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小川大輔 (オガワ ダイスケ)

        
    医学部 医学科 
  • 助教
Last Updated :2026/06/24

研究者情報

学位

  • 医学博士(2009年03月 香川大学)

J-Global ID

研究キーワード

  • 脳腫瘍   

研究分野

  • ライフサイエンス / 脳神経外科学

経歴

  • 2013年06月 - 現在  香川大学医学部脳神経外科

学歴

  • 2003年04月 - 2009年03月   香川大学 大学院

所属学協会

  • 日本脳神経外科学会   

研究活動情報

論文

書籍

  • iPS細胞の産業的応用技術
    山中, 伸弥 シーエムシー 2009年09月 ISBN: 9784781301228 ii, vii, 237p
  • 再生医療技術の最前線 = Recent progress in regenerative medicine technologies
    岡野, 光夫; 大和, 雅之 シーエムシー出版 2007年05月 ISBN: 9784882316763 viii, 281p, 図版1枚

受賞

  • 2016年08月 日本分子脳神経外科学会 第17回日本分子脳神経外科学会 学会賞
     Glucose-Based Regulation of miR-451/AMPK Signaling Depends on the OCT1 Transcription Factor 
    受賞者: Ogawa D;Co;firs;u;Ansari KI;Rooj AK;Lawler SE;Krichevsky AM;Johnson MD;Chiocca EA;Bronisz A;Godlewski J
  • 2015年05月 日本脳腫瘍病理学会 第33回日本脳腫瘍病理学会 ポスター賞
     MicroRNAがグリオーマの遊走能および糖代謝に与える病理学的な影響についての検討 
    受賞者: 小川大輔、三宅啓介、田宮隆、EA Chiocca、Jakub Godlewski

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • グリオーマにおける(プロ)レニン受容体をターゲットとした新規分子治療の研究
    日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(B)
    研究期間 : 2018年04月 -2021年03月 
    代表者 : 田宮 隆; 小川 大輔
     
    グリオーマ細胞株に対する(p)RR抗体の抗腫瘍効果をin vitroにおいて評価する実験において、まず、U87MG,U251,T98Gなどグリオーマ細胞株について、(p)RRの発現について検討した。脳腫瘍細胞において、グレードやグリオーマの予後規定因子であるIDH-1変異に関わらず(p)RRが恒常的に発現しており、さらに悪性化に伴い(p)RR発現量が増加していることを確認した。また、(p)RRをsmall interference RNA (siRNA)でノックダウンすると、細胞の増殖能は抑制された。このことから、(p)RRがグリオーマの腫瘍形成において、IDH-1変異以前の初期段階にドライバー分子として重要な働きを担っていることを我々は示した。 次に、(p)RR抗体を用いて(p)RRの働きを抑制することで、ドライバー分子を失ったグリオーマの腫瘍形成能は失われるか?について解明するために、これらの細胞株を用いて、(p)RR抗体の抗腫瘍効果を検討した。U87MG,U251,T98Gなどグリオーマ細胞株に、(p)RR抗体を投与し、Reporter assayにより、(p)RRとはWnt/βカテニン経路を抑制することで、グリオーマに対し、抗腫瘍効果を発揮していることを明らかとした。また、増殖能、アポトーシス等を検討すると、(p)RR抗体は濃度依存性に腫瘍増殖能を抑制することを明らかとした。さらに、TMZを併用投与による検討では、相加効果が認められた。 以上より、グリオーマ細胞株に対する(p)RR抗体の抗腫瘍効果をin vitroにおいて確認できた。今後は、(p)RRのグリオーマ形成に関わる分子生物学的メカニズムの解明のための実験やIn vivoにおけるグリオーマ細胞株に対する(p)RR抗体の抗腫瘍効果を検討する予定である。
  • (p)RRを抑制するmicroRNAはグリオーマの腫瘍形成能を失わせるか?
    日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    研究期間 : 2018年04月 -2021年03月 
    代表者 : 小川 大輔
     
