研究者データベース

金綱知征 (カネツナ トモユキ)

        
    教育学研究科 高度教職実践専攻 
  • 教授
Last Updated :2024/09/10

研究者情報

J-Global ID

研究キーワード

  • 生徒指導   インターネット問題   いじめ   攻撃行動   

研究分野

  • 人文・社会 / 社会心理学

経歴

  • 2023年04月 - 現在  香川大学大学院教育学研究科 高度教職実践専攻(教職大学院)教授
  • 2018年04月 - 2023年03月  香川大学大学院教育学研究科 高度教職実践専攻(教職大学院)准教授
  • 2014年04月 - 2018年03月  甲子園大学心理学部准教授
  • 2011年04月 - 2014年03月  甲子園大学人文学部専任講師
  • 2008年04月 - 2011年03月  甲子園大学人文学部助教
  • 2005年04月 - 2008年03月  神戸松蔭女子学院大学 他非常勤講師
  • 2004年09月 - 2005年10月  ロンドン大学ゴールドスミス校心理学部、家庭学校研究室研究助手

学歴

  • 2000年09月 - 2004年08月   Goldsmiths College, University of London   Unit for School and Family Studies   Ph.D in Psychology
  • 1997年09月 - 2000年07月   Goldsmiths College, University of London   Department of Psychology   Psychology

所属学協会

  • 日本生徒指導学会   日本道徳性発達実践学会   日本発達心理学会   日本教育心理学会   日本心理学会   British Psychological Society (BPS)   

研究活動情報

論文

  • Tomoyuki Kanetsuna; Akihiko Ieshima; Yuichi Toda
    Psychology 14 12 1810 - 1826 2023年12月 [査読有り]
  • 小学校高学年の道徳教材の開発に関する研究-電子マネーに関わる葛藤教材の開発と実践を通して-
    清水顕人; 植田和也; 金綱知征
    道徳性発達研究 16 1 23 - 32 2023年02月 [査読有り]
  • 中学校1年生における道徳授業に関する意識調査
    近藤広理; 植田和也; 金綱知征
    香川大学教育実践総合研究 44 61 - 68 2022年03月
  • Tomoyuki Kanetsuna; Peter K. Smith
    International Journal of Environmental Research and Public Health 18 15 8234 - 8234 2021年08月 [査読有り]
  • 道徳科の小学校教科書にみられるいじめ問題の記載に関する基礎的分析
    大野明子; 植田和也; 金綱知征; 齋藤嘉則
    道徳性発達研究 14 1 14 - 21 2020年11月 [査読有り]
  • いじめ対策のユネスコ主導化と研究の多角化・精緻化: WABF(世界いじめ対策フォーラム)2019参加報告
    戸田有一; 金綱知征; 西野泰代
    道徳性発達研究 14 1 64 - 70 2020年11月 [査読有り]
  • 戸田 有一; 羽鳥 晋; 三浦 公平; 藤谷 弥生; 板澤 健一; 金綱 知征; 西野 泰代; 三宅 幹子
    日本教育心理学会総会発表論文集 61 0 114 - 114 一般社団法人 日本教育心理学会 2019年
  • Applying multiple indices to monitor bullying longitudinally: A case of a Japanese junior high school
    KANETSUNA TOMOYUKI; TODA YUICHI
    Psychological Test and Assessment Modeling 59 2 135 - 156 2017年07月 [査読有り]
  • SNSいじめ:いま子ども達はー教師がSOSに気づきにくい子ども達に焦点を当ててー
    金綱 知征
    指導と評価 61 21 - 23 2015年11月 [招待有り]
  • 日英比較研究からみた日本のいじめの諸特徴ー被害者への否定的感情と友人集団の構造に注目してー
    金綱 知征
    エモーションスタディーズ 1 1 17 - 22 2015年10月 [査読有り]
  • General Perception and Understanding for the Nature of Different Forms of Cyberbullying among Adolescents
    金綱 知征
    甲子園大学紀要 42 69 - 73 甲子園大学 2015年03月
  • 心理学に対する専攻動機と期待に関する調査研究
    谷口麻起子; 金綱知征
    聖泉論叢 21 35 - 47 聖泉大学 2014年03月 [査読有り]
  • ネットいじめ研究と対策の国際的動向と展望
    戸田有一; 青山郁子; 金綱 知征
    <教育と社会>研究 23 29 - 39 一橋大学〈教育と社会〉研究会 2013年08月
  • 心理学に対する期待及び大学の専攻動機の変化過程に関する調査研究
    谷口麻起子; 金綱 知征
    聖泉論叢 20 1 - 10 聖泉大学 2013年03月 [査読有り]
  • いじめ問題への対応に関する一考察
    金綱 知征
    道徳性発達研究 7 1 1 - 7 2012年12月 [査読有り]
  • 過去の否定的経験と大学/大学院教育に関する調査研究(2)
    金綱 知征; 谷口麻起子
    甲子園大学紀要 39 91 - 103 甲子園大学 2012年03月
  • 過去の否定的経験と大学/大学院教育に関する調査研究
    金綱 知征; 谷口麻起子
    甲子園大学紀要 38 125 - 136 甲子園大学 2011年03月
  • 友人集団形成傾向といじめ特性との関連についての日英比較研究
    金綱 知征
    甲子園大学紀要 37 161 - 171 2010年03月
  • Tomoyuki Kanetsuna; Peter K. Smith; Yohji Morita
    AGGRESSIVE BEHAVIOR 32 6 570 - 580 2006年11月 [査読有り]
  • 非友好的行動を示す友人に対する日・英・中三ヶ国大学生の態度比較
    藤本浩一; 金綱 知征; 許英淑
    神戸松蔭女子学院大学学術研究紀要 46 41 - 67 2005年03月
  • Cross-national Comparison of 'Bullying' and Related terms: Western and Eastern Perspectives
    SMITH, P.K; KANETSUNA, T; KOO, H.J
    Proceedings of the International Society for Research on Aggression XVI World Meeting 2004年09月
  • Pupil Insights into School Bullying: A Cross-National Perspective between England and Japan
    KANETSUNA TOMOYUKI
    GOLDSMITHS, UNIVERSITY OF LONDON 2004年07月 [査読有り]
  • Pupil insights into school bullying, and coping with bullying: A bi-national study in Japan and England
    KANETSUNA TOMOYUKI; SMITH PETER, K
    Journal of School Violence 1 3 5 - 29 2002年 [査読有り]

