研究者データベース

轟木靖子 (トドロキ ヤスコ)

        
    教育学部 学校教育教員養成課程 創発科学研究科 創発科学専攻 
  • 教授
Last Updated :2025/04/24

研究者情報

学位

  • 修士(言語・文化学)(大阪外国語大学)

J-Global ID

研究キーワード

  • 音声学   言語学   

研究分野

  • 人文・社会 / 日本語学

経歴

  • 1993年 - 1994年  大阪外国語大学留学生センター, 非常勤講師

学歴

  •         - 1993年   大阪外国語大学   外国語学研究科   日本語学
  •         - 1989年   東京外国語大学   外国語学部   インドシナ語学科

所属学協会

  • 日本比較文化学会   日本語学会   日本音声学会   日本音響学会   日本語教育学会   日本言語学会   計量国語学会   

研究活動情報

論文

  • 若い世代の方言の語彙とアクセント ―香川方言話者の調査から―
    轟木靖子
    間谷論集 18 1 - 15 日本語日本文化教育研究会 2024年03月 [査読有り]
  • 「やさしい日本語」のわかりやすさと自然さについて
    轟木靖子; 高橋志野; 山下直子
    香川大学地域人材共創センター研究報告 29 23 - 29 香川大学地域人材共創センター 2024年03月
  • 小学校の総合的な学習の時間における防災教育 : 多文化共生の視点から
    轟木靖子; 山下直子
    香川大学教育実践総合研究 45 49 - 55 2022年09月 [査読有り]
  • 地域の防災における外国人支援について—地震に対する備えを中心に—
    香川大学地域連携・生涯学習センター研究報告 27 1 - 8 2022年03月 [査読有り]
  • 「やさしい日本語」を使った防災チラシの作成について : 日本人学生の活動の分析
    轟木靖子; 山下直子
    香川大学教育学部研究報告 5 69 - 76 2021年09月 [査読有り]
  • 文の構造を反映したイントネーションの実現について : 「奈良のもみじを見た」「奈良でもみじを見た」の分析
    香川大学地域連携・生涯学習センター研究報告 26 1 - 7 2021年03月 [招待有り]
  • 「去年奈良のもみじを由美と見た」にみるイントネーションの地域差-岡山と香川の比較-
    轟木靖子
    香川大学教育学部研究報告 26 1 - 7 2020年03月 [査読有り]
  • 防災・減災のための「やさしい日本語」 -チラシの作成タスクの分析から-
    轟木靖子; 山下直子
    香川大学地域連携・生涯学習センター研究報告 25 33 - 41 2020年03月 [査読有り]
  • 香川方言の文末詞「な」の音調と使用における世代差について -「なんしょん(な)」「ご飯食べたん(な)」を中心に-
    轟木 靖子
    香川大学教育学部研究報告第I部 151 47 - 56 2019年03月
  • 地域の日本語教室における日本語学習者と支援者の意識 : 香川県における日本語学習支援活動に関する調査より
    畑ゆかり; 山下直子; 轟木靖子
    比較文化研究 134 159 - 168 2019年01月 [査読有り]
  • 香川方言の「なんしょん」「なんしょんな」の文末イントネーションの意味・機能について
    轟木 靖子; 飯田奈津美
    香川大学研究報告第I部 149 37 - 44 2018年03月
  • 日本人学生と留学生の防災に対する意識について-アンケート調査の分析-
    轟木靖子; 髙橋志野; 山下直子
    香川大学生涯学習教育研究センター研究報告 23 75-81  2018年03月 [査読有り]
  • 日本語母語話者のカタカナ語と類義語の使い分け-カタカナ語とその類義の和語・漢語の調査から-
    山下直子; 畑ゆかり; 轟木靖子
    香川大学教育学部研究報告第Ⅰ部 第149号 45-52  2018年03月
  • 四国における外国人住民の防災について
    轟木靖子; 髙橋志野; 山下直子
    香川大学生涯学習教育研究センター研究報告 22 69-74  2017年03月 [査読有り]
  • 終助詞の音調の記述方法について
    轟木靖子
    日本語学 35 11 12-23 - 23 明治書院 2016年10月 [査読有り]
  • 災害時における外国人住民の支援について-学生インターンシップ活動の分析-
    轟木靖子; 山下直子
    香川大学教育実践総合研究 33 135 - 140 香川大学教育学部 2016年09月 [査読有り]
  • 終助詞『ね』の2種類の上昇音調について-聴取テストにもとづく分析-
    轟木靖子
    音声言語 VII 49-63  2016年04月 [査読有り]
  • 香川県および愛媛県における日本語指導が必要魚な児童生徒への支援について
    轟木靖子; 髙橋志野; 山下直子
    香川大学生涯学習教育研究センター研究報告 21 1-6 - 6 香川大学生涯学習教育研究センター 2016年03月 [査読有り]
