研究者データベース

太田健一 (オオタ ケンイチ)

        
    医学部 医学科 
  • 助教
Last Updated :2025/04/24

研究者情報

学位

  • 博士(医学)(徳島大学)

J-Global ID

プロフィール

  • 虐待・育児放棄のような乳幼児期におけるストレス環境が


    発達期の脳にどのような痕跡を残す事で社会性の異常に関わってくるのかを中心に


    母子分離動物モデルを用いて研究しております。


    学会等で見かけることがありましたら、気軽にお声をかけて頂ければと思います。

研究キーワード

  • 内側前頭前皮質   扁桃体   攻撃行動   社会行動   母子分離   包括脳ネットワーク   

研究分野

  • ライフサイエンス / 精神神経科学 / 発達障害、自閉スペクトラム症、ADHD
  • ライフサイエンス / 胎児医学、小児成育学 / 母子分離、環境エンリッチメント

経歴

  • 2010年10月 - 現在  香川大学 医学部Faculty of Medicine助教
  • 2007年04月 - 2010年10月  徳島大学 大学院・ヘルスバイオサイエンス研究室助教
  • 2005年10月 - 2007年03月  徳島大学 大学院・ヘルスバイオサイエンス研究部助手
  • 2005年04月 - 2005年10月  徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部リサーチフェロー

学歴

  • 2006年04月 - 2010年03月   徳島大学大学院   医科学教育部   医学専攻博士課程
  • 2004年04月 - 2006年03月   鳥取大学大学院   医学系研究科   保健学専攻
  • 2000年04月 - 2004年03月   鳥取大学   医学部   保健学科検査技術科学専攻

所属学協会

  • 日本DOHaD学会   日本神経科学学会   日本解剖学会   日本先天異常学会   

研究活動情報

論文

講演・口頭発表等

  • 乳幼児期ストレスによる腸内細菌叢の攪乱  [通常講演]
    太田健一; 粂井大輝; 鈴木辰吾; 大給日香里; 三木崇範
    第27回Hindgut Club Japan 2024年12月 ポスター発表 東京都
  • 攻撃性における扁桃体中心核の役割  [通常講演]
    太田健一; 鈴木辰吾; 大給日香里; 粂井大輝; 三木崇範
    日本解剖学会 第78回 中国・四国支部学術集会 2024年10月 口頭発表(一般) 山口県
  • Analysis of physiological functions of phospholipid-metabolizing PLAAT enzymes using their knockout mice  [通常講演]
    Sumire Sasaki; Ken-ichi Ohta; Katsuaki Hoshino; Masaki Ueno; Makoto Murakami; Miki Okada-Iwabu; Natsuo Ueda; Toru Uyama
    The 3rd Trilateral Symposium on SDG 2024年08月 口頭発表(一般) Senior Wellness Center, Chiang Mai, Thailand Chiang Mai University
  • PLAAT5によって生成されるN -アシルエタノールアミンは精巣炎を緩和する  [通常講演]
    佐々木すみれ; Mohammad Mamun Sikder; 三木 寿美; 長崎 祐樹; 太田 健一; 星野 克明; 上野 正樹; 村上 誠; 岩部美紀; 上田 夏生; 宇山 徹
    第 9 回 日本栄養改善学会四国支部学術総会 2024年06月 口頭発表(一般) 徳島(徳島大学第1臨床講堂) 日本栄養改善学会四国支部
  • PLAAT5は精巣において抗炎症性N-アシルエタノールアミンの生合成を担う  [通常講演]
    佐々木すみれ; Mamun Sikder Mohammad; 三木寿美; 長崎祐樹; 太田健一; 星野克明; 上野正樹; 村上誠; 上田夏生; 宇山徹
    日本ビタミン学会第76回大会 2024年06月 口頭発表(一般) 福井, AOSSA 福井県県民ホール, 福井市地域交流プラザ 公益社団法人 日本ビタミン学会
  • PLAAT5によって合成されるN-アシルエタノールアミンは精巣炎を緩和する  [通常講演]
    佐々木すみれ; Mohammad Mamun Sikder; 三木寿美; 長崎祐樹; 太田健一; 星野克明; 上野正樹; 村上誠; 上田夏生; 宇山徹
    第66回日本脂質生化学会 2024年06月 口頭発表(一般) 静岡静岡市東部勤労者福祉センター「清水テルサ」 日本脂質生化学会
  • マウスにおけるPhospholipase A and acyltransferase 1(PLAAT1)の欠損は高脂肪食誘導性の脂肪肝を緩和する  [通常講演]
    佐々木すみれ; S.M. Khaledur Rahman; 宇山徹; Zahir Hussain; Mohammad Mamun Sikder; 財賀大行; 星野 真理; 太田健一; 三木寿美; 星野克明; 上野正樹; 村上誠; 上田夏生
    第78回日本栄養・食糧学会大会 2024年05月 口頭発表(一般) 博多(アクロス福岡・中村学園大学) 公益社団法人 日本栄養・食糧学会
  • 幼少期の育児放棄が児の攻撃性に与える影響とその機序:母子分離モデルによる知見  [通常講演]
    太田健一;荒木 千尋;氏原 英敏;鈴木 辰吾;大給 日香里;粂井 大輝;三木 崇範
    第12回日本情動学会 2023年11月 口頭発表(一般) 佛教大学 紫野キャンパス 日本情動学会
     