書籍

  • 心のなかはどうなっているの? : 高校生の「なぜ」に答える心理学
    若松養亮; 大野久; 小塩真司; 佐藤有耕; 平石賢二; 三好昭子; 山田剛史 (担当:分担執筆範囲:第18章第2節「ネット投稿は匿名でバレないから大丈夫、って本当?」)福村出版 2023年01月 ISBN: 9784571230660 ix, 230p
  • 教育課程(カリキュラム)編成はこうすればよい:社会に開かれた教育課程の実現
    竹田敏彦 (担当:分担執筆範囲:第12章「生徒指導と教育課程(カリキュラム)」)ミネルヴァ書房 2022年03月 ISBN: 9784623093304
  • 道徳教育論
    齋藤, 嘉則 (担当:分担執筆範囲:第12章「いじめ問題と道徳教育」p139-151.)学文社 2021年10月 ISBN: 9784762026188 vii, 217p
  • The Wiley Blackwell handbook of bullying : a comprehensive and international review of research and intervention
    Peter, K. Smith; James, O'Higgins-Norman (担当:分担執筆範囲:Vol.2, Chap.28, Bullying Research and Intervention in Japan (Y. Toda & T. Kanetsuna))Wiley Blackwell 2021年06月 xiv, 812 p.
  • 新道徳教育全集 第4巻 中学校、高等学校、特別支援教育における新しい道徳教育
    日本道徳教育学会全集編集委員会; 柴原, 弘志; 七條, 正典; 澤田, 浩一; 吉本, 恒幸 (担当:分担執筆範囲:第11章:生徒の情報モラルの育成との関連を考慮した道徳授業)学文社 2021年06月 ISBN: 9784762030895 xiv, 264p
  • グローバル化に対応した新教職論―児童生徒にふさわしい教師・学校とは
    竹田, 敏彦; 衛藤, 吉則 (担当:分担執筆範囲:第9章 これからの生徒指導に求められるもの)ナカニシヤ出版 2021年04月 ISBN: 4779515440 264
  • Tackling cyberbullying and related problems: Innovative usage of games, apps, and manga
    Yuichi Toda; Insoo Oh (担当:分担執筆範囲:Chap.2 Theories and research on traditional/cyberbullying and Internet-mediated problems (Toda, Y., Oh, I., Tsuruta, T., & Kanetsuna, T.), Chap 8. Challenging moral disengagement caused by anonymity: Japanese preventive practices (Kanetsuna, T., & Ishihara, K.))Routledge 2021年01月
  • 子どもたちが育つ学級経営 : 安心な居場所づくりのために
    山本, 木ノ実; 植田, 和也; 金綱, 知征; 松岡, 敬興; 藤上, 真弓 (担当:共編者(共編著者)範囲:第2章Ⅱ「学級におけるいじめの構造と特徴」p74-79., 第2章Ⅲ「いじめ・ネットいじめの予防と対応」p80-85.)美巧社 2020年09月 ISBN: 9784863871328 163p
  • 特別の教科道徳 : 授業力向上への一歩
    七條, 正典; 櫻井, 佳樹; 植田, 和也; 毛内, 嘉威; 土田, 雄一; 齋藤, 嘉則(教育学); 松田, 憲子 (担当:分担執筆範囲:第2章第6節「情報モラルに関する教材を扱う際に大切にしたい点」p44-48.)美巧社 2020年09月 ISBN: 9784863871335 161p
  • 生徒指導のリスクマネジメント
    森田洋司; 山下一夫; 阪根健二 (担当:分担執筆範囲:第2章1.いじめ・ネットいじめ)学事出版 2020年06月 ISBN: 9784761926151 150p
  • いじめはなぜなくならないのか
    竹田敏彦(監修・編)・植田和也・上村崇・船津守久・藤沢敏幸・衛藤吉則・中島正明(編) (担当:分担執筆範囲:第14章 欧州のいじめ防止対策)ナカニシヤ出版 2020年03月 ISBN: 4779514401 262
  • 学校に還す心理学 : 研究知見からともに考える教師の仕事
    有馬, 道久; 大久保, 智生; 岡田, 涼; 宮前, 淳子 (担当:分担執筆範囲:第8章「いじめ問題への理解と対応」)ナカニシヤ出版 2020年03月 ISBN: 9784779514500 ix, 180p
  • 読んでわかる児童心理学 (ライブラリ読んでわかる心理学 7)
    藤本 浩一; 金綱, 知征; 榊原, 久直 (担当:共著範囲:第12~15章)サイエンス社 2019年09月 ISBN: 4781914543 325
  • Cyberbullying at University in International Contexts
    金綱 知征; 青山郁子; 戸田有一 (担当:分担執筆範囲:Relationships among university students/faculty and cyberbullying in Japan)Routledge 2018年08月
  • 絶対役立つ教育相談 : 学校現場の今に向き合う
    水野, 治久; 本田, 真大; 串崎, 真志; 藤田, 哲也 (担当:分担執筆範囲:第9章「いじめー適切な実態把握と予防・対応に向けて」)ミネルヴァ書房 2017年10月 ISBN: 9784623081097 v, 191p
  • 学校におけるいじめ:国際的に見たその特徴と取組への戦略
    ピーター・K・スミス(著; 森田洋司; 山下一夫; 葛西真紀子; 金綱知征 (担当:共訳範囲:全章監訳)学事出版 2016年08月
  • School Bullying in Different Cultures - Eastern and Western Perspectives
    金綱 知征 (担当:分担執筆範囲:Chap.8 "Comparisons between English bullying and Japanese ijime"; Chap.14 "Linguistic issues in studying bullying-related phenomena: data from a revised cartoon task"; Chap.16 " Action against ijime and net-ijime in Japan")Cambridge University Press 2016年04月
  • キーワードブック特別支援教育ーインクルーシブ教育時代の障害児教育
    玉村公二彦; 清水貞夫; 黒田学; 向井啓二編 (担当:分担執筆範囲:第72項「いじめと障害」)かもがわ出版 2015年04月
  • ネット・セーフティースマホ・ネットトラブルから子どもを守る対応法ー
    ニッキー・ジャイアント; 金綱知征; 森由美子 (担当:監修範囲:)かもがわ出版 2015年01月
  • El Acoso Escolar y Su Prevencion - Perspectivas internacionales
    LIN, S.F; KANETSUNA TOMOYUKI; LEE, S.H (担当:分担執筆範囲:Chap 7. School bullying in Hong Kong, Japan, and South Korea)Biblioteca Nueva. 2013年12月
  • 乳幼児期の自閉症スペクトラム障害ー診断・アセスメント・療育~
    カタルツィナ・ハヴァースカ; アミ・クリン; フレッド・R・フォークマー (担当:共訳範囲:第8章「治療への自然主義的行動アプローチ」)かもがわ出版 2010年09月