  • カタカナ語の聞き取りテストとカタカナに関する意識調査-韓国語・タイ語・中国語母語話者の場合
    山下直子; 畑 ゆかり; 轟木靖子
    比較文化研究 119 81-90 - 90 日本比較文化学会 ; 1984- 2015年12月 [査読有り]
  • 終助詞「ね」の上昇音調について-内省に基づく考察-
    轟木靖子
    香川大学教育学部研究報告第Ⅰ部 144 123-134 - 134 香川大学教育学部 2015年09月
  • 終助詞「よ」「ね」の音調の地域差についてー東京・岡山・香川の比較ー
    轟木靖子; 山下直子
    香川大学教育学部研究報告第1部 142 75-83 - 83 香川大学教育学部 2014年09月
  • 終助詞「よ」「ね」の音調の聞き取りについて?中国語母語話者および韓国語母語話者の場合ー
    轟木靖子; 山下直子
    比較文化研究 109 27-39 - 39 日本比較文化学会 2013年11月 [査読有り]
  • 韓国語母語話者に対するカタカナ語の指導の試み-聞き取りテストと意識調査より-
    山下直子; 畑ゆかり; 轟木靖子
    言語文化と日本語教育 45 20-29 - 29 お茶の水女子大学日本言語文化学研究会 2013年06月 [査読有り]
  • 終助詞「よ」「ね」の音調について -日本語音声教育の視点から-
    轟木靖子; 山下直子
    香川大学教育学部研究報告第Ⅰ部 第139号,香川大学教育学部 139 103-112 - 112 香川大学教育学部 2013年03月
  • 中国語母語話者を対象としたカタカナ語の聞き取りテストとカタカナに対する意識
    山下直子; 畑ゆかり; 轟木靖子
    香川大学教育実践総合研究 26 41-48 - 48 香川大学教育学部 2013年03月 [査読有り]
  • 終助詞の音調と意味の対応について -中国語母語話者と韓国語母語話者を中心に-
    轟木靖子; 山下直子
    比較文化研究 94 261-276  2010年11月 [査読有り]
  • 日本語学習者に対する音声教育についての考え方 ー教師への質問紙調査よりー
    轟木靖子; 山下直子
    香川大学教育実践総合研究 18 45-51  2009年03月 [査読有り]
  • 東京語の終助詞の音調と機能の対応について -内省による考察-
    轟木靖子
    音声言語 6 5-28 - 28 近畿音声言語研究会 2008年12月 [査読有り]
  • 終助詞の音調における地域差と共通点--東京・大阪・岡山・香川を例として
    轟木靖子; 山下直子
    日本語教育 136 68 - 77 2008年01月 [査読有り]
  • 終助詞の音調と意味の対応について ー岡山・香川・徳島における聞き取り調査よりー
    轟木 靖子; 山下 直子; TODOROKI; Yasuko; YAMASHITA, Naoko
    香川大学研究報告第1部 125 125 43-61 - 61 香川大学 2006年03月
  • 放送におけるガ行鼻濁音について―アナウンンサーの意識調査に基づく考察―
    轟木靖子; 河野葉子; TODOROKI; Yasuko; KOUNO, Yok
    香川大学教育学部研究報告第Ⅰ部 122 122 47-58 - 58 香川大学 2004年09月
  • 終助詞の音調と意味の対応について―日本語母語話者及び留学生への聴き取り調査より―
    轟木靖子; 山下直子; TODOROKI; Yasuko; YAMASHITA, Naoko
    香川大学教育学部研究報告第Ⅰ部 122 122 29-45 - 45 香川大学 2004年09月
  • ベトナム語のイントネーションの音響的分析?平叙文と疑問文の比較ー
    轟木 靖子; TODOROKI; Yasuko
    香川大学研究報告第1部 110 110 41-50 - 50 香川大学 2000年07月
  • 東京方言の終助詞「ね」「な」「か」の音調について
    轟木 靖子
    ことばの心理と学習(ことばの科学研究会, 金星堂) 1998年06月 [査読有り]
  • ベトナム語の疑問文の韻律について
    轟木 靖子; TODOROKI; Yasuko
    電子情報通信学会技術研究報告 EA95-53 23-29  1995年11月 [査読有り]
  • 終助詞から見た平板型動詞のアクセント
    轟木 靖子; TODOROKI; Yasuko
    音声学会会報 208 208 1-8 - 8 学術雑誌目次速報データベース由来 1995年04月 [査読有り]
  • 文音調の表記方法についての試案
    轟木 靖子
    日本語・日本文化 20 69-85  1994年03月 [査読有り]
  • 東京語の文末詞の音調と機能について
    轟木 靖子
    修士論文 1993年03月 [査読有り]
  • 東京語の文末詞の音調と機能についての考察-「よ」を中心に-
    轟木 靖子
    日本語・日本文化研究 2 51-60  1992年11月 [査読有り]

