心肺停止ハイリスク患者の家族を対象とした退院時心肺蘇生法の指導・普及に関する研究
日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
研究期間 : 2020年04月 -2025年03月
代表者 : 大西 敏美
本研究では、自宅で心停止のリスクが高い循環器疾患患者の家族を対象に、退院時指導として、心肺蘇生法の指導がどの程度、どのような形式で実施され、どういう成果を得ているのかを明らかにして、退院時心肺蘇生指導教育プログラムの開発を目的としている。今年度は、全国の医療機関の看護師を対象とし、心疾患患者家族への退院時心肺蘇生法指導の実施割合、実施方法、高齢家族に対する指導方法について、今後の心疾患患者家族に対する退院時心肺蘇生法指導の課題を明らかにすることを目的にweb調査を行った。研究成果は以下のとおりである。1.対象者への質問項目について、昨年度実施した心疾患患者の家族に対して、看護師が心肺蘇生法の指導について論じている文献検討結果より得られた項目を基盤として質問紙を作成した。2.調査開始前に、所属機関の倫理審査委員会の承認を得る手続きを行った。3.医療機関検索サイト(日本病院会都道府県別会員一覧)に掲載されている国内の循環器科および内科を有する300床以上の全病院871施設と、全国の救命救急センター290施設を合わせて、重複施設を除去した合計932施設、1159人のCPR指導にかかわる施設の看護代表者を対象に全数調査を実施した。現在、結果の分析を行っている。4.日本看護研究学会 中国・四国地方会 第35回学術集会にて成果報告(演題「退院時心肺蘇生指導に関する日本における研究の動向」3月。