講演・口頭発表等

  • 児童生徒のネット媒介問題への関与実態と学校の予防・対応実態とのマッチングに向けて  [通常講演]
    金綱知征; 家島明彦; 戸田有一
    日本教育心理学会第64回総会 2022年08月 口頭発表(一般)
  • 「いじめ免疫プログラム」の評価指標の開発と評価実践
    金綱知征(企画・司会・話題提供); 西野泰代(企画・話題提供); 戸田有一(企画・話題提供); 鶴田利郎(指定討論); 羽鳥晋(指定討論)
    日本教育心理学会第63回総会 2021年08月 シンポジウム・ワークショップパネル(公募)
  • 高校生のインターネット利用に関する意識と実態-ルール作りの効果に関する検討-
    金綱知征; 家島明彦; 戸田有一
    日本教育心理学会第62回総会(発表論文集) 2020年 ポスター発表
  • 「いじめ免疫プログラム」の試行と評価方法論の模索-世田谷区での実践と検討-  [通常講演]
    戸田有一; 企画; 司会; 話題提供; 羽鳥晋; 話題; 三浦公平; 藤谷弥生; 板澤健一; 金綱知征; 話題提供; 指定討論; 西野泰代; 題提供; 指定討論; 三宅幹子
    日本教育心理学会第61回総会 2019年09月 シンポジウム・ワークショップパネル(公募)
  • いじめ問題を道徳教育から考える~傍観者を仲裁者に~  [通常講演]
    越智貢(コーディネーター; 竹田敏彦; 衛藤吉則(シンポジスト; 上村崇(シンポジスト; 金綱知征(シンポジスト; 荊木聡(シンポジスト
    日本道徳性発達実践学会 2019年08月 シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
  • Does the bully/victim ratio comparison help us clarify the seriousness of bullying in a class?  [通常講演]
    YASUYO NISHINO; Tomoyuki Kanetsuna; Yuichi Toda
    World Anti-Bullying Forum 2019 2019年06月 口頭発表(一般)
  • Cyberbullying and other related online problems - current situation in Japan  [通常講演]
    TOMOYUKI KANETSUNA; Yasuyo Nishino; Yuichi Toda
    World Anti-Bullying Forum 2019 2019年06月 ポスター発表
  • The trend of smartphone and the Internet usage among Japanese young adolescents, and its effects on their anonymity beliefs and moral disengagement  [通常講演]
    TOMOYUKI KANETSUNA; Akihiko Ieshima; Yuichi Toda
    European Association for Research on Adolescence 16th Biennial Conference, Ghent, Belgium 2018年09月 ポスター発表
  • 大学におけるネットいじめの様相と対策:大学におけるネットいじめの様相ー大学生の経験と認識ー  [通常講演]
    金綱 知征
    日本教育心理学会 第59回総会 2017年10月 シンポジウム・ワークショップパネル(公募)
  • Bullying in different cultures: Which class is the most urgent to be intervened? - bully / victim ratio comparison  [招待講演]
    YASUYO NISHINO; KANETSUNA TOMOYUKI; TODA YUICHI
    The 18th European Conference on Developmental Psychology 2017年08月 シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
  • Bullying in different cultures: Anonymity beliefs concerning the Internet and its effects on cyberbullying  [通常講演]
    KANETSUNA TOMOYUKI; IESHIMA AKIHIKO; TODA YUICHI
    The 18th European Conference on Developmental Psychology 2017年08月 シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
  • ネット問題研究は現場の問題低減に貢献し得るかー実践者の視点で研究を見定める:いじめ研究の立場からネットいじめとネット問題を考えるー匿名性と自己呈示に注目してー  [通常講演]
    金綱 知征
    日本教育心理学会 第58回総会 2016年10月 シンポジウム・ワークショップパネル(公募)
  • 学校現場の今日的問題を教育心理学的視点から考えるー認知行動療法の可能性ー  [招待講演]
    金綱 知征
    日本認知・行動療法学会 第42回大会 2016年10月 シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
  • いじめの日英比較研究  [招待講演]
    金綱 知征