書籍

  • 防災と「やさしい日本語」2
    轟木靖子 (担当:編者(編著者)範囲:)研究成果報告書 2022年03月
  • 外国人住民支援を考慮した四国における地域防災についての研究
    轟木靖子 (担当:編者(編著者)範囲:)令和2年度ダイバーシティ推進共同研究制度研究成果報告書 2021年03月
  • 防災と「やさしい日本語」
    轟木靖子 (担当:編者(編著者)範囲:)研究成果中間報告書 2020年03月
  • 地域防災・減災のための「やさしい日本語」の普及と教育に関する研究 研究成果中間報告書(科研基盤(C) 17K2613)
    轟木 靖子 (担当:単著範囲:)2019年03月
  • 四国における外国人住民災害時支援のあり方についての研究 成果報告書
    2017年
  • 四国における外国人居住者のための地域日本語支援のあり方に関する研究 成果報告書
    2016年
  • 日本語音声教育における文末イントネーションの指導に関する研究 研究成果報告書
    2015年
  • 日本語を母語としない児童・生徒に対する日本語支援のあり方に関する研究 成果報告書
    2015年

講演・口頭発表等

  • 「やさしい日本語」を利用した外国人住民の支援について ー四国地域の事例を中心に-  [通常講演]
    轟木靖子; 高橋志野; 山下直子
    ダイバーシティ推進研究交流発表会オンライン2023 2024年03月 口頭発表(一般) オンライン 四国ダイバーシティ推進委員会
     