    幼少期の虐待経験はその後の暴力的な非行/犯罪行為の引き金となることが報告されているが、直接的な因果関係は未だ不明である。そこで本研究では育児放棄を模した母子分離モデルにて幼少期の不遇な養育環境が児の攻撃性にどう関与するのかを検討した。 生後20日齢 (ヒト2歳頃を想定)まで母獣から個別分離(3時間×2回/日)したラット仔を母子分離群として成熟後の攻撃性を評価すると、母子分離群では暴力的な攻撃行動の増加が認められた。またこの攻撃行動に伴う神経活性を調べた所、扁桃体中心核で活性化した神経細胞が増加し過剰な活性状態にある事が見出された。更に光遺伝学的手法で扁桃体中心核と攻撃性との関係性を検討すると、同部位の活性に伴って非常に暴力的な攻撃行動が惹起される事が明らかとなった。以上の結果から幼少期の育児放棄は児の扁桃体を中心とした攻撃制御機構の発達を撹乱し、それが将来的な暴力行為の原因となる事が示唆された。
  • 生後の養育環境は発達障害とどう関わるのか:母子分離モデルの知見から  [通常講演]
    太田健一
    第43回DOHaD学会寺子屋 -発生・発達毒性研究の最前線- 2023年11月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 WEB開催 一般社団法人日本DOHaD学会
     
    自閉スペクトラム症(ASD)などの神経発達障害には遺伝的要因が強く関与しているが、母体の炎症や薬剤曝露(バルプロ酸など)のような胎生期の環境要因も発症リスクとして注目されている。しかし生後の環境要因、例えば養育環境の影響については関与が示唆されてはいるもののまだはっきりとしていない。近年の研究により、単独ではASD症状が認められない影響力の小さい遺伝子変異(コモンバリアント)と生後の不遇な養育環境が重なることでASD症状が顕在化する事が報告されるなど、生後から長期に関わってくる養育環境は「発症の引き金」もしくは「症状悪化」としての重要性を内包すると考えられる。更に遺伝的要因あるいは胎生期の環境要因に比べ、生後の養育環境は介入の余地が大きく神経発達障害発症への関与とその機序を解明することは診断/治療/療育に繋がる期待が大きいはずである。 このような背景の中、我々は育児放棄を模した乳幼児期ストレスモデルとしてラット仔を脳発達期に母獣から分離する母子分離動物モデルを用いて研究を行ってきた。本講演では、これまで得られた結果の中から神経発達障害の中核症状である社会性の異常とその原因となる脳領域に関しての知見を紹介し、ASDモデルとの類似点等について考察する。また予備的知見ではあるが、母子分離が脳発達期に何を引き起こす事で社会性の異常へと繋がったのか、また母子分離による社会性の異常は学童期相当の脳発達段階での養育環境を豊かなものにする事で回復しうる可逆的なものなのか否かについても紹介する。
  • 母子分離ストレスによる社会的認知能力の低下と関連する脳領域  [通常講演]
    寺田谷紗希; 荒木 智尋; 氏原 英敏; 小澤 徹; 太田 健一; 鈴木 辰吾; 三木 崇範
    第125回日本解剖学会総会・全国学術集会 ポスター発表
  • 系統解剖実習におけるThiel固定の有用性  [通常講演]
    髙島堯; 小澤 徹; 太田 健一; 鈴木 辰吾; 三木 崇範
    第125回日本解剖学会総会・全国学術集会 ポスター発表
  • 母子間の関係性が児の脳発達及び高次機能に与える影響  [通常講演]
    太田健一; 鈴木辰吾; 三木崇範
    第125回日本解剖学会総会・全国学術集会 シンポジウム・ワークショップパネル(公募)
  • 母子分離が引き起こす攻撃性増大と関連する脳領域  [通常講演]
    荒木 智尋; 氏原 英敏; 太田 健一; 鈴木 辰吾; 三木 崇範
    第74回日本解剖学会中国・四国支部学術集会 2019年10月 口頭発表(一般)
  • How can maternal deprivation cause developmental disorders?  [通常講演]
    Ken-ichi Ohta; Shingo Suzuki; Takanori Miki
    The 9th Federation of Asian and Oceanian Physiological Societies Congress (FAOPS) 2019年03月 シンポジウム・ワークショップパネル(公募)
  • 母子分離による社会的認知能力の低下とその原因  [通常講演]
    太田 健一; 小澤 徹; 鈴木 辰吾; 三木 崇範
    日本解剖学会第73回中国・四国支部学術集会 2018年10月 口頭発表(一般)
  • 母子分離が破綻させる内側前頭前皮質の興奮/抑制バランス  [通常講演]
    小澤徹; 太田健一; 鈴木辰吾; 三木崇範
    第123回日本解剖学会総会・全国学術集会 2018年03月 ポスター発表
  • Long-term effects of early life stress on the balance between neural excitation and inhibition in the rat amygdala  [通常講演]
    太田 健一; 鈴木 辰吾; 日下 隆; 三木 崇範
    第40回日本神経科学大会 2017年07月 ポスター発表
  • 脳発達期の母子分離による扁桃体の興奮/抑制バランス崩壊  [通常講演]
    太田健一; 鈴木 辰吾; 天雲 千晶; 日下 隆; 三木 崇範
    第122回日本解剖学会総会・全国学術集会 2017年03月 ポスター発表
  • 脳発達早期の母子分離は海馬CA1領域におけるBDNF-ERKシグナルと樹状突起スパイン形成に影響を与える  [通常講演]
    太田 健一; 鈴木 辰吾; 割田 克彦; 加地 智洋; 日下 隆; 三木 崇範
    第5回日本DOHaD研究会学術集会 2016年07月 ポスター発表
  • 脳発達期の母子分離による海馬興奮性シナプス形成の異常  [通常講演]
    加地 智洋; 太田 健一; 鈴木 辰吾; 割田 克彦; 三木 崇範
    日本解剖学会第70回中国・四国支部学術集会 2015年10月 口頭発表(一般)
  • Early life stress reduces BDNF expression and its related factors in rat hippocampus during brain development.  [通常講演]
    太田健一; 鈴木 辰吾; 割田 克彦; 日下 隆; 三木 崇範
    第120回日本解剖学会総会・日本生理学会大会 2015年03月 ポスター発表

