因子が発達期神経細胞の遺伝子発現に与える影響
    鈴木辰吾; 川合杏奈; 三浦隆一郎; 太田健一; 三木崇範 日本解剖学会総会・全国学術集会講演プログラム・抄録集 125th 2020年
  • 母子間の関係性が児の脳発達及び高次機能に与える影響
    太田健一; 鈴木辰吾; 三木崇範 日本解剖学会総会・全国学術集会講演プログラム・抄録集 125th 2020年
  • 母子分離モデルから紐解く発達障害の原因となる脳領域
    太田健一; 三木崇範; 鈴木辰吾; 日下隆 母子健康協会小児医学助成研究報告書 31st 2020年
  • 母子分離が破綻させる内側前頭前皮質の興奮/抑制バランス
    小澤徹; 太田健一; 鈴木辰吾; 三木崇範 日本解剖学会総会・全国学術集会講演プログラム・抄録集 123rd 2018年
  • 脳発達期の母子分離による扁桃体の興奮/抑制バランス崩壊
    太田健一; 鈴木辰吾; 天雲千晶; 日下隆; 三木崇範 日本解剖学会総会・全国学術集会講演プログラム・抄録集 122nd 2017年
  • 細胞が過去に受けたストレスを参照可能にする方法
    鈴木辰吾 山陽放送学術文化財団リポート (61) 2017年
  • 早産児脳発達リスクと発達ケア効果の分子機序解明:モデル動物による神経回路網レベルでのアプローチ
    太田健一; 鈴木辰吾; 日下隆; 三木崇範 母子健康協会小児医学助成研究報告書 27th 2016年
  • 養育環境が脳をかえる:分子~症状を双方向に見通す
    三木崇範; 太田健一; 鈴木辰吾 日本赤ちゃん学会学術集会プログラム・要旨集 15th 2015年
  • 生後早期の母子分離ストレスが,脂肪組織エネルギー代謝関連因子に及ぼす影響
    三木崇範; 太田健一; 鈴木辰吾; 割田克彦; 日下隆; 横山俊史; 劉俊騫; 矢倉富子; 玉井求宣; 竹内義喜 日本解剖学会総会・全国学術集会講演プログラム・抄録集 119th 2014年
  • 新生児期の不遇な養育環境が脳・脂肪組織に及ぼす影響-生活習慣病発症の脆弱性分子機構の解明-
    三木崇範; 太田健一; 鈴木辰吾; 日下隆; 横山俊史; 竹内義喜 母子健康協会小児医学助成研究報告書 24th 2013年
  • 脳発達の臨界期にてらした発達障害モデルの考察-胎児性アルコール症候群を例として-
    三木崇範; 太田健一; 鈴木辰吾; 割田克彦; 竹内義喜 日本解剖学会総会・全国学術集会講演プログラム・抄録集 118th 2013年
  • 長期間の食餌性コレステロール摂取が海馬神経栄養因子の動態に及ぼす影響
    三木崇範; 太田健一; 鈴木辰吾; 割田克彦; 日下隆; 横山俊史; 劉俊騫; 矢倉富子; 玉井求宣; 竹内義喜 日本解剖学会総会・全国学術集会講演プログラム・抄録集 118th 2013年
  • 小児期の養育環境が脳と心の発達に与える影響 セロトニン神経系と情動発現の分子基盤
    太田 健一; 三木 崇範; 鈴木 辰吾; 竹内 義喜; 日下 隆; 伊藤 進 成長科学協会研究年報 (35) 113 -116 2012年08月
  • BDNFによるニューロンのコレステロール合成誘導とプレシナプス成熟のメカニズム
    鈴木 辰吾; 清末 和之; 邱 紅麗; 沼川 忠広; 伊丹 千晶; 笠間 健嗣; 小島 正己; 田中 光一; 三木 崇範; 竹内 義喜 解剖学雑誌 87 (2) 43 -43 2012年06月
  • GC/MSを用いた神経細胞のメタボローム的解析
    鈴木 辰吾; 笠間 健嗣; 伊丹 千晶; 小島 正己; 田中 光一 脂質生化学研究 51 39 -39 2009年07月
  • BDNFノックアウトマウスの脂質メタボローム解析(Metabolomic analysis for brain lipids in BDNF-KO mice)
    鈴木 辰吾; 清末 和之; 笠間 健嗣; 伊丹 千晶; 小島 正己; 田中 光一 神経化学 48 (2-3) 207 -207 2009年06月
  • Shingo Suzuki; Kazuyuki Kiyosue; Takeshi Kasama; Chiaki Itami; Masami Kojima; Kohichi Tanaka NEUROSCIENCE RESEARCH 65 S41 -S41 2009年
  • BDNF regulared cholesterol metabolism for synapse development
    Shingo Suzuki; Kazuyuki Kiyosue; Shunsuke Hazama; Akihiko Ogura; Tomoko Hara; Kouichi Tanaka; Masami Kojima NEUROSCIENCE RESEARCH 61 S217 -S217 2008年
  • シナプス機能の発達とコレステロールの関係 BDNFのシナプス成熟作用に注目した研究
    鈴木 辰吾; 清末 和之; 小島 正己 細胞工学 26 (10) 1162 -1163 2007年09月
  • BDNF stimulates neuronal cholesterol biosynthesis and accumulates presynaptic proteins in lipid rafts