    創造性と自己表現 その光と影ー教育・支援のありかたといじめ問題ー 2016年09月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
  • 欧州のいじめ予防・対応策と日本の学校への適用について  [招待講演]
    金綱 知征
    BP(いじめ防止支援)プロジェクト 平成28年度第1回徳島大会 2016年08月 シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
  • Does envy reinforce bullying?: Interaction with group level influences  [招待講演]
    KANETSUNA TOMOYUKI; SAWADA MASATO
    31st International Congress of Psychology 2016年08月 シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
  • Effects of anonymous beliefs of internet on the levels of caution for various online risk behaviour  [通常講演]
    金綱 知征
    31st International Congress of Psychology 2016年08月 シンポジウム・ワークショップパネル(公募)
  • 悪性妬みはいじめを助長するのか?ー妬みのタブタイプ理論に基づく検討ー  [通常講演]
    澤田匡人; 金綱 知征; 鈴木雅之
    日本感情心理学会 第24回大会 2016年06月 口頭発表(一般)
  • いじめを情動の視点で考える:いじめの集団化・炎上と情動  [招待講演]
    金綱 知征
    子どもみんなプロジェクト in 兵庫:子どもの問題の解決に向けてー教育と医学・脳科学との連携ー 2016年02月 シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
  • ネットいじめとその予防・対応について考える  [招待講演]
    金綱 知征
    大阪府立茨田高等学校教職員いじめ防止研修会 2016年01月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
  • イギリスの大学でPh.Dを取得するということー10年間の留学生活を振り返ってー  [招待講演]
    金綱 知征
    平成27年連合学校教育学研究科学生研究発表会 2015年12月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
  • 「いじめ」をなくすために今できることー実態を知り、予防策を考えようー  [招待講演]
    金綱 知征
    いじめストップ四万十子どもサミット 2015年11月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
  • Cognitive and behavioural characteristics of junior-high school students in their involvement of cyberbullying  [通常講演]
    KANETSUNA TOMOYUKI; SAWADA MASATO
    17th European Conference on Developmental Psychology 2015年09月 口頭発表(一般)
  • ネットいじめ被害に関する意識と実態ー被害リスク認知・被害不安・被害予防意識の性差と学校差の検討ー  [通常講演]
    金綱 知征
    日本教育心理学会 第57回総会 2015年08月 ポスター発表
  • 学校におけるいじめーその特徴と予防のための戦略ー:いじめ減少への取り組みとこれからのいじめ研究の課題と展望  [招待講演]
    金綱 知征
    鳴門生徒指導学会 第52回大会 生徒指導支援センター開設記念鼎談 2015年08月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
  • ネットいじめと匿名性信念:ネットいじめに関する心理的諸要因と匿名性信念との関連  [通常講演]
    金綱 知征; 足達昇; 山崎澄夫
    日本教育心理学会 第56回総会 2014年11月 シンポジウム・ワークショップパネル(公募)
  • 過去の否定的経験と大学・大学院専攻志望動機との関連についての研究 (3)-2  [通常講演]
    金綱 知征; 谷口麻起子
    日本教育心理学会 第56回総会 2014年11月 ポスター発表
  • ネットいじめー被害リスク認知、被害不安と匿名性信念ー  [通常講演]
    金綱 知征
    多様ないじめを考える国際フォーラムーネットいじめ、社会的少数者へのいじめを中心にー 2014年10月 シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
  • How envy of the victim of bullying is associated with the Schadenfreude of witnesses  [通常講演]
    SAWADA MASATO; KANETSUNA TOMOYUKI; TODA YUICHI
    14th Biennial Conference of the European Association for Research on Adolescence 2014年09月 口頭発表(一般)
  • The relationships between risk perception, fear of victimization and coping potential in cyberbullying  [通常講演]
