研究者データベース

油谷知岐 (アブラタニ トモキ)

        
    情報化推進統合拠点 
  • 助教
Last Updated :2024/10/26

研究者情報

学位

  • 修士(情報学)(大阪府立大学)

科研費研究者番号

  • 71001814

ORCID ID

J-Global ID

研究キーワード

  • メタ認知   メタ学習   知的学習支援システム   

研究分野

  • 人文・社会 / 教育工学
  • 情報通信 / 学習支援システム

経歴

  • 2024年04月 - 現在  香川大学情報化推進統合拠点 DX推進研究センター助教
  • 2022年08月 - 2024年03月  大阪公立大学研究員

学歴

  • 2019年04月 - 2024年03月   大阪府立大学大学院   人間社会システム科学研究科   現代システム科学専攻 知識情報システム学分野 博士後期課程
  • 2017年04月 - 2019年03月   大阪府立大学大学院   人間社会システム科学研究科   現代システム科学専攻 知識情報システム学分野 修士課程
  • 2013年04月 - 2017年03月   大阪府立大学   現代システム科学域   知識情報システム学類

所属学協会

  • 電子情報通信学会   情報処理学会   Association for Computing Machinery (ACM)   人工知能学会   教育システム情報学会   

研究活動情報

論文

  • Meta-learning Program Based on Abstraction of Learning Experiences
    Aburatani, T; Seta, K; Hayashi, Y
    Proceedins of EdMedia2024 537 - 546 2024年07月 [査読有り]
  • 学習目標の内省を促すセマンティクスアウェアな知的学習支援システム
    油谷知岐; 瀬田和久; 林佑樹; 池田満
    電子情報通信学会論文誌D J104-D 8 639 - 649 2021年08月 [査読有り]
  • ITS Promoting Realization of Misguided Self-confidence in One’s Own Comprehension
    Aburatani, T; Seta, K; Hayashi, Y; Ikeda, M
    28th International Conference on Computers in Education (ICCE) 93 95 2020年11月 [査読有り]
  • プレゼン設計課題を通じた行間読み取り活動診断システムの開発
    油谷知岐; 瀬田和久; 林祐樹; 池田満
    電子情報通信学会論文誌D J102-D 4 359 - 363 2019年04月 [査読有り]
  • A semantically enhanced learning environment for Cultivating Meta-thinking Skills
    Aburatani, T; Seta, K; Hayashi, Y; Ikeda, M
    26th International Conference on Computers in Education 1 4 2018年 [査読有り]
  • Diagnosing Learning Attitudes of Thinking Between the Lines
    Aburatani, T; Seta, K; Hayashi, Y; Ikeda, M
    6th Asian Conference on Information Systems 239 - 244 2017年12月 [査読有り]

講演・口頭発表等

  • 香川大学デジタルONEアンバサダーにより内製開発された業務システムの業務パターンによる分類  [通常講演]
    武田啓之; 米谷雄介; 神馬豊彦; 小寺賢志; 川瀬舞; 末廣紀史; 油谷知岐; 浅木森浩樹; 山田哲; 八重樫理人
    第28回学術情報処理研究集会 2024年09月 口頭発表(一般) 大阪(大阪教育大学) 国立大学法人情報系センター協議会(NIPC)
  • 香川大学のDX推進の取組〜大学DX推進の土台の整備〜  [招待講演]
    油谷知岐
    令和6年度 全国大学教育研究センター等協議会 2024年08月 シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
  • 学習経験の抽象化によるメタ学習プログラムの実践と評価  [通常講演]
    油谷知岐; 瀬田和久; 林佑樹
    人工知能学会 第100回 先進的学習科学と工学研究会 2024年03月 口頭発表(一般)
  • メタ学習スキル育成プログラムのデザイン原則の検討
    教育システム情報学会 2022年度 特集論文研究会 2023年03月 口頭発表(一般)
  • 推理小説を題材とした仮説推論スキル育成支援システムの検討
    宮崎貴大; 油谷知岐; 林佑樹; 瀬田和久
    第45回教育システム情報学会全国大会 2020年09月 口頭発表(一般)
  • セマンティクスアウェアな教材による学習目標設計スキルの育成支援  [通常講演]
    第45回教育システム情報学会全国大会 2020年09月 口頭発表(一般)
  • 「わかったつもり」を捉える学習者モデルの構成法―セマンティクスアウェアなプレゼン教材を利用して―  [通常講演]
    第34回人工知能学会全国大会 2020年06月 一般社団法人 人工知能学会
     