    Shingo Suzuki; Kazuyuki Kiyosue; Shunsuke Hazama; Akihiko Ogura; Tomoko Hara; Hisatsugu Koshimizu; Masami Kojima NEUROSCIENCE RESEARCH 58 S20 -S20 2007年
  • Molecular analysis of polymorphisms in human BDNF gene generating uncleaved proBDNF variants
    H Koshimizu; S Suzuki; T Hara; M Kashihara; M Kojima JOURNAL OF NEUROCHEMISTRY 94 264 -264 2005年08月
  • BDNF increases cholesterol and synaptic vesicle proteins in neuronal rafts
    S Suzuki; M Kashihara; H Koshimizu; T Hara; M Kojima JOURNAL OF NEUROCHEMISTRY 94 265 -265 2005年08月
  • ヒトBDNFのSNPsの分子機能解析(SNPs in human BDNF gene; Decreased trophic effects of BDNF SNPs variants to CNS neurons)
    小清水 久嗣; 清末 和之; 鈴木 辰吾; 原 とも子; Lu Bai; 小島 正己 神経化学 43 (2-3) 380 -380 2004年08月
  • 脳由来神経栄養因子(BDNF)によりラフトへ移行するレセプター型チロシンキナーゼTrkB(Brain-derived neurotrophic factor induced recruitment of receptor tyrosine kinase TrkB into lipid rafts in primary neurons)
    鈴木 辰吾; 沼川 忠広; 小清水 久嗣; 原 とも子; 小島 正己 神経化学 43 (2-3) 380 -380 2004年08月
  • Lipid rafts mediate chemotropic guidance of nerve growth cones (vol 42, pg 51, 2004)
    C Guirland; S Suzuki; M Kojima; B Lu; JQ Zheng NEURON 42 (3) 519 -519 2004年05月
  • Lipid rafts mediate BDNF/TRKB signaling in CNS neurons
    S Suzuki; T Numakawa; H Koshimizu; H Hatanaka; B Lu; M Kojima JOURNAL OF NEUROCHEMISTRY 88 90 -90 2004年02月
  • Decreased trophic effects of BDNF SNPs variants to CNS neurons
    H Koshimizu; B Lu; S Suzuki; T Hara; M Kojima JOURNAL OF NEUROCHEMISTRY 88 90 -90 2004年02月
  • Brain-derived neurotrophic factor induced recruitment of receptor tyrosine kinase TrkB into lipid rafts in cortical neurons
    S Suzuki; T Numakawa; H Koshimizu; M Kojima JOURNAL OF NEUROCHEMISTRY 87 124 -124 2003年12月
  • BDNFの添加によってRaftに移行するTrkB受容体
    鈴木辰吾; 畠中寛; 近江谷克裕; 小島正己 日本神経科学大会プログラム・抄録集 25th 2002年
  • 神経細胞におけるTrkBとNck2の相互作用解析
    鈴木 辰吾; 小島 正己; 近江谷 克裕; 山田 雅司; 小泉 信一; 畠中 寛 神経化学 40 (2-3) 272 -272 2001年09月
  • 神経細胞におけるTrkBとNck2の相互作用解析
    鈴木辰吾; 小島正己; 近江谷克裕; 山田雅司; 小泉信一; 畠中寛 日本神経科学大会プログラム・抄録集 24th 2001年
  • ニューロサイエンスの研究法 サスペンジョン法を用いた培養中枢神経細胞への遺伝子導入とその応用
    小島 正己; 鈴木 辰吾 脳の科学 21 (11) 1241 -1246 1999年11月
  • 簡便な遺伝子導入法を用いた培養中枢神経細胞におけるBDNF遺伝子産物の動態解析
    小島正己; 沼川忠広; 鈴木辰吾; 松本智也; 山田雅司; 畠中寛 日本神経科学大会プログラム・抄録集 22nd 1999年
  • ニューロトロフィンによる培養小脳顆粒細胞からの神経伝達物質放出
    沼川 忠広; 鈴木 辰吾; 山岸 覚; 湯原 亜紀; 武井 延之; 畠中 寛 神経化学 37 (3) 365 -365 1998年09月
  • 神経機能に関わる新規遺伝子 TrkBと結合する新規蛋白質Nck2
    鈴木 辰吾; 水谷 正治; 小泉 信一; 畠中 寛 生化学 70 (8) 763 -763 1998年08月