MISC

  • PLAAT5によって合成されるN-アシルエタノールアミンは精巣炎を緩和する
    佐々木すみれ; Mohammad Mamun Sikder; 三木寿美; 長崎祐樹; 太田健一; 星野克明; 上野正樹; 村上誠; 上田夏生; 宇山徹 脂質生化学研究2024静岡 66 164 -167 2024年06月
  • PLAAT5は精巣において抗炎症性N-アシルエタノールアミンの生合成を担う
    佐々木 すみれ; Mohammad Mamun Sikder; 三木 寿美; 長崎 祐樹; 太田 健一; 星野 克明; 上野 正樹; 村上 誠; 上田 夏生; 宇山 徹 ビタミン 98 (4) 225 -225 2024年04月 [査読有り]
  • 幼少期ストレス経験による攻撃制御機構の破綻
    太田健一; 荒木智尋; 氏原英敏; 井関恵三; 鈴木辰吾; 大給日香里; 粂井大輝; 中村伸嗣; 日下隆; 三木崇範 日本先天異常学会学術集会プログラム・抄録集 62nd (CD-ROM) 2022年
  • 乳幼児期の不遇な養育環境による児の攻撃性増大とその原因となる脳領域
    太田健一; 荒木智尋; 氏原英敏; 井関恵三; 鈴木辰吾; 大給日香里; 粂井大輝; 中村伸嗣; 日下隆; 三木崇範 DOHad研究(Web) 10 (2) 2022年
  • 脳由来神経栄養因子が発達期神経細胞の遺伝子発現に与える影響
    鈴木辰吾; 川合杏奈; 三浦隆一郎; 太田健一; 三木崇範 日本解剖学会総会・全国学術集会講演プログラム・抄録集 125th 2020年
  • 母子間の関係性が児の脳発達及び高次機能に与える影響
    太田健一; 鈴木辰吾; 三木崇範 日本解剖学会総会・全国学術集会講演プログラム・抄録集 125th 2020年
  • 母子分離モデルから紐解く発達障害の原因となる脳領域
    太田健一; 三木崇範; 鈴木辰吾; 日下隆 母子健康協会小児医学助成研究報告書 31st 2020年
  • 母子分離が破綻させる内側前頭前皮質の興奮/抑制バランス
    小澤徹; 太田健一; 鈴木辰吾; 三木崇範 日本解剖学会総会・全国学術集会講演プログラム・抄録集 123rd 2018年
  • 脳発達期の母子分離による扁桃体の興奮/抑制バランス崩壊
    太田健一; 鈴木辰吾; 天雲千晶; 日下隆; 三木崇範 日本解剖学会総会・全国学術集会講演プログラム・抄録集 122nd 2017年
  • 神経毒とNeuroscienceエタノール
    三木 崇範; 太田 健一; 鈴木 辰吾 Clinical Neuroscience (35) 1393 -1397 2017年
  • 早産児脳発達リスクと発達ケア効果の分子機序解明:モデル動物による神経回路網レベルでのアプローチ
    太田健一; 鈴木辰吾; 日下隆; 三木崇範 母子健康協会小児医学助成研究報告書 27th 2016年
  • 養育環境が脳をかえる:分子~症状を双方向に見通す
    三木崇範; 太田健一; 鈴木辰吾 日本赤ちゃん学会学術集会プログラム・要旨集 15th 2015年
  • 生後早期の母子分離ストレスが,脂肪組織エネルギー代謝関連因子に及ぼす影響
    三木崇範; 太田健一; 鈴木辰吾; 割田克彦; 日下隆; 横山俊史; 劉俊騫; 矢倉富子; 玉井求宣; 竹内義喜 日本解剖学会総会・全国学術集会講演プログラム・抄録集 119th 2014年
  • 新生児期の不遇な養育環境が脳・脂肪組織に及ぼす影響-生活習慣病発症の脆弱性分子機構の解明-
    三木崇範; 太田健一; 鈴木辰吾; 日下隆; 横山俊史; 竹内義喜 母子健康協会小児医学助成研究報告書 24th 2013年
  • 脳発達の臨界期にてらした発達障害モデルの考察-胎児性アルコール症候群を例として-
    三木崇範; 太田健一; 鈴木辰吾; 割田克彦; 竹内義喜 日本解剖学会総会・全国学術集会講演プログラム・抄録集 118th 2013年
  • 長期間の食餌性コレステロール摂取が海馬神経栄養因子の動態に及ぼす影響
