地域との協働による包括的な万引き防止教育プログラムの開発と効果の検証
日本学術振興会:科学研究費助成事業
研究期間 : 2021年04月 -2024年03月
代表者 : 大久保 智生; 久保田 真功; 白松 賢; 吉井 匡; 皿谷 陽子; 岡田 涼; 金澤 潤一郎; 徳岡 大; 石岡 良子
2021年度は、①万引きの予防と予防教育プログラムの開発およびその効果検証、②万引きへの対応と店員教育プログラムの開発および効果検証、③万引きからの更生と再犯防止および矯正教育プログラムの開発および効果検証の3つの観点から研究を行った。①万引きの予防と予防教育プログラムの開発およびその効果検証では、高齢者への効果的な予防教育のあり方を探るため、一般の高齢者を対象とした調査を行った。一般の高齢者向けのWEB調査を実施して、海外で注目されている経済的搾取に対する脆弱性に焦点を当て、万引きへの意識との関連について検討を行った。②万引きへの対応と店員教育プログラムの開発および効果検証では、店長・正社員やアルバイト・パートへの効果的な店舗教育のあり方を探るため、店長・正社員を対象とした調査とアルバイト・パートを対象とした調査を行った。店長・正社員とアルバイト・パート向けの2種類のWEB調査を実施して、大きな社会問題となっているレジ袋有料化以降のエコバッグを使用した万引き防止に焦点を当て、防犯意識とホスピタリティとの関連について検討を行った。さらに、店舗への訪問調査を実施して、これらの調査結果に基づき、店舗向けのエコバッグを用いた万引き防止のポスターと店舗向けの動画の作成を行った。③万引きからの更生と再犯防止および矯正教育プログラムの開発および効果検証では、効果的な再犯防止教育および矯正教育のあり方を探るため、常習窃盗者と弁護士にヒヤリングを行った。