    KANETSUNA TOMOYUKI; SAWADA MASATO; TODA YUICHI
    14th Biennial Conference of the European Association for Research on Adolescence 2014年09月 口頭発表(一般)
  • General perception and understanding for the nature of different forms of cyberbullying among adolescents  [通常講演]
    KANETSUNA TOMOYUKI
    International Society for Research on Aggression XXIst World Meeting 2014年07月 ポスター発表
  • いじめと文化:いじめを通してみた日英子ども文化比較  [通常講演]
    金綱 知征
    日本感情心理学会 第22回年次学術大会 2014年05月 シンポジウム・ワークショップパネル(公募)
  • 関係性攻撃と心理社会的適応との関連(12): 多次元性関係性攻撃尺度 (大学生用)の妥当性の検討  [通常講演]
    藤原健志; 金綱 知征; 戸田有一; 中田千絵; 濱口佳和
    日本教育心理学会 第54回総会 2012年11月 ポスター発表
  • 過去の否定的経験と大学・大学院専攻志望動機との関連について(2)  [通常講演]
    金綱 知征; 谷口麻起子
    日本教育心理学会 第54回総会 2012年11月 ポスター発表
  • The evaluation of anti-bullying programs led by student committee  [通常講演]
    YUICHI TODA; KANETSUNA TOMOYUKI
    15th European Conference of Developmental Psychology 2011年08月 ポスター発表
  • ネットいじめへの対応と情報モラル教育  [通常講演]
    金綱 知征
    日本道徳性発達実践学会 第11回大会 2011年08月 口頭発表(一般)
  • 関係性攻撃と心理・社会的適応との関連性の検討:幼児期から成人期まで  [通常講演]
    濱口佳和; 桑原千明; 関口雄一; 梅津直子; 戸田雄一; 金綱 知征
    日本教育心理学会 第53回総会 2011年07月 シンポジウム・ワークショップパネル(公募)
  • 過去の否定的経験と大学・大学院専攻志望動機との関連についての研究  [通常講演]
    金綱 知征; 谷口麻起子
    日本教育心理学会 第53回総会 2011年07月 ポスター発表
  • いじめの実態と対応ー日英比較研究よりー  [通常講演]
    金綱 知征
    第27回道徳性発達研究会 2010年07月 口頭発表(一般)
  • 「日本」になじむ、いじめ予防プログラム (2)ー生徒、教師、大学生、研究者の連携ー:「いじめやめなサイン」と啓発DVD作成  [通常講演]
    戸田有一; 金綱 知征
    日本教育心理学会 第51回総会 2009年09月 シンポジウム・ワークショップパネル(公募)
  • いじめを通して見た日・英子ども文化比較  [通常講演]
    金綱知征
    日本子ども虐待防止学会 第12回学術集会 2006年12月 シンポジウム・ワークショップパネル(公募)
  • Cross-national study of children's understanding of school bullying in England and ijime in Japan: A cross-national perspectives  [招待講演]
    KANETSUNA TOMOYUKI
    学校におけるいじめの仲裁と予防のための国際シンポジウム(韓国教育省・ソウル国立大学共済) 2005年12月 シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
  • Cross-national Comparison of 'Bullying' and Related terms: Western and Eastern Perspectives  [通常講演]
    SMITH, P.K; KANETSUNA, T; KOO, H.J
    International Society for Research on Aggression. XVI World Meeting 2004年09月 シンポジウム・ワークショップパネル(公募)
  • Cross-national study of children's understanding of school bulling in England and ijime in Japan; Nature and Concept  [通常講演]
    KANETSUNA TOMOYUKI
    International Society for the Study of Behavioral Development. 18th Biennial Meeting 2004年07月 シンポジウム・ワークショップパネル(公募)
  • Cross-national study of children's understanding of school bullying in England and Japan  [通常講演]
    KANETSUNA TOMOYUKI
    Society for Research in Child Development Biennial Meeting 2003年04月 シンポジウム・ワークショップパネル(公募)