    「やさしい日本語」を利用した外国人住民の支援に関連して、「やさしい日本語」が外国人に伝わりやすいか、という点と、「やさしい日本語」が日本人にとって「自然さ」の観点からみた時にどう感じるかの二つの観点からの分析・考察の必要性について述べた。
  • 伝統的なアクセントと共通語のアクセント:香川方言話者の例
    轟木靖子; 山下直子
    第43回日本語日本文化教育研究発表会 2023年03月
  • 香川方言話者のアクセントについて -2拍名詞の分析-
    轟木靖子
    近畿音声言語研究会 2月月例会 2022年02月
  • 外国人住民支援を考慮した四国における地域防災について
    轟木靖子; 髙橋志野; 山下直子
    ダイバーシティ推進研究交流発表会オンライン 2020 2021年02月 口頭発表(一般)
  • 多文化共生社会の防災について  [通常講演]
    轟木 靖子; 山下 直子
    日本語教育学会2019年度第2回支部集会 2019年10月 口頭発表(一般)
  • 総合的学習の時間における地域防災教育の試み -多文化共生の視点から-  [通常講演]
    轟木 靖子; 山下 直子
    日本比較文化学会関西・中国四国・九州三支部合同研究集会 2019年03月 口頭発表(一般)
  • 日本語母語話者にとっての「やさしい日本語」-ストーリーテリングによる調査の分析-  [通常講演]
    轟木 靖子; 山下直子
    第34回日本語日本文化教育研究会 2019年03月 口頭発表(一般)
  • 外国人住民の防災について考える -地域・学校との連携を中心に-  [通常講演]
    日本語教育学会2017年度四国支部集会 2017年12月
  • 香川方言の「なんしょん」「なんしょんな」の文末イントネーションについて  [通常講演]
    近畿音声言語研究会 2017年07月
  • 地域社会で支える外国人住民の防災  [通常講演]
    日本比較文化学会 中国・四国支部研究会 2017年
  • 視聴覚効果を生かした教材の試案 −終助詞の音調を中心に−  [通常講演]
    日本語日本文化教育研究会 2015年
  • 「終助詞「ね」の上昇音調について-「薬,全部飲んだね」を例にして-」  [通常講演]
    近畿音声言語研究会 2015年
  • プレゼンテーションソフトを利用した終助詞の音調の指導法について  [通常講演]
    日本語教育学会研究集会(四国地区) 2014年
  • 共通語における終助詞の音調の聞き取りについて −発話資料の分析−  [通常講演]
    近畿音声言語研究会 2013年
  • 日本語教育における終助詞の音調の指導について -教師用テキストの作成を目指して-  [通常講演]
    日本語教育学会秋季大会 2013年
  • 日本語教育における終助詞の音調の指導について −「よ」「ね」を中心に−  [通常講演]
    日本語日本文化教育研究発表会 2012年
  • 共通語としての終助詞の音調について  [通常講演]
    日本語教育学会研究集会(四国地区) 2011年

MISC

  • 日本語指導が必要な児童・生徒に対する支援について
    轟木靖子; 山下直子 柴田昭二先生御退職記念論文集 35-42 2016年03月
  • 日本語を母語としない児童・生徒に対する日本語支援について
    轟木靖子; 山下直子 「日本語を母語としない児童・生徒に対する日本語支援のあり方に関する研究」成果報告書 2-3 2015年03月
  • 日本語を母語としない児童・生徒に対する日本語支援のあり方に関する研究について
    轟木靖子 「日本語を母語としない児童・生徒に対する日本語支援のあり方に関する研究」成果報告書 2015年03月
  • 韓国語・タイ語・中国語母語話者に対するカタカナ語の聞き取りテストと意識調査
    山下直子; 轟木靖子; 畑ゆかり; スニーラット・ニャンジャローンスック 英語と英文学と 田村道美先生退職記念論文集 83-90 2014年03月
  • 終助詞の音調と意味の対応について--アジア地域の留学生に対する聞き取り調査より
    轟木 靖子; 山下 直子 香川大学教育学部研究報告 第1部 (133) 89 -100 2010年
  • 日本語音声教育についての考え方 -教師へのアンケート調査より-
    轟木 靖子; 山下 直子 終助詞の音調の分析と日本語教育への応用 75-84 2006年03月 [査読有り]
  • 「な」「さ」「か」の音調と機能 -東京語の場合-
    轟木 靖子 外国語・外国語文学研究 (16) 75-90 1994年10月 [査読有り]
  • 東京語の文末詞の音調と形容詞・動詞のアクセントについて
    轟木 靖子 STUDIUM (20) 14-34 1993年03月 [査読有り]
  • ベトナム語母語話者の問い返し文の音調について
    轟木 靖子 STUDIUM 19 (19) 106-118 -118 1992年03月 [査読有り]

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 「やさしい日本語」を利用した外国人住民の支援について −四国地域の事例を中心に−
    科学技術人材育成費補助金事業「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(牽引型)」:令和5年度ダイバーシティ推進共同研究制度
    研究期間 : 2023年07月 -2024年03月 
    代表者 : 轟木靖子
     
    四国における外国人住民の支援について、「やさしい日本語」をとおした一般の日本人の支援について分析・考察をおこなった。「やさしい日本語」は言葉の専門家でなくとも利用することが可能で、外国人との意思疎通には重要なものである。
  • 方言調査における調査協力者選定のための新しい手法に関する研究
    科学研究費補助金:
    研究期間 : 2021年04月 -2024年03月 
    代表者 : 轟木靖子・山下直子
  • 語彙知識に着目したカタカナ語学習教材の開発およびその効果の検証
    日本学術振興会:科学研究費
    研究期間 : 2020年04月 -2024年03月 
    代表者 : 山下直子・轟木靖子
     