産業財産権

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 抗体医薬の迅速・高効率生産法の事業化
    JST/PSI:大学発新産業創出基金事業 スタートアップ・エコシステム共創プログラム 「GAPファンドプログラム ステップ2」
    研究期間 : 2025年12月 -2028年12月
  • 母性剥奪がもたらす発達障害発症の機序解明:脳腸相関からのアプローチ
    日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2025年04月 -2028年03月 
    代表者 : 太田 健一; 三木 崇範; 鈴木 辰吾; 大給 日香里; 中村 信嗣; 日下 隆; 割田 克彦
  • 妊娠母体炎症が惹起する児の脳-身体の双方向性制御機能の破綻
    日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    研究期間 : 2022年04月 -2026年03月 
    代表者 : 三木 崇範; 太田 健一; 鈴木 辰吾; 横山 俊史; 割田 克彦; 石川 一朗; 金西 賢治; 日下 隆; 大給 日香里
  • 周産期ストレスによる胎児神経幹細胞分化過程の攪乱と大脳白質形成への影響
    日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    研究期間 : 2022年04月 -2026年03月 
    代表者 : 安達 直樹; 鈴木 辰吾
  • 人工転写因子DmTFによる抗体医薬品等タンパク質の画期的生産法の事業化
    JST/PSI:大学発新産業創出基金事業 スタートアップ・エコシステム共創プログラム 「GAPファンドプログラム ステップ1」
    研究期間 : 2024年11月 -2025年11月
  • 愛着・母子相互作用における子どもと母親の脳酸素代謝、神経活動の律動的同期性の解明
    日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    研究期間 : 2022年04月 -2025年03月 
    代表者 : 谷本 公重; 加藤 育子; 西田 智子; 徳地 暢子; 尾崎 典子; 太田 健一; 鈴木 辰吾; 三木 崇範; 日下 隆
  • 中脳黒質におけるCRH結合蛋白質の機能解析
    日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    研究期間 : 2022年04月 -2025年03月 
    代表者 : 小清水 久嗣; 安達 直樹; 鈴木 辰吾; 松岡 秀忠
  • 生体外より遺伝子発現を誘導するシステムの開発
    日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    研究期間 : 2022年04月 -2025年03月 
    代表者 : 鈴木 辰吾; 三木 崇範; 太田 健一; 重藤 元; 大給 日香里
  • 強力な遺伝子発現誘導活性のある新型人工転写因子を用いた蛋白質・ウイルスの効率的生産法の確立
    科学技術振興機構:産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 産学共同(育成型)
    研究期間 : 2022年 -2024年 
    代表者 : 鈴木 辰吾
     
    バイオ産業において、動物細胞を用いて生産される蛋白質やウイルスへの需要は増すばかりであり、より効率的な生産方法の開発が常に求められている状態にある。一方、代表者らの開発した人工転写因子は、強力な遺伝子発現誘導能を持つだけでなく、精緻な転写制御を可能にする特性を持つ。そこで申請者は、この人工転写因子を用いることにより、動物細胞に蛋白質やウイルスをより多く生産させることに加え、これらの産生制御系を実現し、収量だけではなく品質をも向上させることができると考えた。また、本研究では人工転写因子を用いた生産系を個々の細分化されたニーズに合わせて複数開発し、その成果を産業応用に繋げることを目的とする。
  • 母子分離モデルから紐解く発達障害発症に関わる脳領域
    日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    研究期間 : 2019年04月 -2022年03月 
    代表者 : 太田 健一; 三木 崇範; 鈴木 辰吾; 中村 信嗣; 割田 克彦; 日下 隆
     