MISC

  • 児童生徒のネット媒介問題への関与実態と学校の予防・対応実態とのマッチングに向けて
    金綱知征; 家島明彦; 戸田有一 日本教育心理学会総会発表論文集(Web) 64th 2022年
  • 高校生のインターネット利用に関する意識と実態-ルール作りの効果に関する検討-
    金綱知征; 家島明彦; 戸田有一 日本教育心理学会総会発表論文集 62nd 2020年
  • 教育機関におけるインターネット問題への取り組みー高知県「『ネット問題』を子どもと大人で考える県民フォーラム」実行委員会の活動よりー
    金綱 知征 チャイルドヘルス (20) 56 -58 2017年06月 [招待有り]
  • 食べ物を想起するだけで利他的行動が減少する
    岡村靖人; 金綱 知征 甲子園大学紀要 (44) 57 -60 2017年03月
  • くすぐったさの感覚が異性との会話時の距離に及ぼす影響
    岡村靖人; 金綱 知征 甲子園大学紀要 (44) 61 -63 2017年03月
  • 市民公開講座「もの忘れと上手につき合うコツ」の概要ー日常生活のメタ記憶と受診意思決定との関連性ー
    上野大介; 金敷大之; 金綱 知征 甲子園大学紀要 (44) 69 -72 2017年03月
  • The emotion in bullying : Focusing on the roles of envy and its related concepts
    Masato Sawada; Tomoyuki Kanetsuna; Peter K. Smith; Richard Smith INTERNATIONAL JOURNAL OF PSYCHOLOGY 51 524 -524 2016年07月
  • 学校におけるいじめと暴力--欧米と東アジアの見方 ([日本発達心理学会]2008年国際ワークショップ・公開講演会報告)
    Smith Peter K.; 金綱 知征 発達研究 23 275 -286 2009年

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 教師のいじめ認知・対応支援のためのモニタリング・アプリの開発と評価
    日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    研究期間 : 2021年04月 -2025年03月 
    代表者 : 戸田 有一; 金綱 知征; 西野 泰代; 鶴田 利郎
     
    本研究は、学校において教師が行ういじめ認知・対応をより確かにするため、教師のいじめ認知・対応における個人差にかかわらずいじめの深刻度をモニタリングできる、定期的な調査や通報アプリなどと連動するモニタリングアプリを開発することを主な目的としている。 研究1では、適時・最少の質問への教師などの回答動向をふまえ、管理職等に警告を伝える、教師のいじめ深刻度認知支援のためのモニタリングアプリを開発する。初年度は、奈良県内での「いじめモニタリングシステム」(教師視点)の第一段階の試行を経て、第二段階へのステップとすることができた。具体的には、奈良県いじめ対策連絡協議会のバックアップを得てシステムを設計し、奈良県立教育研究所の支援のもと、五條市のある小学校で試行した。12月に小学校で説明会を行い、1月にその学校用の「気付きの共有のためのフォーム」「見守りの記録のためのフォーム」を作成し、使用を開始していただいた。 研究2は、教師のいじめ認知・対応の「温度差」に関する国際比較研究を行うものである。まず、様々な国際学会などにオンライン参加することによって、いじめ対策研究の最新の動向をおさえ、文献研究を通して今後の展開を構想した。さらに、国内で研究者と実践者の知見を交流する「いじめ対策における教師の役割と志」と題した連続セミナーを3つの科研グループの共催で行った。2022年1月には『いじめの傍観者研究の国際比較:いじめの構造解明に向けて』『ネット活用を含むいじめ対策に関する教員の認識と日常の取り組みについて』、同2月には、『「火事のメタファー」を用いた「いじめ」理解:ことばの分析を通した実践の試み』『小・中・高等学校における「教員間いじめ」に関する調査報告:教員社会は子どもたちよりも「いじめ」が多いのか?』というテーマで、質の高い発表と議論を行った。
  • 生徒のインターネット上の問題行動実態と学校の対応方針とのマッチングモデルの検証
    日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    研究期間 : 2019年04月 -2023年03月 
    代表者 : 金綱 知征; 家島 明彦; 戸田 有一
     