    従来,周辺的な存在とされてきたカタカナ語の一部は基本語彙として定着し,類義の和語や漢語と共存するようになったが,両者の使い分けは日本語学習者にとって難しい。本研究ではカタカナ語の効果的な語彙指導を検討するため,文脈によってカタカナ語と類義語を学習者がどのように使い分けているのかを明らかにすることめざしている。今年度は,これまでデータの収集をおこなってきた調査の結果をまとめた。まず,中上級レベルの日本語学習者と日本語母語話者を対象としてカタカナ語とその類義語が使われる文脈を設定し,ふさわしいと思う語を選ぶ質問紙調査のデータの分析をおこなった。その結果,多義的なカタカナ語をさまざまな文脈で使うことが難しいなど,学習者は文脈によって使い分けの難しさが異なることが明らかになった。 また,コーパスを利用して日本語学習者がカタカナ語と類義の和語や漢語をどのように使用しているのかを調査した。昨年度,実施した日本語母語話者のコーパスを用いた調査では,カタカナ語とその類義語の使い分けの基準が認められ母語話者の使用状況の一端が明らかになった。本年度はそこで課題として残された学習者の使用を明らかにするため,国立国語研究所の「I-JAS」多言語母語の日本語学習者横断コーパスでの使用状況を分析した。学習者がカタカナ語を使う文脈,意味やカタカナ語と共起する語(コロケーション)を分析し母語話者との比較をおこなって,日本語学習者がカタカナ語のサ変動詞をどのように使っているのかを探った。その結果,おおむね母語話者と同様の使用が確認された語もある一方で,共起語の選択と類義語との使い分けが学習者にとって課題であることがわかった。 研究成果の一部は,日本語教育学会春季大会(2021年5月)等において発表し『日本語教育連絡会議論文集』34に論文を投稿した。
  • 地域防災・減災のための「やさしい日本語」の教育と普及に関する研究
    日本学術振興会:科学研究費補助金
    研究期間 : 2017年04月 -2022年03月 
    代表者 : 轟木靖子・山下直子
     
    本研究は、外国人住民の防災を考えるうえで重要な「やさしい日本語」の、一般の日本人への普及および教育を実施するうえで有効な方策について、アンケート調査等の結果等から分析・考察をおこなうものである。日本語教育の専門家や外国人支援ボランティア以外の一般の日本人にできるだけ「やさしい日本語」を知ってもらい、活用を促すことで、地域の防災や減災をより充実させることを目的とする。一般向けの講習会、日本人学生への指導および学習成果の分析・評価、日本人との間で防災に関する知識や意識がどのように異なるかの調査・分析等を中心におこなった。
  • 外国人住民支援を考慮した四国における地域防災についての研究
    ダイバーシティ推進共同研究制度:
    研究期間 : 2020年06月 -2021年03月 
    代表者 : 轟木靖子・髙橋志野・山下直子
  • カタカナ語の語彙知識に関する研究‐意図的学習のための教材開発をめざして‐
    科学研究費:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2017年04月 -2020年03月 
    代表者 : 山下直子・轟木靖子
     
    本研究では,カタカナ語学習の教材開発をめざして,カタカナ語と類義の和語・漢語との使い分けに関する調査を行った。語彙知識の「使用」に焦点をあて、基本的な語彙として定着しつつあるカタカナ語がどのような文脈で使われるのか,また,どのような語と共起するのかを探った。その結果,日本語学習者も自分なりのルールに基づきカタカナ語とその類義語を使い分けようとしているが,日本語母語話者の結果とは違いやずれがみられ使い分けが難しいことが明らかになった。
  • 四国における外国人住民災害時支援のあり方についての研究
    女性研究者研究活動支援事業:
    研究期間 : 2016年06月 -2017年03月 
    代表者 : 轟木靖子・髙橋志野・山下直子
  • 四国における外国人居住者のための地域日本語支援のあり方に関する研究
    H27年度女性研究者研究活動支援事業
    研究期間 : 2015年06月 -2016年03月 
    代表者 : 轟木靖子; 髙橋志野; 山下直子
  • 日本語音声教育における文末イントネーションの指導に関する研究
    日本学術振興会:科学研究費補助金
    研究期間 : 2011年04月 -2015年03月 
    代表者 : 轟木靖子・山下直子
     
