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片岡元子 (カタオカ モトコ)

        
    教育学部 学校教育教員養成課程 
  • 教授
Last Updated :2025/04/24

研究者情報

学位

  • 修士(教育学)(香川大学)

J-Global ID

研究キーワード

  • 幼児教育学   Early Childhood Education   

研究分野

  • 人文・社会 / 教育学

経歴

  • 2019年04月 - 現在  香川大学教育学部教授
  • 2022年04月 - 2023年03月  香川短期大学非常勤講師
  • 2013年04月 - 2019年03月  香川大学教育学部准教授
  • 2015年04月 - 2016年03月  新見公立短期大学非常勤講師
  • 2010年04月 - 2011年03月  香川大学育実践総合センター客員教授

学歴

  •         - 2008年   香川大学
  •         - 1985年   香川大学

所属学協会

  • 日本保育学会   日本小児保健協会   日本乳幼児教育学会   

研究活動情報

論文

  • Hiroo Matsumoto; Hiromi Nishiu; Mina Taniguchi; Motoko Kataoka; Gota Matsui
    Early Years 1 - 17 2021年12月
  • 保育者の行動変容を促す「探究型研修」の検討 : 研修をデザインする側の視点から (特集論文 保育の場における現職教育のあり方について)
    片岡 元子; 松井 剛太; 松本 博雄; 髙橋 千代
    保育学研究 58 2 381 - 392 日本保育学会 2020年12月 [査読有り]
  • 遊びの質を高める保育アセスメントモデルの検討 : 「子ども向けクラスだより」の取り組みから (日本保育学会70周年記念号) -- (70周年記念号論文 保育をいかに「評価」するか : 子どもの豊かな生活や遊びを保障するために)
    松本 博雄; 西宇 宏美; 谷口 美奈; 片岡 元子; 松井 剛太
    保育学研究 56 1 91 - 102 日本保育学会 2018年08月 [査読有り]

書籍

  • 幼児期の運動遊びと子どもの育ち
    山神 眞一; 片岡 元子他 (担当:編者(編著者)範囲:)美巧社 2019年01月
  • つながる・つなげる障害児保育
    保育出版社 2015年
  • 子どもの心によりそう保育内容総論
    福村出版 2014年 ISBN: 9784571116056

講演・口頭発表等

  • 探究型ミドルリーダー研修の実施とその評価  [通常講演]
    日本保育学会第76回大会 2023年05月
  • 自治体における探究型研修の実施とその評価Ⅱ  [通常講演]
    日本保育学会第75回大会 2022年05月 ポスター発表
  • 「保育について語ろうデー」への参加は保育者の行動変容につながるか  [通常講演]
    日本保育学会第74回大会 2021年05月 ポスター発表
  • 「保育を語ろうデー」における参加者と主催者の気付き  [通常講演]
    日本保育学会第73回大会 2020年05月 ポスター発表
  • 自治体における探究型研修の実施とその評価  [通常講演]
    日本保育学会第72回大会 2019年05月 ポスター発表
  • 自治体における就学前教育・保育に係る研修の充実に関する研究Ⅱ-探究型研修モデルの開発と検証-  [通常講演]
    日本保育学会第71回大会 2018年05月 ポスター発表
  • 自治体における就学前教育・保育に係る研修の充実に関する研究-認定こども園移行時の諸課題の分析とそれに対応した職員研修  [通常講演]
    日本保育学会第70回大会 2017年 ポスター発表
  • 自治体における就学前の教育・保育に係る研修制度の立ち上げプロセスの検討  [通常講演]
    日本保育学会第69回大会 2016年 ポスター発表
  • 若手保育者の専門性を高める園内研修  [通常講演]
    日本保育学会第68回大会 2015年