    2019年度はまず母子分離モデルを用いて過剰な攻撃性と各脳部位との関係を解析した。生後2-20日まで仔を個別に分離(3時間×2回/日)したものを母子分離群として、生後8週齢でResident-intruder paradigm testにて攻撃行動を解析した。その結果、母子分離群では通常養育群と比較して高い攻撃性が認められた。更にこの攻撃行動試験後に攻撃行動に伴って活性化した脳部位を評価するために免疫組織染色にてc-fos陽性細胞数を測定したところ、母子分離群では扁桃体中心核でc-fos陽性細胞数の増加が認められ、それは攻撃性と強い正の相関性が認められた。一方で扁桃体の他の亜核(内側核、基底外側核)やその扁桃体の制御に関わる内側前頭前皮質のc-fos陽性細胞数には有意な差は認められなかった。これらの結果は母子分離群における過剰な攻撃性には扁桃体中心核の過剰な活性状態が関わっていることを示唆するものである。この結果をもとに次年度以降は母子分離群の過剰な攻撃性を引き起こす原因となる脳領域を扁桃体中心核を軸にして投射域レベルで明確にすることを目指す予定である。
  • 膜受容体の流動性とシグナル伝達の関係性から見た揮発性麻酔薬作用機序の解明
    日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    研究期間 : 2019年04月 -2022年03月 
    代表者 : 小野 純一郎; 樺山 一哉; 坂内 博子; 鈴木 辰吾
     
    本研究は,麻酔薬のターゲットである,細胞膜上の受容体タンパク質の流動性とシグナル伝達の関係性を探ることによって麻酔メカニズムを解明することを目的としている.令和元年度は,麻酔関連受容体として最も知られているGABAA受容体の流動性に,揮発性麻酔薬が与える影響を調べる研究に着手した.研究手法としては,膜受容体を蛍光標識し,麻酔薬を作用させた上でライブセルイメージングによって側方拡散分析を行う予定であった.そのために,まずGABAA受容体γサブユニットの強制発現細胞株の樹立を目指した.GABAA受容体γサブユニットに蛍光物質を付けた遺伝子を設計し(担当;小野,鈴木),HEK293t等の細胞株に遺伝子導入を試みたが,導入効率やタンパク発現量が不安定であった(担当;樺山).現在,トランスフェクション効率を高めるべく,ウイルスベクターの変更等を試行している.この研究と同時並行で行った別研究として,麻酔薬が本来の麻酔作用以外の病態に与える影響を調べた(担当;小野,樺山).具体的には,細胞への糖取り込みに対する麻酔薬の影響を調べ,非常に興味深い結果が得られた.インスリン受容体を発現している3T3-L1脂肪細胞に対してイソフルラン1mMを作用させたところ,糖取り込みが抑制されたにもかかわらず細胞膜にトランスロケートされたGLUT4はむしろ増加していた.この原因を究明するため,細胞内セカンドメッセンジャーの分析を行ったところ,イソフルランには膜上にあるGLUT4活性を抑制する可能性が示唆された.この結果は2020年度の日本麻酔科学会第67回学術集会で発表する予定(演題エントリー時に優秀演題として選定されていた)であったが,新型コロナ感染の蔓延で学会が中止となった.
  • 腸内細菌叢と脳との双方向情報伝達機構の解明-ストレスによる肥満易発症の分子基盤
    日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    研究期間 : 2018年04月 -2022年03月 
    代表者 : 三木 崇範; 太田 健一; 鈴木 辰吾; 横山 俊史; 割田 克彦; 金西 賢治; 日下 隆
     