    三木崇範; 太田健一; 鈴木辰吾; 割田克彦; 日下隆; 横山俊史; 劉俊騫; 矢倉富子; 玉井求宣; 竹内義喜 日本解剖学会総会・全国学術集会講演プログラム・抄録集 118th 2013年
  • 小児期の養育環境が脳と心の発達に与える影響 セロトニン神経系と情動発現の分子基盤
    太田 健一; 三木 崇範; 鈴木 辰吾; 竹内 義喜; 日下 隆; 伊藤 進 成長科学協会研究年報 (35) 113 -116 2012年08月
  • Development of biological clock system was impaired by prenatal ethanol administration(Poster Session)(Japanese Teratology Society 43rd Annual Meeting)
    Sakata-Haga H.; Sei H.; Ohta K.; Sawada K.; Morita Y.; Fukui Y. Congenital anomalies 43 (3) 247 -248 2003年09月
  • P-13 Prenatal exposure to ethanol impairs development of the dorsal hippocampus in rats
    Sakata-Haga H.; Ohta K.; Cui C.; Sawada K.; Fukui Y. Congenital anomalies 42 (3) 264 -264 2002年09月

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 妊娠母体炎症が惹起する児の脳-身体の双方向性制御機能の破綻
    日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2022年04月 -2026年03月 
    代表者 : 三木 崇範; 太田 健一; 鈴木 辰吾; 横山 俊史; 割田 克彦; 石川 一朗; 金西 賢治; 日下 隆; 大給 日香里
  • 生体外より遺伝子発現を誘導するシステムの開発
    日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2022年04月 -2025年03月 
    代表者 : 鈴木 辰吾; 三木 崇範; 太田 健一; 重藤 元; 大給 日香里
  • 愛着・母子相互作用における子どもと母親の脳酸素代謝、神経活動の律動的同期性の解明
    日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2022年04月 -2025年03月 
    代表者 : 谷本 公重; 加藤 育子; 西田 智子; 徳地 暢子; 尾崎 典子; 太田 健一; 鈴木 辰吾; 三木 崇範; 日下 隆
  • 脳腸相関に着目した幼少期ストレスによる社会性低下の機序解明と栄養学的予防アプローチ
    公益財団法人ヤクルト・バイオサイエンス研究財団:第33回 一般研究助成
    研究期間 : 2024年04月 -2025年03月 
    代表者 : 太田健一
  • ストレスホルモンに着目した乳幼児期の母性剥奪が暴力性へと繋がる機序の解明
    公益財団法人 母子健康協会:小児医学研究助成 継続助成
    研究期間 : 2023年12月 -2024年11月 
    代表者 : 太田健一
  • 乳幼児期の不遇な養育経験が前頭前野にもたらす影響は学童期までの運動経験で回復しうるのか
    中冨健興科学振興財団:令和4年度(第35回)研究助成金
    研究期間 : 2023年04月 -2024年03月 
    代表者 : 太田健一
  • スタチンが効くがんを見極める予測因子の探索とがん転移抑制剤に向けたエビデンス構築
    日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(B)
    研究期間 : 2019年04月 -2023年03月 
    代表者 : 割田 克彦; 保坂 善真; 太田 健一
     