MISC

  • 「保育について語ろうデー」への参加が保育者にもたらすもの
    片岡 元子; 松井 剛太; 松本 博雄; 吉川 暢子; 桑原 育子 香川大学教育実践総合研究 = Bulletin of educational research and teacher development of Kagawa University (42) 49 -60 2021年03月
  • 認定こども園移行時における自治体の研修の果たす役割 : 園長の語りを通して
    片岡 元子; 松本 博雄; 松井 剛太; 高橋 千代 香川大学教育実践総合研究 = Bulletin of educational research and teacher development of Kagawa University (36) 21 -32 2018年03月
  • 保育所の子育て支援におけるポートフォリオの活用 : 保護者の記述内容の分析を中心に
    松井 剛太; 片岡 元子; 水津 幸恵 幼年教育研究年報 40 23 -31 2018年
  • 自治体における幼児教育・保育に係る研修制度の立ち上げプロセスの検討Ⅱ指導主事の役割
    片岡 元子 香川大学教育実践総合研究 = Bulletin of educational research and teacher development of Kagawa University (34) 29 -39 2017年03月
  • 自治体における幼児教育・保育に係る研修制度の立ち上げプロセスの検討Ⅰ大学との連携による実施の概要と評価
    片岡 元子; 松井 剛太; 松本 博雄; 高橋 千代 香川大学教育実践総合研究 = Bulletin of educational research and teacher development of Kagawa University (34) 17 -27 2017年03月
  • 大学生の結婚・妊娠・出産・育児に関する意識調査
    松井剛太; 片岡元子; 水津幸恵; 澤宣英; 山野邊亜希 香川大学教育実践総合研究 (第31号) 131-144 2015年09月
  • 遊びの質の向上をめざした交換日記型記録と対話の試み : 集団遊びの展開過程に着目して
    松井 剛太; 松本 博雄; 片岡 元子 香川大学教育実践総合研究 = Bulletin of educational research and teacher development of Kagawa University (31) 13 -24 2015年09月
  • 幼小連携の取り組みに関する一考察 : 小学校教師の長期研修に着目して
    片岡 元子 香川大学教育実践総合研究 (30) 65 -78 2015年
  • 保育者の「葛藤」とメンタリングに関する研究
    片岡 元子 香川大学教育実践総合研究 (28) 137 -150 2014年03月
  • 幼児教育支援員派遣事業を通して香川県の幼稚園教育の充実について考える : 香川県教育委員会と香川大学教育学部との連携
    片岡 元子; 松本 博雄; 松井 剛太 香川大学教育実践総合研究 0 (24) 97 -109 2012年03月
  • 子どもともの・こととの関係づくりに着目した幼稚園教育実践の構想と実践視点 : 香川大学教育学部附属幼稚園の実践研究 (その2)
    片岡 元子; 山地 早依子; 佐藤 美芽; 宮崎 晴代; 住野 好久 香川大学教育実践総合研究 1 (創刊号) 25 -40 2000年03月

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 「探求型研修」の実施とその評価-研究的実践者とミドルリーダーの育成を目指して-
    日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2021年04月 -2024年03月 
    代表者 : 片岡 元子
     
    まず、これまで参加者自らが園の課題解決のために主体的に取り組んでいく過程そのものを研修と捉える「探究型研修」の有効性を検討してきたM町において、「探究型研修」の実施・評価について再確認した。「探究型研修」を継続することによる成果と課題を明らかにするため、研修参加者と所属長へのアンケート調査を実施した。その結果、研修参加者としての自覚や園内の相談体制の整備など、研修文化が継承されていることが明らかになった。しかしながら、研修参加者自身が、研修の成果を自覚し、やりがいを感じることが難しくなっていることがわかり、一度構築した研修体制でも絶えず見直しを図っていくことや、研修参加者自身がより主体的に研修に参画していく工夫が求められることが示唆された。 一方、A県とB市において、それぞれの自治体の研修担当者とともに、現状のミドルリーダー研修会の課題や新しい試み(「探究型園外研修」の実施)について検討した。その中で、研修参加者には、他園の取り組みを知り、自園の研修を充実させていきたい思いがある反面、日々の業務に忙殺されるため、新しい取り組みに対する不安感や負担感が大きいことが分かった。そこで、先行するM町で得られた知見を生かし、より個別の状況に配慮したミドルリーダー研修会(2022年度)の計画の作成を行った。 さらにC幼稚園での園内研修において、保育環境をテーマにした「探究型園内研修」を試行した。その取り組みを通して、探究テーマの設定や研修の進め方等について検討していくとともに、園の職員へのアンケート調査を実施した。その結果、探究テーマの設定を工夫することにより保育者集団が互いの気付きや学びを面白がって聴こうとする構えを生むことが見出され、園内研修への取り組みが十分ではない園においても、負担なく実施しやすい方法であることが示唆された。
  • 多声的保育評価の開発:子どもと保護者の声を評価に導入する方法の提案
    日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2019年04月 -2023年03月 
    代表者 : 松井 剛太; 升川 琢也; 松本 博雄; 濱田 祥子; 上村 眞生; 水津 幸恵; 片岡 元子; 中西 さやか; 岡花 祈一郎; 大野 歩; 越中 康治; 佐藤 智恵
     