    生後早期脳発達期における母子分離ストレスが惹起する脳と末梢(腸管)の双方向シグナル伝達機構の破綻の可能性と将来の肥満・生活習慣病との関りについての知見をえることを目的とした研究である。 Wistar系新生仔ラットを、離乳前の2-20日齢、6時間/日 母仔分離し、脳発達期のストレス曝露モデルを作製している。対照群は、母獣と共に通常飼育した。21日齢と63日齢で、大腸内糞便を開腹により採取した。糞便サンプルからゲノムDNAを抽出し、16S rRNA領域配列を参照して解析した。Real Time PCR法、次世代シーケンサーによるメタゲノム解析にて腸内細菌叢解析を行った。メタゲノム解析では次世代シーケンサーを用いて腸内細菌叢の動態変化の網羅的な解析を実施した。 ストレス曝露した動物においては、21日齢において、腸内細菌叢のうちある特定の種Proteobacteriaの変化を認めた前年度までの結果を踏まえ、63日齢において同様な解析を行った結果、有意な変化は消失していた。一方、脳の解析としてmedial prefrontal cortex, mPFCを対象として、抑制性ニューロン・γオシレーションに関与するparvalbumin mRNA発現量の経時的動態変化を解析した結果、21日齢に有意減少を呈した。また、IL-1β、TNFαmRNA発現量が有意に低下しており、これは炎症性のマーカーとしての解釈からグリア細胞の関与が示唆されることが明らかとなった。この結果は報告者がこれまでに得た行動解析の知見との整合性から、生後早期のストレス暴露が脳の正常な発達に歪を惹起していることを示唆する所見と解釈した。
  • 周産期ストレスによる神経幹細胞分化への影響とそのメカニズム
    日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    研究期間 : 2018年04月 -2022年03月 
    代表者 : 安達 直樹; 鈴木 辰吾
     
    本課題は、平成30年度~平成31年度(令和元年度)の2年間で「グルココルチコイドによる神経幹細胞分化制御の分子メカニズムの解明」を計画している。 平成30年度は、以前に予備的実験によって得られていた、グルココルチコイドがSTATシグナルを活性化する一方で、mTORシグナルを減弱させることによって、神経幹細胞の分化の方向を制御する現象の再現性を確認した。 さらに、グルココルチコイドレセプター(GR)やSTATシグナルの阻害剤、mTORシグナルの活性化剤を用いることによって、これらの受容体やシグナルを介したグルココルチコイドによる神経幹細胞分化制御メカニズムの一端を明らかにすることができた。 さらに、これら運命決定過程に関わるその他の因子の候補を同定するため、グルココルチコイドによる神経幹細胞内のmRNA発現変動を次世代シークエンスによって解析を行うための、サンプル調製法などの準備を行った。 これらの結果は、胎生期から乳幼児期の発生・発達過程における血中グルココルチコイド濃度の上昇が、子どもの脳の発達に影響を及ぼす可能性を示唆しており、周産期・乳幼児期のストレスが、成長後の認知機能低下や精神疾患発症の引き金となりうるという仮説を支持する重要なエビデンスを示している。また、分子基盤の一端が明らかになったことによって、周産期・乳幼児期のストレスによる、脳の発達への影響を予防するためのターゲットを示している点でも意義がある。
  • 新型人工転写因子によるバイオ医薬品生産技術の開発
    科学技術振興機構:産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) トライアウト トライアウトタイプ(標準)
    研究期間 : 2021年 -2021年 
    代表者 : 鈴木 辰吾
     
    COVID-19の治療薬として、抗サイトカインストーム作用を持つ抗体やSARS-CoV-2に対する開発中の中和抗体が注目されている。しかし、これらのバイオ医薬品の多くは、制御することが困難な生きた哺乳類細胞により生産されるため、迅速・大量・安価に生産することが難しい。そのため、製薬企業ではバイオ医薬品の生産効率の向上が常に求められている。一方、人工遺伝子回路を開発する中で申請者が生み出した新型人工転写因子を用いれば、その強力な活性によって、細胞にバイオ医薬品をより多く作らせることが可能になる。そこでこの可能性を実験で実証し、その実用化を通して、withコロナ社会の早期終焉への寄与を目指したい。
  • 新生児期ストレスによる脳発達への影響を理解するための新戦略
    日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    研究期間 : 2017年04月 -2020年03月 
    代表者 : 鈴木 辰吾; 安達 直樹; 三木 崇範; 太田 健一
     
    シナプス発達を誘導するBDNFは、24-ヒドロキシコレステロール(24HC)合成酵素CYP46を誘導し、24HCの生合成を促進する。本研究では、BDNFの発現低下がみられる母子分離ストレス負荷モデル動物を用いて、CYP46が実際に脳で低下する可能性を検討した。実験の結果、海馬におけるCYP46の発現がストレス負荷により有意に減少することが示された。これは、発達期におけるストレスがBDNFの発現低下を誘導し、その影響によりCYP46の発現が減少したものと考えられる。24HCは血中に放出されるため、これらの結果は発達過程の脳が受容したストレスを血中24HCの減少として観察できる可能性を示している。
  • 人工転写因子によるウイルスベクター製造の新規生産制御系の開発
    科学技術振興機構:産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 機能検証フェーズ 試験研究タイプ
    研究期間 : 2019年 -2020年 
    代表者 : 鈴木 辰吾
     