    Transforming Growth Factor-β(TGF-β)は、上皮系のがん細胞を間葉系へと変化させる上皮間葉転換(EMT)を誘導し、がんの悪性化に深く関与している。しかし、TGF-β誘導性のEMTとスタチンの制がん効果の関係についてはよくわかっていない。一般にTGF-βは、細胞の分化誘導にあたり細胞増殖を強力に抑制することが知られているが、上皮系肺がん細胞株NCI-H322MはEMT誘導とともに細胞増殖が惹起される特異的ながん細胞であった。興味深いことに、アトルバスタチンを処置したNCI-H322Mでは、TGF-βによる細胞増殖性の亢進が有意に抑制され、さらに、間葉系マーカーのN-cadherinとVimentinの発現増加は有意に抑制された。以上より、がん細胞へのアトルバスタチンの処置は、TGF-β依存性の細胞分裂を抑え、EMTの進行を抑制する可能性が示唆された。 一方、スタチンに高感受性を示す間葉系肺がん細胞株HOP-92に0, 0.1, 1 uMのアトルバスタチンを添加し、代謝物の変動を比較したところ、3群間で異なる代謝プロファイルが示された。中でも、SpermidineやSpermineといったポリアミンの物質が1 uM添加群で低値の傾向を示すことが明らかとなった。先行研究ではスタチンがアルギナーゼ(アルギニンをオルニチンと尿素に加水分解する酵素)の阻害を介してポリアミン合成の抑制に関与することが報告されており、同様の現象がみられた可能性が考えられる。とくにポリアミンは細胞増殖や細胞死とも関連があることから、スタチン感受性がん細胞においては、ポリアミンの減少がスタチンによる細胞死の一因になり得ることが推察された。
  • 水素ガス吸入を用いた新規新生児蘇生法の開発
    日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    研究期間 : 2019年04月 -2022年03月 
    代表者 : 中村 信嗣; 安田 真之; 小谷野 耕佑; 三木 崇範; 上野 正樹; 日下 隆; 太田 健一
     
    今年度は、新生子豚を用いて、低酸素虚血負荷後、蘇生開始後の脳血液量変化によって中等症、重症群に分け、水素ガス吸入6時間施行するものとしないものを各4頭ずつ計16頭行い、その後脳組織還流を行った。蘇生後の生体パラメーター測定は、心拍数、平均血圧、動脈血酸素飽和度を連続測定した。また、amplitude integrated EEG (aEEG)の測定と、時間分解分校装置を用いて脳血液量と脳内Hb酸素飽和度も連続測定した。これらの生体変化は、水素非吸入群での中等症と重症間では、脳血液量増加が重症で大きかった。また、水素吸入と非吸入群間では、生体パラメーターに明らかな違いは認めなかった。脳波でも、痙攣波は、両群ともに重症群では、蘇生後早期から認めたが、中等症群はけいれんは少ない傾向にあった。
  • 母子分離モデルから紐解く発達障害発症に関わる脳領域
    日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    研究期間 : 2019年04月 -2022年03月 
    代表者 : 太田 健一; 三木 崇範; 鈴木 辰吾; 中村 信嗣; 割田 克彦; 日下 隆
     
    2019年度はまず母子分離モデルを用いて過剰な攻撃性と各脳部位との関係を解析した。生後2-20日まで仔を個別に分離(3時間×2回/日)したものを母子分離群として、生後8週齢でResident-intruder paradigm testにて攻撃行動を解析した。その結果、母子分離群では通常養育群と比較して高い攻撃性が認められた。更にこの攻撃行動試験後に攻撃行動に伴って活性化した脳部位を評価するために免疫組織染色にてc-fos陽性細胞数を測定したところ、母子分離群では扁桃体中心核でc-fos陽性細胞数の増加が認められ、それは攻撃性と強い正の相関性が認められた。一方で扁桃体の他の亜核(内側核、基底外側核)やその扁桃体の制御に関わる内側前頭前皮質のc-fos陽性細胞数には有意な差は認められなかった。これらの結果は母子分離群における過剰な攻撃性には扁桃体中心核の過剰な活性状態が関わっていることを示唆するものである。この結果をもとに次年度以降は母子分離群の過剰な攻撃性を引き起こす原因となる脳領域を扁桃体中心核を軸にして投射域レベルで明確にすることを目指す予定である。
  • 腸内細菌叢と脳との双方向情報伝達機構の解明-ストレスによる肥満易発症の分子基盤
    日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    研究期間 : 2018年04月 -2022年03月 
    代表者 : 三木 崇範; 太田 健一; 鈴木 辰吾; 横山 俊史; 割田 克彦; 金西 賢治; 日下 隆
     