    本年度の研究では、下記の2点について進めた。 第1に、アクションリサーチの実施を通じて、子どもの声を聴く多声的保育評価における子どもの立ち位置と方法論を検討した。子どもの立ち位置については、権利主体者、探究者、創造者という3つを整理し、アセスメントの実施の過程で保育者と子どもとの関係性の意味や変化について検討した。また方法論に関しては、ドキュメンテーションやラーニングストーリーなどの記録物の分析、保育カンファレンスなどの対話の分析、行事などの活動の分析を進めた。 第2に、成果の公表と次年度の計画の整理である。アクションリサーチから明らかになった成果を論文や書籍で公表した。また、計画が前倒しになっていることから次年度のアクションリサーチと成果の公表に関する計画を再構成した。
  • 就学前施設における家族レジリエンスを高める子育て支援プログラムの開発と検証
    日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2016年04月 -2019年03月 
    代表者 : 松井 剛太; 松本 博雄; 片岡 元子; 常田 美穂
     
    本研究の目的は、就学前施設における家族レジリエンスを高める子育て支援プログラムの開発と検証である。保育所でポートフォリオを使用した実践を行った後、保護者を対象にアンケートを実施した。その結果、以下の2点が示唆された。第1に、多くの家族では母親がコメントを記述していたが、父親、きょうだい、祖父母も記述に加わった。母親がポートフォリオを読む際に、それに気づいた他の家族成員とのコミュニケーションが生じていると考えられた。第2に、家族が保育に対する理解を深めたことによって、保育者と家族の間に肯定的な子ども理解が共有された。ポートフォリオを使用した保護者連携が家族レジリエンスを高めることが示唆された。
  • 幼児期のリテラシー獲得を支える保育評価スケールの開発と検証
    日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2015年10月 -2018年03月 
    代表者 : 松本 博雄; 常田 美穂; 常田 美穂; 松井 剛太; 片岡 元子
     
    保育実践が幼児期から学童期のリテラシー(Literacy)発達に与える影響を検討するために、初期リテラシーに関わる保育実践の質評価スケールを開発することを目的とした。保育士・幼稚園教諭・小学校教諭のべ394名に対する調査結果から、リテラシー発達を支える指導観として、直接型・受動型・対話型の3因子が見いだされた。これらの指導観と、保育者側の属性との関係を分析した結果、指導観の形成に影響を与える要因として、経験年数やクラス担任か否か等の個人的な属性に加え、園ごとで保持されている共有された指導観の影響が示唆された。

委員歴

  • 2022年09月 - 現在   善通寺市   学校等の在り方検討委員会委員
  • 2022年07月 - 現在   高松市   幼保小の架け橋カリキュラム開発会議委員
  • 2022年06月 - 現在   三木町   子ども・子育て会議委員
  • 2014年02月 - 現在   香川県   子ども・子育て会議委員
  • 2021年07月 - 2023年07月   丸亀市   子ども・子育て会議委員
  • 2016年05月 - 2019年05月   丸亀市   教育委員

その他のリンク

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