    ウイルスベクターは細胞療法や遺伝子治療を裏から支える重要な技術ですが、その生産方法はあまり改良されておりません。本研究では、人工転写因子を用いることにより、その生産過程を制御可能にし、次世代化することを目指します。
  • 早産児相当の脳発達段階における母子分離が児の神経回路網形成に与える影響
    日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    研究期間 : 2015年04月 -2018年03月 
    代表者 : 太田 健一; 鈴木 辰吾; 三木 崇範; 割田 克彦; 日下 隆; 金西 賢治; 久保 裕之
     
    本研究ではヒト早産児相当の脳発達期における母子分離の影響について、ラットを用いた母子分離モデルで検討を行った。母子分離された仔では成熟後の社会的認知能力の低下が見られ、攻撃性が増加していた。更にこれらに関連の深い扁桃体及び内側前頭前皮質の興奮/抑制バランスを解析すると、抑制性シナプスに関連する因子が低下していることが明らかとなった。このような母子分離による興奮/抑制バランスの不均衡が、内側前頭前皮質や扁桃体の正常機能を狂わせることで過剰な攻撃性や社会性の異常を引き起こしたと考えられる。またこのような母子分離の影響は不可逆的なものではなく、その後の養育環境によって回復しうる事も示唆された。
  • 生体膜マイクロドメインと膜受容体の可視化による揮発性麻酔薬の作用機序の解明
    日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    研究期間 : 2015年04月 -2018年03月 
    代表者 : 小野 純一郎; 樺山 一哉; 鈴木 辰吾
     
    本課題は生細胞を用いたライブセルイメージング法(FRAP法)による揮発性麻酔薬の作用機序の研究である.細胞膜をマイクロドメインと非マイクロドメインという機能的成分に分類し,各々に対する蛍光標識を作成して,共焦点レーザー走査型顕微鏡で側方拡散の動態解析を行った.その結果,非マイクロドメインの蛍光標識(トランスフェリン受容体,膜貫通型タンパク質)の流動性のみがイソフルランによって増加した.膜貫通型タンパク質の側方拡散はシグナル伝達に影響を与えるため,揮発性麻酔薬による側方拡散促進は,薬物作用機序の一部を担っている可能性がある.
  • 脳が統合するエネルギー代謝調節機構-ストレスによる肥満易発症の分子機序-
    日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    研究期間 : 2014年04月 -2018年03月 
    代表者 : 三木 崇範; 太田 健一; 鈴木 辰吾; 割田 克彦; 横山 俊史; 日下 隆
     
    生後早期の母子分離は、脳の神経回路の正常な形成を妨げ、結果として機能の歪として現れてくる。脳の神経栄養因子を介するシグナル伝達系やグルタミン酸受容体の異常に加え、シナプスおける膜蛋白質のリン酸化にも影響を及ぼすことが明らかになった。これらの異常に加え、脂質代謝関連酵素群(因子)にも影響を及ぼし、神経機能の異常を惹起していることが示された。一方、母子分離された動物では腸内細菌叢の組成が変容することも明らかとなった。これらの結果は、生後早期のストレス曝露は、脳が統合する末梢代謝関連臓器との相互作用を攪乱させ、肥満など生活習慣病易発症性の分子基盤を探る手がかりとなるものである。
  • 神経回路形成期における脂肪酸のホメオスタシス―精神疾患脆弱性因子としての探索―
    日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    研究期間 : 2014年04月 -2017年03月 
    代表者 : 鈴木 辰吾; 三木 崇範; 太田 健一; 割田 克彦
     