    神経膠腫(グリオーマ)の中でも膠芽腫は最も予後の悪い脳腫瘍であり、早急な追加療法の開発が望まれている。申請者らは、本研究計画のターゲットである(プロ)レニン受容体((p)RR)が、Wnt/βカテニン経路を介して、がん形成に関わる重要分子であり、グリオーマにおいてもグレードに関わらず恒常的に(p)RRが発現しており、これを抑制することで膠芽腫の増殖能が抑えられることを報告してきた。 また、microRNA(miR)は平均22塩基対程度の短いnon-coding RNAでmessenger RNA(mRNA) の主に3'-UTRと相補的に結合することで、その翻訳抑制に関わる。MiRの抑制効果は一般に他のsmall interference RNA (siRNA)と比較して弱いものの、siRNAは人工的なもので、新たな脳内投与方法の開発が必要であるが、miRは遺伝子に組み込まれた内在性の因子であるため、その発現量はプロモーター領域に結合する転写因子に依存し、これを解析することにより、miRの発現量を調節するような新薬の開発につながりやすい。 本研究計画は、これらを発展させ、(p)RRの発現を制御するmiRは存在するのか?存在するならば、(p)RRの働きを抑制することで、ドライバー分子を失ったグリオーマの腫瘍形成能は失われるか?について解明し、膠芽腫に対する新規治療法の開発を目指す。さらにそのmiRの発現を促す転写因子を解析することで、その転写因子がグリオーマの腫瘍形成能を失わせるような新規薬剤となりうるか?を模索することを目的とする。
  • ストレス受容性を制御するmicroRNAは脳腫瘍の治療感受性を向上させられるか?
    日本学術振興会:科学研究費助成事業 若手研究(B)
    研究期間 : 2015年04月 -2018年03月 
    代表者 : 小川 大輔
     
    本研究計画では、micronRNAの一種であるmiR-451という分子が、脳腫瘍細胞に対し、治療感受性を向上させるか検討し、その発現を増やす因子を同定する。MiR-451は代謝性ストレスに対するスイッチとしての働きをもっており、脳腫瘍細胞が治療に対し、よりストレスを感じさせることで、治療効果を増強させるものである。実験結果から、腫瘍細胞にmir-451を発現させた状態で治療すると、より多くの細胞死が誘導された。またそのmiR-451を発現させる因子としてOct1を同定した。さらに高糖状態におけるラットの脳ではmiR-451の発現上昇が確認された。
  • 薬剤耐性遺伝子に関するmicroRNAを用いた悪性脳腫瘍に対する分子治療の研究
    日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(B)
    研究期間 : 2014年04月 -2017年03月 
    代表者 : 田宮 隆; 三宅 啓介; 岡田 真樹; 小川 大輔; 河井 信行
     
    今回我々は、microRNAと薬剤耐性遺伝子との関係に着目し、脳腫瘍の治療薬であるTMZに対する薬剤耐性遺伝子であるMGMTの発現量に関わるmicroRNAを同定し、その治療効果への影響および内因性のMGMT発現調節機能として薬剤耐性に関わる重要性を調べた。 さらに、近年、膵がんや乳がんにおいて、 (pro) renin receptor ((P)RR) 発現の上昇によるWnt receptor complexを介したprogenitor cellからのがん化が報告されている。神経膠腫において、(P)RRが発現し悪性化に伴い亢進していることを明らかとし、分子治療の標的となる可能性が示唆された。
  • 脳外傷におけるmiRNAのバイオマーカーとしての有用性の検討
    日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    研究期間 : 2014年04月 -2017年03月 
    代表者 : 畠山 哲宗; 河北 賢哉; 河井 信行; 小川 大輔
     
    血漿および脳脊髄液中のmiRNA発現パターンやレベルが、非脳外傷患者と異なることを明らかにし、その発現が予後予測因子あるいはバイオマーカーとなる可能性を検討した。頭部外傷患者の血漿をmicroRNA microarrayで測ったところ、絶対的発現量の多いものはmiR-451、miR223、miR-16の3種類であった。髄液中のmicroRNAの変化についてはmiR-451a、miR-21、miR-16の3種類の発現量が多かった。miR-451は全てのmicroRNAのなかで最も発現量が多かった。今後これらのmicroRNA が脳外傷のバイオマーカーになるかどうかはさらなる検討が必要である.

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