    生後早期脳発達期における母子分離ストレスが惹起する脳と末梢(腸管)の双方向シグナル伝達機構の破綻の可能性と将来の肥満・生活習慣病との関りについての知見をえることを目的とした研究である。 Wistar系新生仔ラットを、離乳前の2-20日齢、6時間/日 母仔分離し、脳発達期のストレス曝露モデルを作製している。対照群は、母獣と共に通常飼育した。21日齢と63日齢で、大腸内糞便を開腹により採取した。糞便サンプルからゲノムDNAを抽出し、16S rRNA領域配列を参照して解析した。Real Time PCR法、次世代シーケンサーによるメタゲノム解析にて腸内細菌叢解析を行った。メタゲノム解析では次世代シーケンサーを用いて腸内細菌叢の動態変化の網羅的な解析を実施した。 ストレス曝露した動物においては、21日齢において、腸内細菌叢のうちある特定の種Proteobacteriaの変化を認めた前年度までの結果を踏まえ、63日齢において同様な解析を行った結果、有意な変化は消失していた。一方、脳の解析としてmedial prefrontal cortex, mPFCを対象として、抑制性ニューロン・γオシレーションに関与するparvalbumin mRNA発現量の経時的動態変化を解析した結果、21日齢に有意減少を呈した。また、IL-1β、TNFαmRNA発現量が有意に低下しており、これは炎症性のマーカーとしての解釈からグリア細胞の関与が示唆されることが明らかとなった。この結果は報告者がこれまでに得た行動解析の知見との整合性から、生後早期のストレス暴露が脳の正常な発達に歪を惹起していることを示唆する所見と解釈した。
  • 新生児期ストレスによる脳発達への影響を理解するための新戦略
    日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    研究期間 : 2017年04月 -2020年03月 
    代表者 : 鈴木 辰吾; 安達 直樹; 三木 崇範; 太田 健一
     
    シナプス発達を誘導するBDNFは、24-ヒドロキシコレステロール(24HC)合成酵素CYP46を誘導し、24HCの生合成を促進する。本研究では、BDNFの発現低下がみられる母子分離ストレス負荷モデル動物を用いて、CYP46が実際に脳で低下する可能性を検討した。実験の結果、海馬におけるCYP46の発現がストレス負荷により有意に減少することが示された。これは、発達期におけるストレスがBDNFの発現低下を誘導し、その影響によりCYP46の発現が減少したものと考えられる。24HCは血中に放出されるため、これらの結果は発達過程の脳が受容したストレスを血中24HCの減少として観察できる可能性を示している。
  • 早産児相当の脳発達段階における母子分離が児の神経回路網形成に与える影響
    日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    研究期間 : 2015年04月 -2018年03月 
    代表者 : 太田 健一; 鈴木 辰吾; 三木 崇範; 割田 克彦; 日下 隆; 金西 賢治; 久保 裕之
     
    本研究ではヒト早産児相当の脳発達期における母子分離の影響について、ラットを用いた母子分離モデルで検討を行った。母子分離された仔では成熟後の社会的認知能力の低下が見られ、攻撃性が増加していた。更にこれらに関連の深い扁桃体及び内側前頭前皮質の興奮/抑制バランスを解析すると、抑制性シナプスに関連する因子が低下していることが明らかとなった。このような母子分離による興奮/抑制バランスの不均衡が、内側前頭前皮質や扁桃体の正常機能を狂わせることで過剰な攻撃性や社会性の異常を引き起こしたと考えられる。またこのような母子分離の影響は不可逆的なものではなく、その後の養育環境によって回復しうる事も示唆された。
  • 脳が統合するエネルギー代謝調節機構-ストレスによる肥満易発症の分子機序-
    日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    研究期間 : 2014年04月 -2018年03月 
    代表者 : 三木 崇範; 太田 健一; 鈴木 辰吾; 割田 克彦; 横山 俊史; 日下 隆
     
    生後早期の母子分離は、脳の神経回路の正常な形成を妨げ、結果として機能の歪として現れてくる。脳の神経栄養因子を介するシグナル伝達系やグルタミン酸受容体の異常に加え、シナプスおける膜蛋白質のリン酸化にも影響を及ぼすことが明らかになった。これらの異常に加え、脂質代謝関連酵素群(因子)にも影響を及ぼし、神経機能の異常を惹起していることが示された。一方、母子分離された動物では腸内細菌叢の組成が変容することも明らかとなった。これらの結果は、生後早期のストレス曝露は、脳が統合する末梢代謝関連臓器との相互作用を攪乱させ、肥満など生活習慣病易発症性の分子基盤を探る手がかりとなるものである。
  • 神経回路形成期における脂肪酸のホメオスタシス―精神疾患脆弱性因子としての探索―
    日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    研究期間 : 2014年04月 -2017年03月 
    代表者 : 鈴木 辰吾; 三木 崇範; 太田 健一; 割田 克彦
     
