ウィズコロナ時代に職場内コミュニケーションを促す環境の探求:音声情報の定量分析
日本学術振興会:科学研究費助成事業
研究期間 : 2023年04月 -2026年03月
代表者 : 佐々木 勝; 浅川 慎介; 山根 承子
本研究の目的は、新型コロナ感染症が終息した以降のニューノーマルの時代において、コロナ前とは違ったコミュニケーションの取り方が機能するような職場環境の要因を探ることであり、そのためにオフィス空間を創造するメーカーとの産学連携のもと、フィールド実験のアプローチから定量的に解明することである。具体的な問いは3つある。1つ目はWeb会議のような遠隔方法による人々のコミュニケーションを円滑にする職場環境の要因は何なのか、2つ目はマスク越しの対面式コミュニケーションを円滑にする職場環境の要因は何なのか、そして3つ目は職場環境が改善されることによって、労働生産性は向上するのかである。今年度は、挑戦的萌芽研究の後継研究として位置づけられている3番目の問いを重点に研究を実施した。途中経過であるが、これまでの研究をまとめて、他の研究者からコメントを求めた。今後は追加実験から収取したデータを含めた分析を行うことで頑健的な研究成果をまとめ、英語の論文に仕上げる予定である。その他に、1番目と2番目の問いに関して、実験参加者にプレ・サーベイを行った。今後、本格的に実験設計する際の参考にする予定である。