    令和元年度・2年度に引き続き、高等学校生徒300名(1学年7学級)を対象に、令和元年度に作成した質問紙を用いた継続調査を行い、生徒のインターネット(以下、ネット)利用の実態について過年度調査から変化がないことを確認した。 特にネット上でのトラブル回避に向けた取り組みの一つとして広く実践されている家庭内ルール作りの実態とその影響を調査・分析した結果、約半数が家庭内ルールを実践しており、内9割がルールを遵守していた。特に多く挙げられた「フィルタリング機能の使用」について、その効果を検証したところ、「迷惑メールの受信」や「架空請求被害」については、利用者と非利用者との間に有意な違いは認められなかったが、不適切サイトへの意図しない接続被害については、被害経験数に有意な差が認められた。家庭内ルール実践には一定の有効性が認められるものの、学校を中心とした外部からの適切な利用と被害防止に向けた指導・支援も合わせて必要であることが確認された。調査対象校の教職員向けの校内研修会を実施し、生徒のネット上でのトラブルや被害の防止に向けた今後の取組について検討する機会も設けた。 コロナ禍にあって対面形式の研修会の実施が制限されたことから、「いじめ対策における教師の役割と志」と題したオンライン連続セミナーを企画し、3つの研究グループの共催で実施した。2022年1月に『いじめの傍観者研究の国際比較:いじめの構造解明に向けて』『ネット活用を含むいじめ対策に関する教員の認識と日常の取り組みについて』、同2月に、『「火事のメタファー」を用いた「いじめ」理解:ことばの分析を通した実践の試み』『小・中・高等学校における「教員間いじめ」に関する調査報告:教員社会は子どもたちよりも「いじめ」が多いのか?』というテーマで、いじめ・ネットいじめに関する教師の役割について研究者と実践者とが活発に知見交流した。
  • いじめやネット上の諸問題に対処する多様な実践の総合的比較評価手法の開発
    日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    研究期間 : 2018年04月 -2021年03月 
    代表者 : 戸田 有一; 竹内 和雄; 三宅 幹子; 金綱 知征; 西野 泰代
     
    平成30年度は、「いじめ免疫プログラム」および「スマホサミット」の学校や学級での個性的な実践について実践支援を行うなかで、評価のあり方を根本的に検討した。 1.「いじめ免疫プログラム」については、世田谷区教育委員会との協働で、試行実践を3つの小学校で行い、特に、低学年での実践に関しては新たな評価方法を模索した。その際、実践評価のための「いじめ免疫尺度」に関しては、世田谷区の夏季研修の機会に項目の検討を行い、さらに共同研究者との検討を経て原案を作成した。本尺度を用いての調査実施に関して、大阪教育大学の研究倫理審査委員会において承認された。平成30年度の試行実践と実践評価に関しては、2019年9月に日本大学文理学部(世田谷区)で行われる日本教育心理学会の自主シンポジウムでの発表を申請した。残った課題としては、「いじめ免疫プログラム」の3つのセッション(「見つける」「止める」「フォローする」)のうち、フォローすることで仕返しを予防するためのセッションに関しては、検討を重ねたものの、試行実践につなげることができなかった。 2.「スマホサミット」に関しては、「OKAYAMAスマートフォンサミット2018」にて、小中高校生自身がスマホにどう関わるか議論し、対策するのを大学生が補助した。終了後の波及効果(grassroots activity)について、参加各校における拡がりを期待した。共同研究者2名が岡山スマホサミットを支援し、3名の研究者が中学校3校で参加生徒の学びに関して教員からの聴き取り調査を行った。その結果を、今後の調査に反映させる。 以上のように、世田谷区や岡山県での実践展開に貢献したという点で十分な意義はあったが、実践の完成、その評価手法や項目の確立には至っておらず、引き続き、改善が求められる。 論文等の執筆に関しては、予定通りに進めることができた。
  • インターネット上における仮名や匿名の自己呈示とネットでの問題行動との関連
    日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    研究期間 : 2016年04月 -2020年03月 
    代表者 : 金綱 知征; 家島 明彦; 戸田 有一
     