    知的学習支援システムに関する研究領域では,テクストに記載された事柄のより精緻な理解を促すことを目掛け,学習者の理解構造を捉える学習者モデルの構成法が提案されてきた.一方で,学習対象領域について,わかったつもりになっているが,物事の背景や意義といったテクストには明記されていない事柄も読み取るスキルに目掛け,学習目標設定の妥当性・洗練への意識を促すことを狙いとする学習者モデルは検討されていない.そこで本研究では,学習者がわかったつもりになりながらも,何を学習目標化できている/できていないのかを捉える学習者モデルを検討する.具体的には,学習者がセマンティクスアウェアなプレゼン教材と学習目標語彙を用いて,プレゼンテーション課題に取り組む状況を設定する.プレゼン教材には,学習者が目にする学習トピック情報と計算機処理可能な情報に非対称な構造を持たせ,陽に記載されていなくとも学習者が読み取るべきと考えた学習内容と,読み取れなかった学習内容を区別して学習者モデルとして構成する手法を提案する.

  • セマンティクスアウェアなプレゼン教材を活用したメタ学習スキーム  [通常講演]
    第44回教育システム情報学会全国大会 2019年09月 口頭発表(一般)
  • セマンティクスアウェアなプレゼン教材を活用したメタ学習の初期評価  [通常講演]
    先進的学習科学と工学研究会 2019年07月 人工知能学会
  • 行間読み取り姿勢の診断と助言生成  [通常講演]
    先進的学習科学と工学研究会 2017年07月 人工知能学会
  • プレゼン設計課題による行間読み取り姿勢の診断法  [通常講演]
    第42回教育システム情報学会全国大会 2017年06月 口頭発表(一般)
  • 自己調整スキルの涵養を目的としたプランニング支援システム
    油谷知岐; 林佑樹; 瀬田和久
    2016年度JSiSE学生研究発表会 2017年01月

産業財産権

受賞

  • 2024年09月 2024年度 中国・四国工学教育協会賞
     
    受賞者: 米谷雄介;浅木森浩樹;山田哲;神田亮;油谷知岐;佛圓哲朗;國枝孝之;八重樫理人
  • 2024年07月 EdMedia2024 Outstanding Paper Award
     
    受賞者: 油谷知岐;瀬田和久;林佑樹
  • 2023年12月 2023年度 人工知能学会 研究会優秀賞
     
    受賞者: 油谷知岐;瀬田和久;林佑樹
  • 2020年12月 大阪府立大学 学長顕彰
     
    受賞者: 油谷知岐
  • 2019年07月 2019年度 人工知能学会 先進的学習科学と工学研究会 若手奨励賞
     
    受賞者: 油谷知岐
  • 2018年11月 第29回教育・学習支援システム若手の会 学生功労賞
     
    受賞者: 油谷知岐

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 学習経験の抽象化と汎化によるメタ学習支援システム
    日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2024年07月 -2026年03月 
    代表者 : 油谷 知岐
     
    教材に陽には書かれていないことでも学習者が自ら考え読み取る学習スキル(メタ認知知識)を培うこと(メタ学習)の重要性が高まっている. 研究代表者はこれまで,「理解したつもり」の学習者に「さらに読み取る余地があることへの気づき」を促し,これを起点に理解を深めた経験の抽象化・汎化によるメタ認知知識の構成を課題化する学習プログラムを開発した. これはアンプラグドな実践であったので,本研究では,情報システムを用いてメタ認知知識の構成活動を支えるメタ学習支援システムを開発する.これにより,メタ学習における潜在的な思考プロセスを顕在化して捉え,効果的な思考プロセスの活性化に向けた適応的な学習支援を実現する.
  • 学習方略の経験学習支援フレームワークに関する研究
    国立研究開発法人科学技術振興機構(JST):次世代研究者挑戦的プログラム リゾーム型人材育成プログラム
    研究期間 : 2021年10月 -2022年03月

委員歴

  • 2024年04月 - 現在   教育システム情報学会   学会誌編集委員会(編集幹事補佐)
  • 2024年04月 - 2025年03月   教育・学習支援システム若手の会   運営幹事
  • 2019年 - 2020年   日本人工知能学会   全国大会 大会委員(学生企画)
  • 2020年   教育・学習支援システム若手の会   プログラム幹事
  • 2017年04月 - 2018年03月   大阪府立大学 異分野融合研究会   運営委員会

その他のリンク

researchmap



Copyright © MEDIA FUSION Co.,Ltd. All rights reserved.