鶴田智彦 (ツルタ トモヒコ)
医学部 医学科 |
2002年慶應義塾大学医学部卒業、2002-2007年慶應義塾大学病院産婦人科(助教)2007-2010年慶應義塾大学医学部大学院、期間中東京医科歯科大学難治疾患研究所分子細胞遺伝教室(稲澤譲治教授)にて子宮体癌のmicroRNA研究に従事。2011-2013年永寿総合病院、立川共済病院と慶應関連病院勤務。この間に日本産科婦人科学会優秀論文賞(婦人科腫瘍部門)を受賞。2014年から阪大関連病院の関西労災病院に勤務し遺伝性腫瘍、ゲノム医療、多くの婦人科悪性腫瘍の臨床試験・治験を経験。2019年から北大関連病院の北海道がんセンターに勤務し更に婦人科癌、遺伝性腫瘍、がんゲノム医療に没頭。2021年からは香川大学医学部周産期学婦人科学の准教授に着任。婦人科がん緩和医療の実態や高齢者婦人科がん治療の研究、遺伝性腫瘍の研究などを行い論文発表した。最近では女性医学中でもフェムテックに関して月経に対する研究をテーマに行っている。月経カップを用いて月経重量の研究を行い、現代女性の正常範囲内とされる月経重量を算出した。2024年には企業と共同開発で世界初の「月経重量と月経関連症状を管理できるアプリ「Oh My Flow」の監修を行った。また子宮頸がん検診を中心とした検診・予防医学に関しても各種委員理事となり社会貢献をしている。今後、次世代の新しい健康診断・検診の確立を目指していく研究を行っている。出身大学以外に他4つの大学あるいは関連病院で勤務する稀有な存在、しかし熱き想い、飽くなき探求心、そして人を大切に思いやればどこでも仕事はできると信じてやまない。そのようなことを伝えていきたい。
専門分野
婦人科悪性腫瘍 肉腫治療 遺伝性腫瘍 がんゲノム医療 女性医学(フェムテック関連) microRNA