    平成28・29年度に実施した①携帯電話/スマートフォンの一般的な利用実態、匿名性の程度が異なると思われる4つのネット上の問題行動場面における②匿名性の水準に関する認識、③上記4場面における道徳不活性化の程度の3点についての継続調査、及び上記①~③の相互関連性について検証した。具体的には、上記①の結果から調査対象者をSNSの利用頻度の高い「SNS群」、オンライメディアの利用頻度の高い「メディア群」、両方高い「両高群」、両方低い「両低群」の4群に分け、ネットへの依存傾向、匿名性に関する信念、ネット上の被害に対する不安、道徳不活性化、及びネットいじめ被害及び加害への関与の程度について検証した。 平成30年度は、中学生60名(1中学校)及び高校生770名(2高等学校)の計830名を対象に無記名自記式質問紙を用いた調査を実施。但し、先述のネット・スマホの利用傾向ごとの各種要因に係る分析については、平成28・29年度に収集した有効回答データ(中学生1,227名、高校生1,223名、計2,450名)を分析に用いた。 ネット依存傾向、匿名性信念、ネットいじめ被害・加害関与経験のいずれについても、SNSとメディアの両方の利用が高い「両高群」は他の群よりも高い値を示していた。一方、被害不安については、両低群が最も高い値を示していた。これらの結果から、ネット利用の際のコンテンツの違いによる影響は少なく、内容に問わずネット利用の時間や頻度が高いものは、相対的に高いリスクに晒されていることが示唆された。 今後、平成30年度収集データを加えて、各問題場面における匿名性の水準に対する認識、道徳不活性化の水準、ネットいじめ被害・加害関与経験など各要因間の関連性についてさらに詳細な分析を予定している。
  • 小中学生のネットいじめ加担と被害者に対するシャーデンフロイデの関連性
    日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    研究期間 : 2014年04月 -2018年03月 
    代表者 : 沢田 匡人; 金綱 知征; 一言 英文; 稲垣 勉; 鈴木 雅之
     
    今や世界中で、いじめの問題は看過できない状況となっている。本研究は、いじめの被害者に向けられた感情、特にシャーデンフロイデと妬みがいじめ関与(強化を含む)に果たす役割に着目し、シャーデンフロイデ及びそれに纏る感情とネットいじめとの関連性を明らかにすることにあった。種々の調査を通じて、主にネットいじめ関与とシャーデンフロデの関係を検討した。また、妬みやすさを測定する尺度や、いじめへの選好を測定するための潜在連合テストを開発した。さらに、文化─感情混合モデルを提案し,相互協調性、権力格差、人並み志向などの文化的文脈が、妬みの感情の秘匿などを介して、学校のいじめを見えにくくする過程を想定した。
  • ネットいじめの生起と対応に関する心理的諸要因の解明
    日本学術振興会:科学研究費助成事業 若手研究(B)
    研究期間 : 2013年04月 -2016年03月 
    代表者 : 金綱 知征
     
    本研究の目的は、①ネットいじめの様相に関する基本的認識、②被害に対するリスク認知、③被害に対する不安、④匿名性信念、そして⑤被害予防意識の5つの心理的要因の相互関連性を検証し、ネットいじめ被害・加害の予防と対応に役立つ知見を得ることであった。携帯電話の普及率が95%以上という青年期後期の若者を対象に無記名自記式の質問紙調査を実施した結果、ネットいじめの様相について従来型いじめと同様の理解をしていることが示された。またリスク認知、被害不安はともに過去にネットいじめ被害経験をもつ者は有意に高く、高いリスク認知と被害不安は低い匿名性信念と合わさることで、高い予防意識へとつながることが示された。
  • 関係性攻撃と心理社会的適応との関連についての生涯発達心理学的研究
    日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(B)
    研究期間 : 2010年04月 -2014年03月 
    代表者 : 濱口 佳和; 石隈 利紀; 櫻井 茂男; 大川 一郎; 岡田 昌毅; 湯川 進太郎; 渡邊 弥生; 戸田 有一; 渡部 玲二郎; 松尾 直博; 森 丈弓; 金綱 知征; 河端 良人
     
    本研究では8の研究で小,中,高,大,就労者の全ての年齢段階で,関係性攻撃加害傾向を行動の型ごとに測定可能な多次元性の尺度を作成し,①その信頼性・妥当性の検討と性差の検討,②ストレス反応などとの心理社会的不適応との関連,③パーソナリティ要因との関連の検討などを行った.従来,欧米では小学生を対象として,一次元的に行動を測定する研究が多かったが,大学生・社会人も含めて,関係性攻撃が多次元的に測定できること,関係性攻撃加害傾向のある人は心理的ストレスを経験しやすく,関係性攻撃は人格障害傾向と関連があることが明らかにされた.大人の場合でも,被害者だけでなく加害者自身にとっても有害性が確認された.

委員歴

  • 2022年03月 - 現在   高松市いじめ問題調査委員会委員
  • 2018年04月 - 現在   高松市児童生徒問題行動対策連絡会   委員
  • 2018年04月 - 現在   香川県いじめ問題対策連絡協議会   委員
  • 2011年04月 - 現在   日本道徳性発達実践学会   理事
  • 2016年11月 - 2018年01月   加古川市いじめ問題対策委員会   委員
  • 2007年12月 - 2009年12月   日本発達心理学会   企画委員会委員
  • 2006年04月 - 2007年03月   OECDいじめ国際ネットワーク   国内委員会委員

その他のリンク

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