    脂肪酸をはじめとする栄養素の摂取量低下が神経回路の形成障害を引き起こし、精神疾患などの発病脆弱性に関与する可能性が示唆されている。しかしながら、新生児期における脳の脂肪酸ホメオスタシスは十分に明らかになっていない。そこで、本研究では、発達過程の脳における脂質ホメオスタシスへの影響の解明を試みた。その結果、①新生児期の脳において飽和脂肪酸は積極的に不飽和化していること、②BDNFが肝臓のSCD-1の活性に関与し、全身の脂肪酸のホメオスタシスに関与しうること、③BDNFがHPA系の修飾に関与する蛋白質の発現誘導に強くかかわることが見出された。
  • 癌細胞のスタチン系薬剤感受性を決定する分子メカニズム―感受性マーカーの探索―
    日本学術振興会:科学研究費助成事業 研究活動スタート支援
    研究期間 : 2014年08月 -2016年03月 
    代表者 : 割田 克彦; 三木 崇範; 保坂 善真; 太田 健一; 鈴木 辰吾; 割田 友子
     
    スタチンは血中コレステロール値の低下作用以外に制がん作用を発揮することが報告され近年注目を集めている。しかしスタチンがどのような特徴をもつがん細胞に有効なのかはわかっていない。これまでに我々はスタチン感受性マーカー候補としてE-カドヘリンを同定してきた。本研究では,がん細胞のスタチン感受性がE-カドへリンの発現制御で変化するか否かを解析した。感受性株にE-カドへリン遺伝子を組み込んで発現させると,50%阻害濃度は約3.7倍増加し,スタチンに対する耐性の獲得がみられた。一方,耐性株がもつE-カドヘリンを抑制した結果,感受性が増強し,スタチン耐性の1因子としてE-カドヘリンの存在が強く示唆された。
  • 母子分離による学習障害と精神疾患発症リスク-神経可塑性からの発症機序解明-
    日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    研究期間 : 2012年04月 -2015年03月 
    代表者 : 太田 健一; 竹内 義喜; 三木 崇範; 鈴木 辰吾; 割田 克彦; 日下 隆
     
    本研究では、長期的な母子分離が海馬CA1領域の神経回路網形成に影響を与え、海馬に関連した学習能の低下を引き起こす事が明らかとなった。また母子分離は脳発達早期においてシナプス形成に関る因子の発現動態を変化させた(BDNF-ERKシグナルの低下、CaMKIIを介したGluR1の過剰リン酸化)。これらの変化は一過性であるが、この時期は機能的シナプスが出来始める重要な時期である。従って母子分離は脳発達早期における海馬の正常な神経回路網形成を撹乱すること、更にそれは成熟後の学習能低下を引き起こす恒久的な影響であると考えられる。
  • 細胞膜マイクロドメインを用いた麻酔薬作用機序の解明
    日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    研究期間 : 2012年04月 -2015年03月 
    代表者 : 小野 純一郎; 鈴木 辰吾
     
    細胞膜マイクロドメインはコレステロール、飽和リン脂質、スフィンゴ脂質、各種受容体が集積する膜ドメインである。機能的にはシグナル伝達の主座であり、揮発性麻酔薬作用のターゲットでもある。この研究では、揮発性麻酔薬がそのドメインの動態にどのような影響を与えるかを検討した。その結果、細胞膜の流動性は揮発性麻酔薬によって均一に変化するのではなく、流動性が高まる部分(非マイクロドメイン領域)と変化しない部分(マイクロドメイン領域)に分かれる。
  • BDNFから解明する新生児期ストレスの脳への影響
    日本学術振興会:科学研究費助成事業 若手研究(B)
    研究期間 : 2012年04月 -2014年03月 
    代表者 : 鈴木 辰吾
     
    これまでの研究から、脳由来神経栄養因子(BDNF)によるコレステロール合成がシナプス形成に重要であることが示唆された。一方、生後早期のストレスがBDNFの発現低下を誘導するという報告から、ストレスが同過程を阻害する可能性が考えられた。そこでストレスとBDNFによる脂質合成との関連を調べた結果、母仔分離ストレスによってコレステロール合成酵素の発現が有意に低下することを見出した。一方、神経細胞のコレステロール合成はストレスホルモンの影響を受けなかった。これらの結果から、新生児期のストレスが、BDNFとコレステロール合成酵素の発現低下を介してシナプス形成に影響する可能性が考えられた。
  • 周生期ストレスと生活習慣病発症機序に関する研究-脳と脂肪組織のクロストーク解析-
    日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    研究期間 : 2010年04月 -2014年03月 
    代表者 : 三木 崇範; 太田 健一; 鈴木 辰吾; 横山 俊史; 日下 隆; 竹内 義喜; 割田 克彦
     