    脂肪酸をはじめとする栄養素の摂取量低下が神経回路の形成障害を引き起こし、精神疾患などの発病脆弱性に関与する可能性が示唆されている。しかしながら、新生児期における脳の脂肪酸ホメオスタシスは十分に明らかになっていない。そこで、本研究では、発達過程の脳における脂質ホメオスタシスへの影響の解明を試みた。その結果、①新生児期の脳において飽和脂肪酸は積極的に不飽和化していること、②BDNFが肝臓のSCD-1の活性に関与し、全身の脂肪酸のホメオスタシスに関与しうること、③BDNFがHPA系の修飾に関与する蛋白質の発現誘導に強くかかわることが見出された。
  • 癌細胞のスタチン系薬剤感受性を決定する分子メカニズム―感受性マーカーの探索―
    日本学術振興会:科学研究費助成事業 研究活動スタート支援
    研究期間 : 2014年08月 -2016年03月 
    代表者 : 割田 克彦; 三木 崇範; 保坂 善真; 太田 健一; 鈴木 辰吾; 割田 友子
     
    スタチンは血中コレステロール値の低下作用以外に制がん作用を発揮することが報告され近年注目を集めている。しかしスタチンがどのような特徴をもつがん細胞に有効なのかはわかっていない。これまでに我々はスタチン感受性マーカー候補としてE-カドヘリンを同定してきた。本研究では,がん細胞のスタチン感受性がE-カドへリンの発現制御で変化するか否かを解析した。感受性株にE-カドへリン遺伝子を組み込んで発現させると,50%阻害濃度は約3.7倍増加し,スタチンに対する耐性の獲得がみられた。一方,耐性株がもつE-カドヘリンを抑制した結果,感受性が増強し,スタチン耐性の1因子としてE-カドヘリンの存在が強く示唆された。
  • 母子分離による学習障害と精神疾患発症リスク-神経可塑性からの発症機序解明-
    日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    研究期間 : 2012年04月 -2015年03月 
    代表者 : 太田 健一; 竹内 義喜; 三木 崇範; 鈴木 辰吾; 割田 克彦; 日下 隆
     
    本研究では、長期的な母子分離が海馬CA1領域の神経回路網形成に影響を与え、海馬に関連した学習能の低下を引き起こす事が明らかとなった。また母子分離は脳発達早期においてシナプス形成に関る因子の発現動態を変化させた(BDNF-ERKシグナルの低下、CaMKIIを介したGluR1の過剰リン酸化)。これらの変化は一過性であるが、この時期は機能的シナプスが出来始める重要な時期である。従って母子分離は脳発達早期における海馬の正常な神経回路網形成を撹乱すること、更にそれは成熟後の学習能低下を引き起こす恒久的な影響であると考えられる。
  • 周生期ストレスと生活習慣病発症機序に関する研究-脳と脂肪組織のクロストーク解析-
    日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    研究期間 : 2010年04月 -2014年03月 
    代表者 : 三木 崇範; 太田 健一; 鈴木 辰吾; 横山 俊史; 日下 隆; 竹内 義喜; 割田 克彦
     
    生後早期の母仔分離ストレスは、大脳・小脳・海馬の神経栄養因子とその受容体の発現量に影響を与えた。生後早期の母仔分離は、部位特異的に様々な神経栄養因子と受容体の発現量に影響を与え、神経回路網形成や神経発達の順序に少なからず影響を及ぼすことを明らかにした。これが行動異常の原因の一つとして考えられる。一方、脂肪組織のミトコンドリアのエネルギー代謝関連因子のレベルに異常を惹起した。白色脂肪の増殖と熱産生を抑えられた褐色脂肪の特性が見られた。これは、将来の肥満を示唆するものである。脳発達期のストレスは、脳と末梢脂肪組織の生物学的特性に変化を惹起し、将来の生活習慣病の基盤となる可能性を示唆する。
  • アルコール誘因性神経機能障害の分子機構ー非小胞性シナプス輸送による解析ー
    日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    研究期間 : 2010年04月 -2014年03月 
    代表者 : 竹内 義喜; 三木 崇範; 今川 智敬; 中村 和彦; 太田 健一; 鈴木 辰吾; 割田 克彦; 松本 由樹
     
    神経終末のHRP酵素などは小胞に含まれないことから、従来の小胞性輸送とは全く異なった輸送と考えられる。これら未知の非小胞性シナプス輸送を解明するため、ラットの迷走神経にWGA-HRPを注入し孤束核領域を観察した。正常動物ではシナプスの変化は全くみられなかったが、Rab3A-siRNAとの混合注入やアルコール依存症動物では、HRP反応産物を含んだ神経終末が次の神経細胞に陥凹し離断されていくのがみられた。このような形態は下垂体後葉の神経終末でも観察され、離出様分泌と名付けられた。機能的には神経細胞障害によるシナプスの脆弱性があるとき、このようなたんぱくのシナプス輸送が働くものと考えられる。
  • 胎生期アルコール曝露による不安障害の機序を探る~不安発現と脳局所的5-HT動態~
    日本学術振興会:科学研究費補助金・若手研究(B)
    研究期間 : 2010年 -2011年 
    代表者 : 太田健一
     