    本研究は,日本語音声教育の観点から文末音調に焦点をあて,教師が話し言葉の文末イントネーションを指導する際の指針を示すことを目的としている。話し言葉の教育をおこなううえで,文脈に合った適切な文末表現を用いるよう指導することは重要であるが,さらにその文末表現形式がどのような音調に対応し,どのような意味・機能を担うかという点を少なくとも教師の側が知っておくことで,より効果的な指導ができるようになると思われる。本研究では、終助詞「よ」「ね」を中心に、日本語教育で指導すべき音調と意味の・機能の対応を整理し、iPadを利用した教材の試作版を作成した。
  • 韓国語および中国語を母語とする日本語学習者のカタカナ語の習得と意識に関する研究
    日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2011年 -2013年 
    代表者 : 山下 直子; 轟木 靖子; 畑 ゆかり
     
    日本語学習者にとってカタカナ語(カタカナで表記される語)は学習が難しいものの一つであり、先行研究において教育の必要性が指摘されているが、実際には日本語教育の現場で十分な指導がされているとはいえない。そこで、本研究では効果的なカタカナ語学習をめざし、日本語学習者に表記と意味理解に焦点をあてた聞き取りテストと意識調査を行い、習得の困難点とカタカナ語に関する学習者の意識を探った。さらに、カタカナ語指導の試みも行い、指導に一定の効果があり意識づけが可能であることも示唆された。
  • 終助詞の音調の分析と日本語教育への応用
    日本学術振興会:科学研究費補助金
    研究期間 : 2003年10月 -2005年03月 
    代表者 : 轟木靖子・山下直子
     
    1.共通語としての終助詞の音調を明らかにするため,新潟,東京,大阪,広島,岡山,香川,徳島等において,終助詞の音調の聴き取り調査をおこなった。「桃だよ」「やるね」のように,一語句の文に終助詞をつけ,終助詞の部分を,順接あるいは低接の平坦,疑問上昇,アクセント上昇,下降,上昇下降などの音調で発話したものを聞いてもらい,各音声について,「「あれ,何?」と尋ねた相手に教えるとき」「「これは梅ではなくて桃だ」というつもりで言うとき」のように,設定された場面での発話としてふさわしいと思ったら○をつけてもらった。 過去に東京でおこなった調査結果と比較したところ,ほとんどの設定において,東京,広島,岡山,香川で共通にほぼ全員が選んでいる音調が認められた。これは,自分が使うかどうかは別にして,少なくとも聞いて理解できるという意味で,終助詞と音調と意味・機能の対応関係が共通語的なものとして存在することを示唆している。そのいっぽうで,低接疑問上昇の音調が,岡山,香川において多く選ばれる傾向があった。これは,岡山や香川では「よ」「ね」が低接であることが深く関係していると予測される。 2.日本語教育の現場で,終助詞の音調の教育をどう取り扱うべきかを探るため,日本語教師を対象にしたアンケートをおこなった。これは,日本語音声教育における終助詞の音調の指導の位置付けを明らかにすることを目的とするものである。音声項目の教育の重要度の認識は,1.単音の発音,2.文末・句末の音調の二つが高く,3.文全体のイントネーション,4.単語アクセント,5.終助詞の音調の順となるが,普段の指導・指摘や過去の指導経験については,単音の発音と文末・句末音調の次に終助詞の音調についての指導が多かった。また音声項目の指導は普段の継続的な授業ではなく単発的な指導が多いことがわかった。