    生後早期の母仔分離ストレスは、大脳・小脳・海馬の神経栄養因子とその受容体の発現量に影響を与えた。生後早期の母仔分離は、部位特異的に様々な神経栄養因子と受容体の発現量に影響を与え、神経回路網形成や神経発達の順序に少なからず影響を及ぼすことを明らかにした。これが行動異常の原因の一つとして考えられる。一方、脂肪組織のミトコンドリアのエネルギー代謝関連因子のレベルに異常を惹起した。白色脂肪の増殖と熱産生を抑えられた褐色脂肪の特性が見られた。これは、将来の肥満を示唆するものである。脳発達期のストレスは、脳と末梢脂肪組織の生物学的特性に変化を惹起し、将来の生活習慣病の基盤となる可能性を示唆する。
  • アルコール誘因性神経機能障害の分子機構ー非小胞性シナプス輸送による解析ー
    日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    研究期間 : 2010年04月 -2014年03月 
    代表者 : 竹内 義喜; 三木 崇範; 今川 智敬; 中村 和彦; 太田 健一; 鈴木 辰吾; 割田 克彦; 松本 由樹
     
    神経終末のHRP酵素などは小胞に含まれないことから、従来の小胞性輸送とは全く異なった輸送と考えられる。これら未知の非小胞性シナプス輸送を解明するため、ラットの迷走神経にWGA-HRPを注入し孤束核領域を観察した。正常動物ではシナプスの変化は全くみられなかったが、Rab3A-siRNAとの混合注入やアルコール依存症動物では、HRP反応産物を含んだ神経終末が次の神経細胞に陥凹し離断されていくのがみられた。このような形態は下垂体後葉の神経終末でも観察され、離出様分泌と名付けられた。機能的には神経細胞障害によるシナプスの脆弱性があるとき、このようなたんぱくのシナプス輸送が働くものと考えられる。
  • コレステロール代謝物による新しいシナプス機能調整メカニズムの解明
    日本学術振興会:科学研究費助成事業 若手研究(B)
    研究期間 : 2010年 -2011年 
    代表者 : 鈴木 辰吾
     
    脳由来神経栄養因子(BDNF)依存的に中枢神経細胞で合成が促進される24ヒドロキシコレステロール(24HC)の作用解析を行った。24HCは、BDNFによる神経細胞の形態変化やシナプス成熟の誘導の過程には関与せず、フィードバックシグナルとしてBDNFの作用を抑制する働きを持つことが明らかになった。また、これらの抑制はアストロサイトによる24HCの分解によって解除されるという新しいフィードバック系である可能性が考えられた。
  • 生体膜マイクロドメインを用いた揮発性麻酔薬の作用機序の解明
    日本学術振興会:科学研究費助成事業 若手研究(B)
    研究期間 : 2008年 -2009年 
    代表者 : 小野 純一郎; 鈴木 辰吾
     
    マウスに全身麻酔薬を投与し、脳細胞のマイクロドメイン分析を行なった。イソフルランもしくはミダゾラムを投与したマウスの大脳から脳細胞マイクロドメインを抽出し、コレステロール量とタンパク量を測定した。イソフルラン群のコレステロール量は、対照群の1.24倍、タンパク量は3.10倍に増加した。一方、ミダゾラム群のコレステロール量は1.07倍、タンパク質は1.45倍に増加した。
  • BDNFと脳の発達に関する研究
    代表者 : 鈴木辰吾

委員歴

  • 2025年04月 - 現在   日本解剖学会   評議員
  • 日本解剖学会   第118回日本解剖学会全国学術集会 運営委員

社会貢献活動

  • 高松一高に対する解剖実習の出前講義
    期間 : 2023年11月24日 - 2023年11月24日
    役割 : 講師
    種別 : 出前授業
    主催者・発行元 : 高松一高
    高校生 高松一高の学生に講義とラットを用いた解剖実習を実施した

学術貢献活動

  • 神経栄養因子研究会
    期間 : 2023年11月04日 - 2023年11月05日
    役割 : 企画立案・運営等
    種別 : 学会・研究会等
    主催者・責任者 : 小島正己
    石川県野々市市扇が丘7番1号 金沢工業大学扇が丘キャンパス
  • 新技術説明会
    期間 : 2023年03月07日 - 2023年03月07日
    役割 : その他
    種別 : 展覧会
    主催者・責任者 : JST
    下記のセッションにおいて、自ら開発した技術を企業にアピールしました https://shingi.jst.go.jp/list/list_2023/2023_theme00.html

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