希土類窒化物の極低温用磁気冷凍材料および蓄冷材としての実用化
日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(A)
研究期間 : 2007年 -2009年
代表者 : 山本 孝夫; 中川 貴; 清野 智史; 楠瀬 尚史; 関野 徹; 沼澤 健則
Gd,Tb,Dy,Ho,Erの5元素の窒化物及びこれらの組合せの二元系窒化物をHIP法で合成した。その磁化、比熱を測定し磁気エントロピー変化と断熱消磁温度降下を評価した。幾つかの試料の電気伝導度を測定した。これらの物質系が水素液化のための磁気冷凍材料に最適の材料であることを示した。直径が0.85-1.0mmのGdNの球状材料を合成し、この材料が乾燥大気中で24時間保持しても酸化による重量増加が1%に満たないことを確認した。この球状窒化物材料を磁気冷凍試験機に実装し55-65Kの範囲で約5度の降温を実証した。