    本研究では、胎生期のアルコール曝露による中枢神経系の発達異常が5-HT1A受容体アゴニストの投与によって回復することが認められた。また成熟後の曝露動物では恐怖状況下での内側前頭前皮質5-HT動態が通常と異なっていることが明らかとなった。これ等の結果は、胎生期アルコール曝露は脳発達に重要な役割を持つ5-HT神経系の機能低下、特に5-HT1A受容体を介した機能を低下させることで中枢神経系の発達異常を引き起こすこと、そしてこの機能異常は成熟後の不安様行動異常にも関与することを示唆するものである。
  • 胎生期にアルコール曝露されたラットのセロトニン神経系の異常と行動異常の関係
    日本学術振興会:科学研究費補助金・若手研究(B)
    研究期間 : 2008年 -2009年 
    代表者 : 太田健一
     
    胎生期にエタノール曝露されたラットのセロトニン(5-HT)神経系とその神経系との関係が深い不安様行動の解析を行った。その結果、曝露ラットでは不安への感受性は低下しているが、強度が高い嫌悪刺激を受けた場合は、むしろ不安発現が促進されることが明らかとなった。これは、本研究で観察された成熟後まで持続した中脳縫線核5-HT神経細胞数の減少、あるいは脳発達期の脳5-HT量の異常な変動によって5-HT神経系の機能が低下したためであると推察される。
  • 発達期PCB暴露による行動異常への甲状腺ホルモンとアミン神経系の関与
    日本学術振興会:科学研究費助成事業 若手研究(B)
    研究期間 : 2006年 -2007年 
    代表者 : 太田 健一
     
    SDラットを用いて、妊娠10日から21日の期間に2.5〜5% (w/v)のエタノールを含む液体飼料を与えた。そのまま出産させ、その仔を離乳まで無処置の里親に育てさせて生後60〜70日齢で実験に供した(Et群)。対照群(PF群)にはエタノールを等カロリーのsucroseで置き換えた液体飼料を与え、無処置群(Int群)には固形飼料を与えた。行動解析では、高架式十字迷路試験においてEt群はopen armでの滞在時間が他の2群よりも有意に長く、オープンフィールド試験でも中央滞在時間が他の2群よりも長い傾向が認められた。これらの結果は、Et群で不安や恐怖の感受性が低下していることを示唆するものである。しかし一方では、Et群で不安様行動の指標の一つであるfreezingが顕著に認められた。よって、本研究ではEt群の不安に関係する行動試験で一致した所見は得られず、Et群で不安の感受性が低下しているか否かについては明らかではなかった。免疫組織化学ではEt群は他2群と比較してdorsal raphe nucleusのserotonin神経細胞数の減少が観察された。serotonin神経系はfreezingとの関係性が高いことが報告されており、Et群で見られたfreeingもserotonin神経細胞の減少が原因となっている可能性が考えられる。しかしながら、高架式十字迷路試験はserotonin神経系との関係に関して一定した結果が得られておらず、serotonin以外の神経伝達物質の関与が示唆される。これらのことから胎生期エタノール曝露による行動異常にはserotonin神経系だけでなく他のアミン神経系の異常も影響していることが考えられる。今後はこれらの実験結果をふまえて、発達期PCB曝露が仔の行動異常に与える影響と甲状腺ホルモン及びアミン神経系の関与についての研究を進める予定である。

担当経験のある科目

  • 解剖生理学III平成淡路看護専門学校
  • 人体の構造学I/II、人体の機能学I/II穴吹医療大学校 看護学科
  • 解剖学消防職員専科教育「救急科」
  • 解剖学Ⅰ (中枢神経学、末梢神経学、脳実習、系統解剖実習)香川大学
  • 解剖学Ⅱ、解剖学Ⅳ四国医療専門学校(鍼灸学科、鍼灸マッサージ学科)
  • 人体の構造と機能Ⅰ香川県立保健医療大学
  • 脳実習徳島大学
  • 系統解剖実習徳島大学

社会貢献活動

  • 養育環境が子供の脳発達に及ぼす影響
    期間 : 2023年01月22日 - 2023年01月22日
    役割 : 講師
    種別 : セミナー・ワークショップ
    主催者・発行元 : 香川大学
    イベント・番組・新聞雑誌名 : 三木サテライトセミナー
    社会人・一般 サンサン館みき

その他のリンク

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