委員歴

  • 2020年04月 - 現在   日本比較文化学会   中国・四国支部長
  • 2017年04月 - 2018年03月   日本語日本文化教育研究会, 日本語日本文化教育研究会運営委員, 運営委員
  • 2016年04月 - 2017年03月   日本語日本文化教育研究会, 日本語日本文化教育研究会運営委員, 運営委員
  • 2016年04月 - 2017年03月   日本語教育学会, 日本語教育学会研究集会, 運営委員
  • 2014年04月 - 2016年03月   日本語日本文化教育研究会, 日本語日本文化教育研究会運営委員, 運営委員
  • 2015年11月   日本語教育学会, 日本語教育学会研究集会運営, 運営委員長
  • 2013年07月 - 2015年06月   日本語教育学会, 日本語教育学会研究集会地区委員, 研究集会委員(香川県代表)
  • 2014年11月   日本語教育学会, 日本語教育学会研究集会運営, 司会
  • 2012年04月 - 2014年03月   日本語日本文化教育研究会, 日本語日本文化教育研究会運営委員, 運営委員
  • 2013年11月   日本語教育学会研究集会, 日本語教育学会研究集会 司会, 司会
  • 2011年07月 - 2013年06月   日本語教育学会, 日本語教育学会研究集会地区委員, 研究集会委員(香川県代表)
  • 2010年04月 - 2012年03月   日本語日本文化教育研究会, 日本語日本文化教育研究会運営委員, 運営委員
  • 2008年04月 - 2010年03月   日本語日本文化教育研究会, 日本語日本文化教育研究会運営委員, 運営委員

社会貢献活動

  • 外国人からみた日本語の不思議
    期間 : 2015年 - 現在
    役割 : 講師
    種別 : 講演会
    主催者・発行元 : 香川大学生涯学習教育・研究センター
    イベント・番組・新聞雑誌名 : 公開講座
  • ぼうさいまちカフェ「やさしい日本語にチャレンジ ー災害時の情報をわかりやすく伝えようー」
    期間 : 2024年02月06日 - 2024年02月06日
    役割 : 講師
    種別 : セミナー・ワークショップ
    主催者・発行元 : 高松市総務局危機管理課
    社会人・一般 一般市民の方を対象に、「やさしい日本語」をつかった災害時の情報伝達についてのセミナーをおこない、実際に「やさしい日本語」を使って文を作る等の活動をおこなった。「やさしい日本語」は以前よりも見られる機会が多くなったが、日本人の普段の言い回しや話す順番等とは異なる方法が必要なので、初めての方にとってはやや難しかったようである。これを機会に興味を持ったという方が多く実施してよかったと感じた。
  • 「やさしい日本語」を使ってみよう
    期間 : 2023年10月11日 - 2023年11月01日
    役割 : 講師
    種別 : セミナー・ワークショップ
    主催者・発行元 : 香大発・多文化共生プロジェクト主催セミナー
     香川大学 外国人のための「やさしい日本語」について学び、実際に「やさしい日本語」を使った表現を工夫してみる
  • 外国人からみた日本語の不思議
    期間 : 2023年05月14日 - 2023年06月11日
    役割 : 講師
    種別 : セミナー・ワークショップ
    主催者・発行元 : 香川大学地域連携・生涯学習センター
    イベント・番組・新聞雑誌名 : 公開講座
    社会人・一般 香川大学地域連携・生涯学習センター この講座では,外国人の視点から日本語の不思議なところについて 考えます。香川県でも,さまざまな言語や文化を背景とする人々が暮 らすようになりました。このような日本語を母語としない人と日本語 で話すことがあるかもしれません。ふだん何気なく使っている日本語 も,母語としない人の視点からみると不思議なことがあります。日本 語の発音や文字のしくみ,語や文の規則を客観的にとらえたうえで, 日本語でのコミュニケーションについて一緒に考えましょう。日本語 教育の入り口をのぞいてみませんか。
  • 教員研修会での指導助言
    期間 : 2023年02月
    役割 : 助言・指導
    主催者・発行元 : 香川大学教育学部附属高松小学校・初等教育研究発表会
  • 期間 : 2022年07月 - 2022年08月
    役割 : 講師
    種別 : セミナー・ワークショップ
    主催者・発行元 : 香川大学経済学部
    イベント・番組・新聞雑誌名 : 香大発・多文化共生プロジェクト「やさしい日本語講習会」
  • 教員研修会での指導助言
    期間 : 2022年02月
    役割 : 助言・指導
    主催者・発行元 : 香川大学教育学部附属高松小学校・初等教育研究発表会
  • 教員研修会での指導助言
    期間 : 2021年02月
    役割 : 助言・指導
    主催者・発行元 : 香川大学教育学部附属高松小学校・初等教育研究発表会
  • 教員研修会での指導助言
    期間 : 2020年02月
    役割 : 助言・指導
    主催者・発行元 : 香川大学教育学部附属高松小学校・初等教育研究発表会
  • 期間 : 2019年07月23日 - 2019年07月23日
    役割 : 講師
    種別 : 講演会
    主催者・発行元 : 高松市
    イベント・番組・新聞雑誌名 : ぼうさいまちカフェ
  • 教員研修会での指導助言
    期間 : 2019年02月
    役割 : 助言・指導
    主催者・発行元 : 香川大学教育学部附属高松小学校・初等教育研究発表会
  • 教員研修会での指導助言
    期間 : 2018年02月
    役割 : 助言・指導
    主催者・発行元 : 香川大学教育学部附属高松小学校・初等教育研究発表会
     指導・助言
  • 教員研修会での指導助言
    期間 : 2018年01月
    役割 : 助言・指導
    主催者・発行元 : 香川大学教育学部附属坂出小学校・初等教育研究発表会
     指導・助言
  • 教員研修会での指導・助言
    期間 : 2017年10月
    役割 : 助言・指導
    主催者・発行元 : 香川県小学校教育研究活動生活・総合的な学習部会研究発表会
     指導・助言, 東かがわ市立大内小学校
  • 教員研修会での指導・助言
    期間 : 2017年07月
    主催者・発行元 : 香川県小学校教育研究会生活・総合的な学習部会夏季研修会
     指導・助言
  • 教員研修会での指導助言
    期間 : 2017年02月
    主催者・発行元 : 香川大学教育学部附属高松小学校・初等教育研究発表会
     指導・助言
  • 教員研修会での指導助言
    期間 : 2017年01月
    主催者・発行元 : 東かがわ市立大内小学校・校内研究会
     指導・助言の補助
  • 生涯学習教育研究センター公開講座
    期間 : 2016年09月 - 2016年10月
    主催者・発行元 : 一般市民・香川大学生涯学習教育研究センター
     講師
  • 生涯学習教育研究センター公開講座
    期間 : 2015年09月 - 2015年10月
    主催者・発行元 : 一般市民・香川大学生涯学習教育研究センター
     講師
  • 生涯学習教育研究センター公開講座
    期間 : 2014年09月 - 2014年10月
    主催者・発行元 : 一般市民・香川大学生涯学習教育研究センター
     講師

