与島五島における伝統文化の持続的継承と発展に関する基盤研究
日本学術振興会:科学研究費 基盤研究(C)
研究期間 : 2018年04月 -2022年03月
代表者 : 戸矢崎 満男; さくま はな; 藤山 哲朗; 川井 広之; 尹 智博
瀬戸内の与島五島(沙弥島・瀬居島・与島・岩黒島・櫃石島)の地理的、歴史的、文化的な調査と伝統文化の持続的継承を目的とした「地域連携型アート・プロジェクト」のための基礎研究を行った。瀬戸大橋で繋がる香川県の与島五島は、過疎化などの問題が進む中で、伝統行事などを絶やさず継承している。特徴ある「盆踊り」の現状や、空海の影響濃い「お大師市」を調査し、マップ制作などを行った。瀬居島では、3年ごとに開催される「瀬戸内国際芸術祭」に合わせて、地域連携型アート・プロジェクトを坂出市及び地域住民と共同で計画した。研究を基にした瀬居島アートプロジェクトは、2019・2022年に実施した。