メディア報道

  • 誰にでも伝わる情報提供を 外国人の目線で考える「防災」【こつこつ防災】
    報道 : 2021年11月
    執筆者 : 本人
    発行元・放送局 : KSB瀬戸内海放送
    番組・新聞雑誌 : KSBニュース こつこつ防災
    https://news.ksb.co.jp/article/14483395 テレビ・ラジオ番組

学術貢献活動

  • 日本比較文化学会 中国・四国支部
    期間 : 2023年04月01日 - 現在
    役割 : 企画立案・運営等
    種別 : 学会・研究会等
    主催者・責任者 : 日本比較文化学会 中国・四国支部長
    香川大学教育学部 轟木研究室 日本比較文化学会中四国支部長として、日本比較文化学会中国・四国支部研究発表会を開催した。また支部の会員の研究活動促進のための情報提供をおこなっている。
  • 日本比較文化学会中国・四国支部研究発表会
    期間 : 2022年09月03日
    役割 : 企画立案・運営等
    種別 : 学会・研究会等
    主催者・責任者 : 日本比較文化学会中国・四国支部
  • 日本比較文化学会関西・中国四国・九州三支部合同研究会
    期間 : 2021年12月19日
    役割 : 企画立案・運営等
    種別 : 学会・研究会等
    主催者・責任者 : 日本比較文化学会中国・四国支部
  • 日本比較文化学会中国・四国支部研究発表会
    期間 : 2021年08月08日
    役割 : 企画立案・運営等
    種別 : 学会・研究会等
    主催者・責任者 : 日本比較文化学会中国・四国支部
  • 日本比較文化学会中国・四国支部研究発表会
    期間 : 2020年09月26日
    役割 : 企画立案・運営等
    種別 : 学会・研究会等
    主催者・責任者 : 日本比較文化学会中国・四国支部

その他のリンク

researchmap



Copyright © MEDIA FUSION Co.,Ltd. All rights reserved.